「誰一人取り残さない持続可能なまち」を目指して:本の感想
2011-11-21T02:16:15+09:00
hoshimasato
栃木県議会議員、ほしまさと(星雅人)のブログ。大田原を、那須野ヶ原を「誰一人取り残さない持続可能なまち」にするためのご意見募集中。→https://forms.gle/YNT9krbHtd1814LWA
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2011年8月に読んだ本
http://utsusemifo.exblog.jp/16214822/
2011-09-02T00:30:15+09:00
2011-11-21T02:16:15+09:00
2011-09-02T00:21:05+09:00
hoshimasato
本の感想
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:608ページ
ナイス数:37ナイス
挨拶絵本 (GOMI TARO WORK SHOP)
★★★★☆ 参加型絵本というか、「こういうときどうする?」と話しながら読める絵本ですね。相変わらず遊び心たっぷりで、楽しく読みました。けだらけのあいつは何者だよwラスト1ページの解説が笑えますw
読了日:08月10日 著者:五味 太郎質問絵本 (GOMI TARO WORK SHOP)
★★★★☆ これまた参加系。「質問・その1 ここに女の子が14人おりますが、さて、いちばんはやく 結婚しそうなのは どの子だと思います?そのわけは?」というような質問と絵による絵本。まずは指し示すだけ、年齢が上がっていくにつれ、ちゃんと説明できるようになるといい。「質問・その7」の毒が入っているカップは、いちばん左だと思うw「質問・その10」の「●先生ははやいことやめて、他の仕事をしたいと思っているのはどの先生?」という質問、笑いました。ラスト「質問・その15」の「これから起きる事件」は想像するだに怖いw
読了日:08月10日 著者:五味 太郎仔牛の春
★★★★☆ この絵本、昔からうちにあって、よく覚えている。図書館にあったので借りてきて読んだ。イメージ豊かな絵本。ふわーっとしていて、なんだかあったかい気持ちになる、優しい絵本。
読了日:08月10日 著者:五味 太郎自民党で選挙と議員をやりました (角川SSC新書)
★★★☆☆ 反面教師として頑張ろう。と思いながらも、活動の中で選挙のシステムに絡み取られそうな感覚もあり…志高く持って頑張ります。山内さんは、その後、あるべき政治の形を模索しつつ奮闘されているようです。僕も僕の道を進もう。
読了日:08月27日 著者:山内 和彦働かざるもの、飢えるべからず。
★★★★★ 労働観の転換はこれからの社会に必須。本当に小飼さんの言う通りの社会を描くかどうかは別にしても、社会認識として自説に組み込めるものが多いと感じた。
読了日:08月29日 著者:小飼 弾鬼ごっこのリアル
★★★★☆ 同意できない部分もあるが、とても興味深い遊び考でした。かくれんぼを「一旦社会から隔離された自己と他者を相互救済(社会復帰)そあうことをビルイトインさせた伝承遊び」と読むとは。参考文献をたどって他の論も読みたい。もっともっと遊びについてふかめていきたいな。
読了日:08月29日 著者:中井 孝章
読書メーター
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2011年7月に読んだ本
http://utsusemifo.exblog.jp/16089395/
2011-08-09T21:14:00+09:00
2011-08-09T21:06:04+09:00
2011-08-09T21:05:50+09:00
hoshimasato
本の感想
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:677ページ
ナイス数:34ナイス
正しい暮し方読本
★★★★★ すばらしすぎる!ページをやぶって家じゅうに貼っておきたい。「正しいケンカのしかた」「正しいしかられかた方」は学童にも貼っておきたい。「正しいねむりのあり方」はすべての大人に見てほしいなぁ。
読了日:07月08日 著者:五味 太郎五味太郎ポスター絵本
★★★★☆ 見ていると笑顔になっちゃう。「ときどき たかいところに のぼりましょう」「きをうやまえ」「もしも迷子になったら、まず大声でなきましょう。」「夜、おきているのは、わるいひとと、えらいひとだけです。」
読了日:07月08日 著者:五味 太郎新しい歴史教科書―市販本
うちの市でこの教科書を採用しているので読んでみた。普通に読んでいても気になる表現がところどころにある。「日本はすごい」っていいたいの?的な。「この歴史教科書が持っている思想で子どもたちが自国中心史観を強く植えつけられるとは思わないが、この教科書を使う理由はない」というのが僕の立場。この国がすごいからこの国を愛する、のではなく、この国に生まれ育ったからこの国を愛する、それじゃダメなんだろうか。
読了日:07月08日 著者:藤岡 信勝けっしてそうではありません
★★★★☆ 2月が特に好きだった。「ねこは 陽なたぼっこをするために 屋根にのぼったのでは けっしてありません。 ここにいると ああ 自分はねこだと 素直におもえるので ここにいるのです。」ところでなんでこれ、月ごとなんだろう。
読了日:07月11日 著者:五味 太郎高速道路はタダになる!―大人のための税金の絵本
★★★★☆ 「ふざけんなよ!」って思う事がたくさん書かれていました。だけども僕らは知らない、あるいは、忘れてしまう。偉い人たちは、「先送りにすれば、民衆は忘れるから」と本気で思ってるんだろうな。非常にライトで読みやすい本でした。安直な増税はもうやめましょう。税金は正しく賢く使いましょう。
読了日:07月31日 著者:山崎 養世,吉田 寛困ってるひと
★★★★★ 他人事な気がしない。大野更紗さんは僕と同い年、しかも小平に住んでいて、俺は小金井に住んでいた、大野さんとは全く違う環境・状況ではあるけれど僕も世界の遠くで起きている事柄に心を痛めていてそこから自分が置かれている環境に目が移ってきたひとりで、優等生っぽさとかも、本当に他人事な気がしない。僭越ながら、視点が自分と似ている。自分が彼女と同じ境遇に置かれていたら、きっと似たようなことを考えたと思う。それくらい、他人事な気がしない。「今日も、みんなが、絶賛生存中」というあとがきの言葉には震えがきた。
読了日:07月31日 著者:大野 更紗
読書メーター
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2011年6月に読んだ本
http://utsusemifo.exblog.jp/15867614/
2011-07-01T22:43:43+09:00
2011-07-01T22:36:08+09:00
2011-07-01T22:36:08+09:00
hoshimasato
本の感想
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:2040ページ
セックスメディア30年史欲望の革命児たち (ちくま新書)
★★★★☆ 自分がお世話になってきたセックスメディアがどのような政治的要因・経済的要因・技術的要因・文化的要因のなかで生まれ、繁栄し、衰退していったかをしれて非常に興味深かった。性に対する価値観て、その人の世界観にものすごい大きい影響を与えると思うんだけれど、これだけメディアが変わってきてるんだから、その世代の青年たちのメンタリティも大きく変わってきてるんだろうなぁ。いや、変わってきてると思う。実感として。
読了日:06月04日 著者:荻上 チキきみはしっている (ファミリーえほん 26)
★★★★☆ 図書館で借りたものを学童で読み聞かせ。メタ構造からの華麗な叙述トリック!子どももとても楽しめますが、ミステリずきの大人にも勧めたくなる絵本。五味さんってこんな本も書いていたのか。
読了日:06月04日 著者:五味 太郎だれがすんでいるのかな (五味太郎の絵本)
★★★★☆ 「へんなのがでかける。」で爆笑した。オチがあるでもなく、派手に笑わせようというのでも考えさせようというのでもなく、悪く言えば地味な絵本という気もするんだけれど、妙な説得力を持っていて、読了後の余韻を楽しめました。
読了日:06月04日 著者:五味 太郎みんながおしえてくれました
★★★★★ 図書館で借りてきて学童で読み聞かせ。これいい絵本。ネコがでてくる最初のところからいい。笑える。つっこみどころ満載(もちろんいい意味ですよ。子どもたちがつっこみをいれる。)終わりごろの文章や絵も好きだし、最後のページの女の子の満足げな顔もよい。
読了日:06月04日 著者:五味 太郎まだ、まにあうのなら―私の書いたいちばん長い手紙
★★★☆☆ こういう感覚でとらえて原発に対して向き合うことには強く共感する。でも感覚的すぎる本だと思ってしまう。「まだ、まにあうのなら」、もう原発なくす方に舵を切るのは当然だろうと思うんだが、そうならないのかもしれない雰囲気が怖い昨今。脱原発をめざしましょうよ。
読了日:06月05日 著者:甘蔗 珠恵子ぼちぼちいこか
おむかえが遅かった子に学童で読み聞かせ。しっぱいだらけ、それでも「ぼちぼちいこか」。こんなでいいんだとおもいますよ。子どもたちもね。何度読んでもこの本を関西弁にやくしたいまえよしともさんのすごさを感じずにはいられない。
読了日:06月06日 著者:マイク・セイラーてがみをください (ぽっぽライブラリ みるみる絵本)
★★★☆☆ 学童でおむかえが遅かった子に読み聞かせ。その子がカエルにひたすら「こいつバカだ」と突っ込みをいれていたせいで、僕もカエルがバカに見えてきてしまった。僕はこんなにものがなしげなカエルにあったことはない。
読了日:06月06日 著者:山下 明生青年よ故郷(ふるさと)に帰って市長になろう―地方から日本の変革を
知り合いにかりて、前大田原市長の千保さんの書いた部分だけ読んだ。「いつの時代も常に若者が新しい時代を切り開いてきた。」うん、本当にそう。「本音の政治、住民にとって分かりやすい政治、そして住民自らが市政の担い手であり主人公であると実感できる市政を目指」すと書いてあった。同感。この本が出てから17年後の今、僕も全く同じことを考えているという現状。
読了日:06月10日 著者:カスピアン王子のつのぶえ―ナルニア国ものがたり〈2〉 (岩波少年文庫)
★★★★☆ 昔読んだけどほとんど覚えていなかった。エドマンドがルーシーを信じるところや、ルーシーの「だから、そのかわりに、すてきなものがつまっているのよ」というセリフが好き。
読了日:06月12日 著者:C.S. ルイスセンス・オブ・ワンダー
★★★★★ レイチェルカーソンというと環境問題というイメージだったが、素晴らしい子ども観をお持ちの人なんだな!「寝る時間が遅くなるからとか、服がぬれて着替えをしなければならないからとか、じゅうたんをどろんこにするからといった理由で、ふつうの親たちが子どもから取り上げてしまう楽しみを、わたしたち家族はみなロジャーにゆるしていましたし、ともに分かち合っていました。」そんな親になりたい、そんな家庭を作りたい。
読了日:06月13日 著者:レイチェル・L. カーソンコんガらガっち どっちにすすむ?の本 (創作絵本シリーズ)
★★★☆☆ 学童に新しく入った本。学童の子と一緒に読んだのだけれど、3つめの、ページをいったりきたりするアイデアはとても素敵だとおもった!
読了日:06月13日 著者:ユーフラテスつみきのいえ
★★★★☆ 学童に新しく入った本。絵も素敵だし、水面下に潜ることが、自分の過去に潜っていくというつくりはうまいと思った。でも、狙いすぎじゃね?とも思ってしまった。感動よりも、感心の方が先に来てしまったかな。
読了日:06月14日 著者:平田 研也はらっぱのおはなし (ジョイ・ストリート)
★★★☆☆ はらっぱのむしたちの日常。バグズライフを思い出しました。2のオニグモじいさんの話は槇原のハングリースパイダーとにたテーマ?
読了日:06月17日 著者:松居 スーザンそして犬は走ってゆきます
★★★★☆ 犬が走っていく街中の、それぞれの日常や、それぞれの生活。しっかり言葉で魅せる絵本。「三角形はいいなと思いました」とさらりと一言。絵本の終わりの見開きの言葉も凄くいい。五味さんすげぇ。
読了日:06月17日 著者:五味 太郎絶対貧困
★★★★★ 世界の貧困層の生活について書いたルポルタージュ。すごいルポだ。「生きる」ということの意味を問い直させられるようだった。人間は、生きる。坦々と生きる。この一冊を読み進める中で「考え方の枠組み」や、「世界を見る視点」も教わった気がする。多くの人にオススメしたい本。
読了日:06月18日 著者:石井 光太子ども・若者の参画―R.ハートの問題提起に応えて
★★★★★ 「第4章まちづくりと参画」の中の「13 遊び空間への参画」は今後いろいろな活動をしていく上で抑えておきたい視点がたっぷり詰まっていた。子どもたちが、「自分たちの生活を自分たちの手でよりよいものにしていこう」と実感するための根っことなるのが遊び。それがなされる「遊び空間」を作る場に参画する経験は、今後の人生において、多くの事柄に対する参画へのモチベーションを生み出す気がする。この本もバイブルの一つだな。いつでも手に取れる場所に置いておきたい。
読了日:06月20日 著者:朝倉 景樹,石原 剛志,呉 宣児,新谷 周平,延藤 安弘1.21人に1人が当選! “20代、コネなし”が市議会議員になる方法
再読。タメになります。
読了日:06月22日 著者:佐藤大吾どうぶつサーカスだん
★★★☆☆ この本の一番のツボは「みんなは はらはら たこは にょろにょろ」でしたw絵の端々の遊び心に五味さんを感じる。
読了日:06月29日 著者:五味 太郎
読書メーター
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2011年5月に読んだ本
http://utsusemifo.exblog.jp/15686193/
2011-06-03T23:37:46+09:00
2011-06-03T23:30:45+09:00
2011-06-03T23:30:45+09:00
hoshimasato
本の感想
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1667ページ
若者殺しの時代 (講談社現代新書)
★★★★★ げらげら笑った。でも、うすらざむくなりながらだったな。「いや、その論理展開どうなのよ」って思うものもかなりあったけれど、それよりもあの人の文体をまねてくりだされる、わかりきったようなセリフがツボで。図星のところもあり…。俺がこの本で確認したのは「文化と消費は意図的に作られてきた」ということ。まあ、もうネットが出てきて新たなタームに入っている感じはする。うまく捕えて、利用して、ブレイクスルーする、という道だってあると思うんです。つきぬけろ!!
読了日:05月04日 著者:堀井 憲一郎神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)
★★★★☆ こんなときだから再読。『かえるくん、東京を救う』と『蜂蜜パイ』が好き。『かえるくん』は春樹の「わけのわからない事象と僕」の真骨頂みたいな作品。『蜂蜜パイ』は震えた。ぞわーってなった。これ名短編でしょう。再生の物語。
読了日:05月04日 著者:村上 春樹冒険遊び場がやってきた!―羽根木プレーパークの記録
★★★★★ 1987年に初版が出されている本だが、プレーパークの思想が詰まっている。6章の「プレーリーダーと子どもたち」のプレーリーダーの役割をまとめたもの、「防波堤」「代弁者」「相談相手」「しゃべる立看板」というのがとても面白いと思った。学童にも応用できるな!そしてプレーパークはいつか絶対大田原につくる!!
読了日:05月11日 著者:最新選挙立候補マニュアル―選挙参謀はいりません
★★★☆☆ 参考程度に。僕が求めている実務的なマニュアルではなかった。
読了日:05月11日 著者:三浦 博史日本人のしつけは衰退したか (講談社現代新書 (1448))
★★★★★ 歴史を通じて現代の「教育する家族」の姿をあぶりだす。歴史をみていくことって大事なんだなぁ。6章「しつけはどこへ」の、Good Old Daysへの視点が好き。「現状を憂えるあまり過去をいたずらに美化することはやめて、きちんと歴史的な変化をふまえた議論をすることが必要である。」うん、本当にそう思う。そしてあとがきの教育観に共感。
読了日:05月11日 著者:広田 照幸脱「子ども貧困」への処方箋
★★★★★ 知っていたデータではあるけれど、「所得再配分後に貧困率が上がる」ってどういうことだよ。憤りを覚える。全然子どものこと考えていない。変えたい。こんな世の中は何としても変えたい。僕はこの本を何度も何度も見返すことになる気がする。
読了日:05月16日 著者:浅井 春夫きみならどうする―LDのためのソーシャルスキル
★★★☆☆ 上野一彦さん、学芸大の先生ですね。俺授業受けたっけかなぁ…。1991年、まだLDという言葉が全然認知されていなかった頃の本です。上野さん、ずっと最前線で頑張っているんですね。今は似た本で、もっといい本がありそう。
読了日:05月16日 著者:ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり〈1〉 (岩波少年文庫)
★★★★☆ 幼いころに影響を受けたファンタジーの一冊。かなーりひさしぶりに読んだんだけれど、やっぱり面白い。夢がある。聖書を下敷きにしているような箇所、この歳になるととても強く感じられる。この写真、俺が持っている本と表紙が違うなぁ。
読了日:05月18日 著者:C.S.ルイス注意読本
★★★★★ 日常生活の色々なところにある危険に注意を促す本(笑)。皮肉がたっぷり込められた本です。子どもよりも大人向け?「大人に注意 とりあえず この世の中は 大人のペースですすんでいますので それなりに注意していましょう」だれかこの本botにしてくれないかなぁ…。「注意」という言葉にも色々な用法を使っていて面白い。
読了日:05月24日 著者:五味 太郎
読書メーター
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2011年4月に読んだ本
http://utsusemifo.exblog.jp/15489160/
2011-05-09T01:41:16+09:00
2011-05-09T01:34:53+09:00
2011-05-09T01:34:53+09:00
hoshimasato
本の感想
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1389ページ
マラソンは毎日走っても完走できない―「ゆっくり」「速く」「長く」で目指す42.195キロ (角川SSC新書)
★★★☆☆ 以前マラソンを走った時、いかにマラソン向きでない練習をしていたかがわかった。完走はできたけれどもね。ランニングする際に参考になることが多かった。
読了日:04月03日 著者:小出 義雄国境の南、太陽の西 (講談社文庫)
★★★★★ この本はもう10回近く読んでる気がするな。何度読んでも終わりの方のイズミの描写でぞくっとする。あらすじだけを説明すると昼ドラ。だけどこんなにのめりこんでしまうのは、さすが春樹。自分勝手な僕にはお似合いの本だ。「僕は究極的には悪をなし得る人間である」
読了日:04月04日 著者:村上 春樹生活保護VSワーキングプア (PHP新書)
★★★★☆ 水際作戦の被害者は・・・子ども、若者。「ここにもか!」、という感じだな。生活保護は、入りやすく出やすい仕組みにしなくてはいけない、という事に強く同意。生活保護を利用すること自体がいけないわけではない。特に先の長い若者には、生活を立て直すために効率よくつかわれるべき。色々知れたんだけれども、ただ、この本を読んでも持論が変わる人は少ない気がしてしまった。ケアワーカーさんの話を読んで、「ベーシックインカムの方がいい」という思いを強くした。
読了日:04月04日 著者:大山 典宏「気づき」の物語
★☆☆☆☆ 仕事を辞める際に前の職場の同期からもらった本。さっぱりだった…。俺啓発されなさすぎ!!
読了日:04月15日 著者:ケン・ロバーツ続 子どもへのまなざし
★★★★☆ 最近の自分の保育を反省しました。もっと子どもに「えこひいき」してあげなきゃ!!そして、もっと自分の中での「子どもへのまなざし」を、育てたいと思った。グッドオールドデイズを懐かしんでいるようにも感じられる部分はあるけれど、僕らの世代はそういう上の世代の思いも汲んで、受け止めて、新しい世界をつくっていかなきゃな。
読了日:04月25日 著者:佐々木 正美
読書メーター
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2011年3月に読んだ本
http://utsusemifo.exblog.jp/15207544/
2011-04-07T21:29:25+09:00
2011-04-07T21:23:47+09:00
2011-04-07T21:23:47+09:00
hoshimasato
本の感想
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:863ページ
子どもへのまなざし
★★★★★ 再読。ずーっと前に読んだけど、たまにぱらぱらめくっていた。子どもと向き合う上で、大切なことがたくさん詰まっている。段階を飛ばして発達できないことや、欲求を満たしてあげることで自立した人間に育っていく、ということは、しっかり押さえておくべきだ。Good Old Daysを懐かしむ雰囲気もなくはないけれども、若者はそんなのお年寄りの気持ちも汲んで、新たな子育てを考えていかなくてはいけないのだろうな。
読了日:03月02日 著者:佐々木 正美おおきくなったら
★★★☆☆ 大きくなったら変わる生き物や植物に出会いながら、主人公のアリが大きくなってもアリだということに気づく物語かと思って読んでいたんだけれども、象の優しさに出会っておしまい。こういう絵本に出会うたびに、いかに自分が物語のコードの中で生きているのかを実感するわ…。子どもにとっての世界って、結構こういう感じかも。周りの変化を疑問に思ったり、さらりと流していたり。日々当たり前に訪れる小さな苦難と、そういったものから護ってくれる周囲の大人の優しさ。そういったものの中で子どもたちは育っていっているんだろう。
読了日:03月03日 著者:ふくだ としお,ふくだ あきこなんだかうれしくなってきた
★★★★★ 読んでるこっちも「なんだかうれしくなってきた」!いい絵本だな。10ページあたりから、トイストーリーを思わせるような展開に。大人らしくない突っ込みをするなら、あいつらがカバンに入るチャンスあった?トンボ以外は、伏線は張られてないよね。家にいたのとは別の生き物たちだと考えることもできなくはないけれど、子どもって小さい変化とかとらえられるからそれもないだろうし。例えば、カバンに蛇のしっぽらしきものをちらっと出しておくとか、そういうのが欲しかったかな。好きな絵本です。
読了日:03月03日 著者:五味 太郎ぼくのすきなおじさん (童心社の絵本)
★★★★☆ 展開がすごすぎるwこの絵本、大人が作っているとは思えない。ぶっ飛び方が、こどものそれに似ている。さすがは長新太さん。
読了日:03月03日 著者:長 新太若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書)
再読。前に読んだの2年前か。あまり現状変わってないな。こういったことをどうにかしよう、という勢力は出てきている気はするが。僕の側の変化と言えば、前に読んだときと違って、少子化と労働と子育て、若者の問題と子どもたちの問題をリンクさせて考えるようになってきた。
読了日:03月09日 著者:城 繁幸ひとりぼっちのさいしゅうれっしゃ
★★★★☆ 雰囲気がとても良い絵本だった。全体的に絵が黄色っぽくて、電車の中っぽさがすごく出てて、それが暖かい感じがした。電車って、いろんな出会いや人とのつながりがある場所だったよなぁ。
読了日:03月09日 著者:いわむら かずお子どもたちの放課後を救え!
★★★☆☆ ページの多くを、アメリカの放課後改革と放課後NPOアフタースクールに裂いている。放課後NPOアフタースクールがプログラム提供するNPOの話なので、放課後を総合的にとらえる、という内容ではなく、社会企業家の話になってしまっている気がする。個人的には、プログラム型のものだけが増えて行くと、結局窮屈になっちゃうんじゃない?って思ってしまうので、こういったものはこういったものであったらいいと思うけれども、それと同時に子どもたちの自由な時間が担保されないといけないと思っている。
読了日:03月21日 著者:川上 敬二郎
読書メーター
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2011年2月に読んだ本
http://utsusemifo.exblog.jp/15145566/
2011-03-31T19:51:40+09:00
2011-03-31T19:46:14+09:00
2011-03-31T19:46:14+09:00
hoshimasato
本の感想
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1377ページ
子どもの最貧国・日本 (光文社新書)
★★★★☆ 一番驚いたのは政府の介入前より介入後の方が子どもの貧困率が上がっていること。子どもたちの貧困問題に対する声や目を社会の中で育てていかなくては。今の子どもにしっかりした支援をしておけば、後になって大きなコストがかからずに済む。その通りだと思った。
読了日:02月02日 著者:山野良一希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書)
★★★★★ いや、面白かった。結論は納得できるもんではなかったけれど。まあ、「自分探し」はあきらめていただいて構いませんが。自分が苦しんでいたり、目の前の人が苦しんでいる様を見たりしたら、行動に移すしかないんだって。承認なんかじゃ足りないんだって。もうちょっと時代が進めば「諦めて」では済まないことがわかってくると思う。という俺は「それにもかかわらずあきらめられない人」なのかな。本田さんの「解説、というか反論」のラストに、スピッツの「恋する凡人」が引用されてたのには笑った。
読了日:02月08日 著者:古市 憲寿,本田 由紀悪人(上) (朝日文庫)
映画を先に見ると、その絵が浮かんでしまう法則にのっとり、妻夫木や、深津絵里や、満島ひかりが動いていました。映画もよかったけれど、小説はそれ以上に良い!田舎の描き方がなんとも言えない。
読了日:02月17日 著者:吉田 修一悪人(下) (朝日文庫)
★★★★★ 文学のテーマの一つに「悪」を描くということがあると思っているんだけれど、明確にそれに取り組んだ作品なのではないかと思った。誰かが何かいわゆる「悪いこと」をしてしまうシーンの時、その人が感じている描写がとてもうまい。本が今手もとにないのでうろ覚えだけど「首を締めなければ、真実が絞め殺されてしまいそうな気がして怖かった」とかね。「八日目の蝉」もそうだったけれども、こういう作品が流行ることは僕は肯定的にとらえたい。映画もよかったです。
読了日:02月19日 著者:吉田 修一図説 教育の論点
★★★★☆ 第一線で活躍する若手(?)教育研究者たちによって書かれた本。教育を語るならこれくらいは前提にして語りたいよね、というデータがたくさん納められています。答えを出す本ではなく、「教育の論点」を提示している本。良書。
読了日:02月25日 著者:
読書メーター
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2011年1月に読んだ本
http://utsusemifo.exblog.jp/14850719/
2011-02-02T21:45:22+09:00
2011-02-02T21:41:15+09:00
2011-02-02T21:41:15+09:00
hoshimasato
本の感想
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:1512ページ
君が地球を守る必要はありません (14歳の世渡り術)
★★★★★ 一般的に流布されている環境問題に対するアンチテーゼ。中学生に読んでほしい、という点において高く評価する。僕にとっても新しい知見が多かった。僕らの世代も教育の中で『環境問題』についてたくさん刷り込まれてきた。白とみなされたものは手放しで、グレーゾーンについては触れない、という形になってしまう教育の問題とセットになっている気がする。
読了日:01月04日 著者:武田 邦彦ダメ情報の見分けかた―メディアと幸福につきあうために (生活人新書 334)
★★★★★ きわめて良書。メディアリテラシーを学ぶのに最適。高校生大学生は是非読んでほしい。チキさん、僕らがデマの拡散に加担しているわけですよね。飯田さんの情報をふるう技術は、『ダメな議論』とかぶる内容だが役に立つ方策。自覚しなくちゃ。チャーリーが書いているところはちょっと難しかったけれども、ちょうどサンデル教授の講義録画したものを見いてタイムリーだったのでスッと入ってきた。
読了日:01月04日 著者:荻上 チキ,飯田 泰之,鈴木 謙介子育てハッピーアドバイス
★★★★★ 大きめの文字、イラスト、マンガを交え、すごくわかりやすい。望ましい接し方のモデルが伝わりにくい今、こういう本が果たす役割って大きいと思う。子育て中の人はぜひ。僕も学童に生かします。
読了日:01月05日 著者:明橋 大二子育てハッピーアドバイス 2
★★★★★ 1とかぶる内容の部分もあるが、やっぱり売れるだけのことはあるな。ナラティブの力ってすごいな。身体化する。前の巻を読んでから、学童でもより意識するようになったもん。
読了日:01月08日 著者:明橋 大二少女七竈と七人の可愛そうな大人
★★★☆☆ 「夜は短し歩けよ乙女」となんかかぶるなーと思った。しゃべり方のせいかな?あれと同様にあまり入り込めなかった。でもなんか新しい感じあるし、どこがというわけでもなく、漠然と面白いなぁ、とは思った。
読了日:01月09日 著者:桜庭 一樹子育てハッピーアドバイス3
★★★★★ この巻は社会につながるものとして子育てを語るものが今まで以上に入ってきている。こういう語り口好きなので、この巻が俺は今までで一番好きだな。
読了日:01月10日 著者:明橋 大二日本の学童ほいく 2011年 01月号 [雑誌]
立命館大学の高垣忠一朗先生の記事がとてもよかった。増山先生の講座は養老統合ケアのお話。真田さんは全国連協の目指すところがわかりやすく書いてあった。知り合いの指導員さんの記事も2つ載ってた。
読了日:01月16日 著者:日本の学童ほいく 2010年 12月号 [雑誌]
特集は『指導員のチームワーク』、もっともっと良くしていかねば。増山先生の講座は、メディアと生活リズムの話。メディアとはうまく付き合うように、そうですね。メディアよりも楽しい場所やつながりを地域に作れなければ、子どもは家から出てこないと思っているので、頑張ります。
読了日:01月17日 著者:いのち、学び、そして9条
★★★☆☆ 1の「子どもたちの思い」がよかった。こういうの読む機会あんまりないから。「自分たちの生活を自分たちの手で変えていこう」という子どもたちを支えてあげられるようにしたいです。何よりそれが世界をいい方向に動かすことにつながると僕は信じています。
読了日:01月20日 著者:佐藤 学,小森 陽一,田中 孝彦,教育子育て九条の会ボクたちに殺されるいのち (14歳の世渡り術)
★★★★★ コレも中学生に読んでほしいな。ペットの命の問題もそうだが、食とも結びつけて考えているところがとてもよかった。今住んでいる場所の遠く離れていない場所にもペットを捨てる人が多い場所があるようで・・・。
読了日:01月23日 著者:小林 照幸
読書メーター
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2010年12月に読んだ本
http://utsusemifo.exblog.jp/14716525/
2011-01-08T16:50:40+09:00
2011-01-08T16:47:07+09:00
2011-01-08T16:47:07+09:00
hoshimasato
本の感想
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:2390ページ
神さまってなに? (14歳の世渡り術)
★★★☆☆ 「森達也がこういうテーマで書いたらこうなるんだろうな」を裏切らない、期待以上でもなく以下でもない本だった。こういう本が「フラットな立ち位置」でありえることが、日本の宗教観を表していると思う。やっぱり14歳が読むために作られている気はしない。
読了日:12月04日 著者:森 達也生きる歓び (新潮文庫)
★★★★☆ エッセイのような小説二編。保坂和志の文体、やっぱり好きだな。田中小実昌さんの本も読んでみたくなった。死というものがお話を生産してしまう、という話と、真面目さの方向やあり方がわかっていないのは不真面目ともいえる、という話と、あとがきにある小説の書き出しの話が好きだったな。
読了日:12月04日 著者:保坂 和志モニタールーム
★☆☆☆☆ 中学生が山田悠介を読んでいると聞いて図書館で適当に借りてみた。アイデア一発勝負。それ以上ではない。閉鎖空間にいる人間たちを描けているとはとても思えない、雑すぎる。最後に違う作品で出てきたんだろう固有名詞を出して「こういうつながりがあるんですよ」っていう雰囲気とかうんざりしてしまったよ・・・。リアル鬼ごっこにも憤慨したけれど、これも・・・。相当な評判になる作品が出ない限り、もう山田悠介は読まないだろうな。中学の時なら赤川次郎を読むのと似た感覚で読めたのかも。
読了日:12月08日 著者:山田 悠介おじさんあそびましょ
★★★★☆ めっちゃ笑ったwほのぼのした海。見開きの右のページにアザラシとおじさんがいろんなことをする小島がある海があり、左にはカモメが飛んでいるだけの淡々とした海がある、という構図が絶妙。オチもいいなぁ。小学校低学年の頃、地域をうろうろしていたどういう人かもよく知らない外国人のおじさんと遊んだことを思い出した。
読了日:12月09日 著者:長 新太新装版 もじゃもじゃしたもの なーに? (講談社の創作絵本)
★★★★☆ 文字が一つもない絵本。でも「もじゃもじゃしたものなーに? 」といってページをめくった時に子どもがする反応をいろいろ想像してしまって、とても楽しい気分になった。
読了日:12月09日 著者:長 新太ネコの目で見守る子育て―学力・体力テスト日本一!福井県の教育のヒミツ
★★☆☆☆ 感覚的。日本一の理由を後付けしていないか・・・との思ってしまった。仮がこの本で書かれていることが理由だとしても、世の中の流れでどんどん変わってしまうことが多い。それに抗う形で”教育を守る”のかなぁ。うちの地域でも同じようなことしている、と思うことも多かった。どこでもやっていることなのか、意図的にどこからか持ってきたものなのか不明。
読了日:12月11日 著者:太田 あや日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社プラスアルファ新書)
★★★★★ 目からうろこ。何かを議論する際に、もっとも大切なのは、足元ですね。つまり、議論の前提となる知識や感覚。これで結論はどうにでもなる。なので「自給率が極端に低い」「食糧危機が起こるかも」「貧しい農家」などのイメージで農業や食料を語ってしまうことは、フラットな議論を阻害し現実とずれた結論に落ち着く結果になるのでは?バター利権、豚肉の差額関税、細かい部分でもいろいろ驚くことがありました。
読了日:12月12日 著者:浅川 芳裕八日目の蝉
★★★★★ 例えばひとつの事件があった時、テレビや新聞が語れない領域に踏み込むのが文学。2部の構成はそのことを強く意識させられる作りになっていたように感じる。「どうして私だったの?」という問いに答えながら生きていく被害者家族(1部で希和子に共感的になっているので、被害者家族という印象は薄れる)が、事件をどう受け止めて生きているのか、というところが興味深かった。でも正直いちばんぐっときたのは恵里菜が岸本と別れることを決めてからの1人語りの部分でした・・・全然この本の肝の部分ではないと思うんだけれど。
読了日:12月15日 著者:角田 光代拝金
★★☆☆☆ この本だけでは面白くないだろな。ある程度ホリエモンの動きとかに興味持っていないと・・・。小説の形にした意味が見えない。ノンフィクションにしちゃえばいいのに。
読了日:12月22日 著者:堀江 貴文幸せを届けるボランティア、不幸を招くボランティア (14歳の世渡り術)
★★★★★ この本はちゃんと14歳に向けて書かれている気がした。田中氏の関わった著作はいくつか読んでいるが、この本はとてもわかりやすいし、中学生が生活の中で抱えるであろう違和感に言及していると思う。ボランティアに行く前に、言っている人に、是非。
読了日:12月22日 著者:田中 優いま、国語にできること
★★★★☆ 1部で子どもが現在おかれている状況、学校の状況などを語り、2部で教育、国語、国語教育などについて語っている。頷きながら読む部分が多かった。でも「生きる力を育む」と題された3章で失速、という印象。タイトルの『「生きる力」を考える』はどうなんだろう、あまりそこに深く突っ込めていない気がしてしまった。
読了日:12月24日 著者:森島 久雄忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス
★★★★☆ こうしなきゃ、こうしなきゃ、と思うより、こう出来たらいいよね~という穏やかなビジョンを描くという上ではとてもいい本なんではないでしょうか。堅くなく、マンガを交えてで、とても読みやすい。今の子育て世代に届く本だと思います。ハッピーアドバイスシリーズは他の本も読んでみたい。
読了日:12月27日 著者:明橋 大二スノーマン (児童図書館・絵本の部屋)
★★★★☆ 楽しさと切なさが両方。まぁ、雪だもんね。冬読みたくなる。
読了日:12月28日 著者:レイモンド ブリッグスにっぽん地図絵本
★★★☆☆ 日本地図を楽しく解説してくれるような絵本。でもなんというか突っ込みどころ満載です。地元をぜひ見てみて。「これだけ?」ってところが多くて面白いから。
読了日:12月30日 著者:とだ こうしろうぼうしおばけは おばけじゃない (えほんのもり)
★★★☆☆ 語義矛盾残しているタイトル?wぼうしのちからで宇宙にかえるという発想、普通出てこないなぁ。いろんな帽子があって見てるだけで楽しい。
読了日:12月30日 著者:今井 弓子
読書メーター
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2010年11月に読んだ本
http://utsusemifo.exblog.jp/14525200/
2010-12-04T12:01:07+09:00
2010-12-04T11:58:25+09:00
2010-12-04T11:58:25+09:00
hoshimasato
本の感想
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:1821ページ
おがわのおとをきいていました (学研おはなし絵本)
★★★★☆ ザ・ズズキコージワールド。ただ小川を飛び越えるだけのお話なんだけれど、はなめんちゃんにとっては大冒険。川を飛び越えるときの「きもちを あごの あたりに あつめて・・・・」ってよくわかる。「はなめんちゃん」って名前はどこの国の名前?
読了日:11月06日 著者:スズキ コージそこまで言うか!
★★★★☆ 3人ともそれぞれとても人間臭い人たちなんだけれど、メディアの上ではもう色が付けられちゃってて、そういう人間臭さを脱臭されちゃってるんだよね。俺はデキビジもその後の謝罪文も放送直後にネットで見てたので、ズレもわかったし、そのずれに対してちゃんとお互い分かって話せるあたりがひろゆき&勝間の力量だと思った。こういう風にリベラルに、いろんな価値観について語ってくれる人たちがいると、自分の価値観も相対化できる。それって重要。三人の中ではひろゆきの泥臭さが好き。
読了日:11月08日 著者:勝間 和代,堀江 貴文,西村 博之きんぎょのかいすいよく
★★★☆☆ どーくとくな絵の絵本。昔の絵本はこんな感じだった・・・なんてことはないよね?どうとらえたらいいのか、つまづきながら読んだ感じになりました。おにぎりを食べる「パクポク」などの擬音語が面白かった。
読了日:11月11日 著者:高部 晴市カモメがくれた三かくのうみ
★★★★☆ すごい。とにかくうまい。計算されつくしている感じがする。風がないのにブランコが片方揺れている、という展開とか、惹きつけられる。三角の海も重ねられているし。最後のほうでも、「ブランコもワタルといっしょにクィークィーとカモメのこえでわらっていました」とかうますぎんだろ!!拍手したくなる。
読了日:11月11日 著者:やました はるお「議員力」のススメ
★★★★☆ ある議員さんに勧められて。あーなるほど、議員にはこういうことが求められているのか、ということがわかりました。議員と市民は一緒に成長しなきゃならないのでしょうね。すんなり入ってきた。ただ4章は半分くらいしか分からなかった気がします・・・。
読了日:11月12日 著者:廣瀬 克哉1.21人に1人が当選! “20代、コネなし”が市議会議員になる方法
★★★★☆ 書いてあることが、僕が聞いて回った中で得た情報と似ていた。とてもフラットで、変な熱量が込められていない感じが好感もてました。僕らの世代向けに書かれた本がこんなタイミングで発行されたってのも面白い。やるならそろそろ覚悟を決めなくてはな。ところで、こういう本って、どれくらい売れんだろう・・・。
読了日:11月17日 著者:佐藤大吾子どもたちの近代―学校教育と家庭教育 (歴史文化ライブラリー)
★★★★★ 江戸から明治・大正あたりまで、子どもたちがどのような存在としてあり、どのように教育されてきたかを書いた本。家名・家業・家産が「いえ」として存在し、後継ぎを育てるために父親が教育をした時代から、国家の富強のために学制敷かれ、「教育する母」が生まれ、学校教育を補完する形での家庭教育が生まれ、子どもが「授かるもの」から「作るもの」になり・・・。とても興味深く読ませていただきました。今を照射するために歴史を知ることは必要。歴史が苦手な僕ですが、最近、歴史に向きあわなくちゃいけない気がしてます。
読了日:11月17日 著者:小山 静子14歳からの仕事道 (よりみちパン!セ)
★★★☆☆ とっても普通な意見、と思ったのは僕だけでしょうか。それなりの大人が14歳に話したらみんなこんなんなるんじゃ?あと、これは正直中学生に響く本ではないと思うなぁ。この本で「ウィークタイズ」って言葉を初めて知った。「うすいけれども広くてゆるやかな信頼でつながった人間関係」、俺持ってる気がする。そしてそれにとても支えられてる気がする。
読了日:11月19日 著者:玄田 有史差別をしよう!(14歳の世渡り術)
★★★★☆ ホーキング氏の体験とそれによって得た見地になるほどと思わされた。「健常者と同じ」ことが「平等」であることだ、ってのも聞いたことある話だけれど、体験がおもろい。スポーツの部分とかね。うんうん、ってうなづきながら読む感じにはなるんだが、?の部分も。他人と比較したり、差別したりする機会が大人によって奪われてしまうことと、今の若い人が自信を持ちづらくなっていることとを因果関係で結びつけているのはどうなんだろ。あと、「差別をしよう!」というタイトルは煽りだと思う。
読了日:11月25日 著者:ホーキング青山この気持ちいったい何語だったらつうじるの? (よりみちパン!セ)
★★☆☆☆ よりみちパン!セだったので読んだのだけれど、あまり好きでなかったかな。きっと著者さんは心がキレイな人なんだろう。タイトルで想像した内容と全然違った。もっと「言葉そのもの」に踏み込んでほしい。エスペラント語って、欠陥があるとか聞いたことがあるけれど、どうなんだろう。エスペラント語の発想ってすごいよなぁ。ちょっと話してみたい。
読了日:11月27日 著者:小林 エリカこんなことってあるかしら? (おはなし広場)
★★★★☆ 変なの。この「変」のバリエーションは出そうとして出せるもんじゃないよな。「四角い月」の部分の、「ほんのすこしのネコだけが、ちゃんとしっているのです」ってフレーズをここにいれられるのって、すごい。さすが長新太。
読了日:11月28日 著者:長 新太折り紙でたくさんの笑顔を (ヒューマンノンフィクション)
★★★☆☆ 盲目の折り紙大使だなんて。想像だにしなかった。「モーイイカイ」「マーダダヨ」でやりとりをして折り紙を作っていくんだなぁ。なんかとても暖かな光景だ。インドネシアに行ったときに小さい子にパタパタづるを折ってあげたらとても喜んでくれて、おりがみっていいな、って思ったのを思い出した。さっそくハローフォックス作ってみました。
読了日:11月30日 著者:よくわかる子ども・子育て新システム―どうなる保育所・幼稚園・学童保育 (かもがわブックレット)
★★★★★ 現行制度のままで、「問題だ」と言われている問題には対処できる、ただ国はお金をかけてそれを整える気がない、ということがよくわかりました。そしてより新システムが怖くなりました。各論どうとかではなく、児童福祉である保育と学校教育の一部である幼児教育をなくして、全部サービス業にしちゃおう、ってこと。世界の流れに逆行してるぞ。これマズイって。ぜったい。
読了日:11月30日 著者:中山 徹
読書メーター
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2010年10月に読んだ本
http://utsusemifo.exblog.jp/14353789/
2010-11-06T02:17:00+09:00
2010-11-06T02:15:46+09:00
2010-11-06T02:15:20+09:00
hoshimasato
本の感想
読んだ本の数:13冊
読んだページ数:1372ページ
多様な「性」がわかる本―性同一性障害・ゲイ・レズビアン
★★★★★ 大学の時にセクシャルマイノリティ関係の本はちょこちょこ読んだけれども、当事者の手記って呼んだことなかった気がするなぁ。こういうところから入ると、たいそう分かりやすい気がした。何人かがパートナーに巡り合ってやっと自分を肯定出来た、みたいな話をしていたけれど、俺も自分の性を肯定できないという思春期を過ごして不安定になっていた時期があって、それはパートナーの出会いで解消されてきた部分も大きい。いろんな人がいる、そのいろんな人が肯定される社会になったらいいなぁ、と心から思います。
読了日:10月03日 著者:伊藤 悟,虎井 まさ衛搾取される若者たち ―バイク便ライダーは見た! (集英社新書)
★★★★★ 大学時代にいろんなバイトをして、それぞれの場所で感じていた疑問を一つの形にしてくれたような話。どこにでも似たような構図はあるんです。システムもそうだが、労働者の中から生まれてくる問題も多いんだよね・・・。俺もグッ○ウィルなどの派遣のことなら、当時本書けたかも知れないwケアワーカーの研究をしているようなことが書いてあったけど、形にはなったのだろうか。
読了日:10月11日 著者:阿部 真大わたしのいもうと (新編・絵本平和のために)
★★☆☆☆ 暗くて重い。こういう話をしなくちゃならない、ということも分からなくはないけれど、はてさて、僕はどういう風にこの本を提示したらよいのかがいまいちわからないんですよ。
読了日:10月14日 著者:松谷 みよ子落語絵本 じゅげむ (落語絵本 (4))
★★★☆☆ じゅげむの話って本当に面白いよなぁ・・・。全部言えます。小さい頃母親が紙に書いて見える場所に置いてあった。絵本だと入りやすくてよいかも。
読了日:10月14日 著者:川端 誠もりのえほん
★★★★★ 文字はなく、いろんな様相の森の絵が淡々と続く。半分くらいまで来たところで、初めてどうぶつが隠れていることに気づく。で、さかのぼって色々発見。後半はゲームブックとしての楽しんだわけだけれど、ウォーリーやミッケのように、「何かを探す」という目標が初めから与えられていないところが何よりよい。どう楽しんでもいい。これは学童に置きたい本です。
読了日:10月14日 著者:安野 光雅きこりとおおかみ (こどものとも傑作集)
★★★★☆ きこりとおくさんのどちらを食べようか迷っているおおかみとか、そのおおかみを撃退するときにおくさんがスープをかけるんだけれど、もったいないからたっぷりはかけないところとか、そういった、絵本特有のとぼけた表現が好き。笑った。
読了日:10月14日 著者:山口 智子おばけリンゴ (世界傑作絵本シリーズ―ドイツの絵本)
★★★★☆ この本も全体的にとぼけたところがあって好き。全然リンゴがならなくて悲しんで、そのあとやっとできたおおきなリンゴを頑張って町まで持っていって、売れないでとぼとぼ帰ってくる。そして出てくるりゅうwなぜにwさいごのお願いがいい。「ちいさな りんごで いいのです」といいながら、「ふたつ」と言っているところが、とても子どもの感性にマッチする気がした。
読了日:10月14日 著者:ヤーノシュ憲法を変えて戦争へ行こう という世の中にしないための18人の発言 (岩波ブックレット657)
★★★☆☆ 非常に感覚的なお話。こういう人が改憲に反対していますよ、ってことを示すことが第一義、という感じの本。考え方自体は僕は賛成なんですけど。しっかり論として成り立っている発言はそんなにいっぱいはない気もしますわ・・・。
読了日:10月15日 著者:井筒 和幸,木村 裕一,黒柳 徹子,辛酸 なめ子,中村 哲,半藤 一利,松本 侑子,美輪 明宏,森永 卓郎,吉永 小百合視点をずらす思考術 (講談社現代新書 1930)
★★★☆☆ 森達也がいろんな雑誌に書いてきたことをまとめた本。森さんの他の著作を結構読んでいる身としては、他の著作で書いてきたことと枠は同じなので新しい見地はなかった。僕は森さん好きだし、どういうこと言ってきたかもしってるからそれなりに楽しめるしうなずけるけれど、初めて森さんの本を読む人には絶対向かないと思う。あと、タイトルはひどい。なんだよ思考術って。。。
読了日:10月18日 著者:森 達也働きすぎる若者たち―「自分探し」の果てに (生活人新書)
★★★★★ 俺が学童で感じていた問題のひとつ「若者と主婦」問題。職種は違えど同じ問題があることがはっきり見て取れた。こういったことをテーマにして若者がおかれている状況を語れるのって、やっぱり若い学者さんなんだろうなと思う。ケアワーカーの専門性談義の部分は、興味深く読ませてもらった。さて、これからどういう風にしていこうかなぁ。当事者としてしっかり声を上げていくしかないのかな。・・・一人で?「目の前の人のことを思うと・・・」という気持ちは、ケアワーカーさんも学童保育指導員もおんなじです。
読了日:10月21日 著者:阿部 真大吾輩は猫である (声にだすことばえほん)
★★★☆☆ 『ますだくん』の人だー!猫好きの子、かなりいるので、学童でうけそう。こんな入り方もありかと。てか漱石はすごいな。
読了日:10月24日 著者:夏目 漱石たった1%の賃下げが99%を幸せにする
★★★★☆ 非正規雇用の割合が5割、先が見えない若者は増えているのにそこが変わらないのは、「既得権を持ってる側が強いから」結局結論ここだろうなぁ。同じような構図は多いよね。年金とかもそう。破たんするって分かってるのに。いったん皆でひどい目見ないと新しくくみ上げることもできないなんて、悲しい。城さんが言ってることが政治的なプロセスを経て通るとも思えない。非正規雇用がマジョリティになったときにやっと変わるのかな・・・。ううむ。
読了日:10月24日 著者:城 繁幸ブックビジネス2.0 - ウェブ時代の新しい本の生態系
★★★★☆ ユーザー、消費者としての自分には、どう転んでもワクワクする未来が待っている、と感じた。大学で論文探しをしている時なんかは、ネットで論文見られたらどんなに素晴らしいことかと思っていた。グーグルスカラーであるていどは達成されているけれど・・・日本では国会図書館頑張れ!ってことになんのかな。
読了日:10月24日 著者:岡本 真,仲俣 暁生,津田大介,橋本大也,長尾真,野口祐子,渡辺智暁,金正勲
読書メーター
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2010年9月に読んだ本
http://utsusemifo.exblog.jp/14128570/
2010-10-02T02:24:55+09:00
2010-10-02T02:23:40+09:00
2010-10-02T02:23:40+09:00
hoshimasato
本の感想
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:1829ページ
すいせん月の四日 (宮沢賢治のおはなし)
★★★★★ この作品初めて読んだ!かなり好きだ!カリメラのことだけ考えている女の子、ステキ。雪婆んごが来る前の「東の遠くの海の方では、空のしかけをはずしたような、ちいさなカタッという音がきこえ、いつかまっしろなかがみにかわってしまったお日さまの面を、なにかちいさなものがどんどんよこぎって行くようです。」とかもステキ。酔える物語。
読了日:09月03日 著者:宮沢 賢治,堀川 理万子友だちをいじめる子どもの心がわかる本 (こころライブラリー イラスト版)
★★★★☆ 良書。イラストと簡単な言葉で、とにかく分かりやすく書いてある。いじめが発覚してからじゃ遅い、多くの大人が本書のような認識を持っていたらいじめも解決に向かうだろう。あとは子どもたちにいろんなしわ寄せが行っている世の中の状況を変えて、ストレスを減らしてあげること、昇華させてあげることが必要。。
読了日:09月06日 著者:悪の教典 上
★★★★☆ この本は「好きな作家の新作が出た」という前情報しかないまま読んだので、最初は蓮実を普通の人だと思っていた。要領よく立ちまわっているなぁ、と思っていたら・・・。合理的に動く、という点においては、僕らと大した差はない。ただ、共感する力がない、モラルがないので、合理的、の幅が圧倒的に増えるんだろうな…。
読了日:09月06日 著者:貴志 祐介悪の教典 下
★★★★☆ 一気読み。こんな展開になるのか!いやー前情報ないっていいなwバトルロワイアルを思い出した。すぐ映画化しそうな感じ。後半蓮実が連発する皮肉に苦笑。この作品自体が性善説によった学校というシステムにたいする皮肉のようなものだけれども。
読了日:09月07日 著者:貴志 祐介世代間格差ってなんだ (PHP新書 678)
★★★★☆ こういったことをしっかりとらえて伝えて、いろんな場で話し合っていくことは必要だろな。ただ、こういう本を出してもなかなか動員されないところに俺らの世代の政治に対する無関心等の問題がある。俺はもっと「子どもの参画」を声高に訴えてほしいな。自分の生活を自分達で変えていく、それができるんだ、という実感に乏しい現代っ子。でもその実感なしに政治に参加なんてしないっての。奪ってきたのは大人。「自分達の生活は、自分達の手で変えられるんだ、変えていくんだ」そういう実感を持たせてあげなきゃ。
読了日:09月13日 著者:高橋 亮平,小黒 一正,城 繁幸池上彰の政権交代がわかる!
★★☆☆☆ 政権交代について書いたものではなく、毎日小学生新聞の連載をまとめたらしい。「もともと小学生向けの解説ですから、小学校高学年なら十分理解できる内容になっています」と前書きにあったけど、小学生はほとんど理解できないと思った。まあ、僕の理解の定義が違うのかも・・・。「理解って何?」 まあ、「2009年前半、こんなことが世の中で問題になってたんですよ」って本だと割り切って読めばいいかも。
読了日:09月16日 著者:池上 彰図解 フィンランド・メソッド入門
★★★★★ 入門書としてとても良いと思った。とにかくわかりやすかった。ミクシ?攻撃はとてもよいですね。学童でも塾でもどこでも使える。ってか、「ミクシ?」なしに民主主義なんて成り立たない。俺は質問魔で、質問が多い、といわれることがあったけれど、あれって「ミクシ?」だったんだよ・・・と、今なら言えるかな。
読了日:09月16日 著者:北川 達夫,フィンランドメソッド普及会池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」
★★★☆☆ 読みやすかった。でも、「へえ!こんなことかかれてるのか!」とはならなかったな。「この本の中で書かれている資本論」に書いてあるような考え方って、もうある意味常識となっている部分があるような・・・それくらいマルクス主義経済学がある時代を席捲していたという事なんだろうか。
読了日:09月30日 著者:池上 彰つきよのかいじゅう
★★★★☆ 爆笑!怪獣の正体やいかに!10年もかいじゅうをまっているカメラマンに感服。いつまでまつんだろうね。
読了日:09月30日 著者:長 新太イマジン9―想像してごらん、戦争のない世界を。
★★★☆☆ 図書館で立ち読み。イマジンと9条を結びつけたのね。発想はおもろい。きっかけにどうぞ。
読了日:09月30日 著者:星川 淳,川崎 哲
読書メーター
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2010年8月に読んだ本
http://utsusemifo.exblog.jp/13901020/
2010-09-02T00:22:06+09:00
2010-09-02T00:21:33+09:00
2010-09-02T00:21:33+09:00
hoshimasato
本の感想
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:1227ページ
だれか、ふつうを教えてくれ! (よりみちパン!セ)
★★★★★ 毎回、「よりみちパン!セ」シリーズを読むたびに書いているが、いいシリーズだなぁ。障害のことだけに限らず、「ふつう」の枠組みの外の人と向き合うときの基本がしっかり書かれている気がした。僕は倉本さんが書いたような事を、学童で、子どもたち相手に実践しようとしています。なかなか難しいけどね。スポーツのルール変更(おもしろくなくなってしまう)についての悩みは、保留された感じ。次のステップでぶつかる悩みなんだろう。
読了日:08月01日 著者:倉本 智明告白
★★★★☆ 学校と家庭、しかこの子どもたちにはないんだね。先生にも、学校と家庭しかないんだね。あくまでエンタメとして楽しませてもらいました。
読了日:08月03日 著者:湊 かなえわたしのすきなやりかた
★★★★☆ これは、「ぼくのすきなやりかた」とセットで読むべきですね。おかあさんのやることの裏で男の子がしていることや、男の子の表情を見ながら読むのが面白い。
読了日:08月14日 著者:五味 太郎どんぐりと山ねこ (宮沢賢治のおはなし)
★★★★☆ なんともとぼけた、ほんわかしたお話。いろんな「どんぐりと山猫」を読んでいるが、これは絵も非常にとぼけていていい。「一升に足りなかったらメッキのどんぐりもまぜてこい」とかいってしまうやまねこの台詞が妙に生きている気がするさし絵だった。
読了日:08月15日 著者:宮沢 賢治注文の多い料理店 (宮沢賢治のおはなし)
★★★★★ 何度も読んでもこれ好きだな。何度も読んでいるはずなんだが、山猫と兵士ってあんなに長く話すんだっけか?とか思った。和田さんの絵の兵士が俺の中のイメージと違い過ぎたんだけれど、ちゃんとイギリスの兵士、って書いてあるんだよね。勝手に日本の兵士にしてました。
読了日:08月17日 著者:宮沢 賢治やまなし/いちょうの実 (宮沢賢治のおはなし)
★★★★★ ステキだ。詩だ。声に出して読みたいね。小学校6年の時に確か学校でやったイメージがある。当時、「クラムボンは何か?」という問いを立てて授業をやっていていろんな意見が出ていたけど、今なら「泡」って答えるな。野暮だけどね。
読了日:08月17日 著者:宮沢 賢治大どろぼうはハンバーグ大王 (大どろぼうシリーズ)
★★★☆☆ 学童に置いてあった本を適当に選んで読み聞かせ。泥棒がハンバーグ屋に。もともとのハンバーグ屋の僥倖といったらないね。子どもたちけらけら笑ってたよ。
読了日:08月19日 著者:山脇 恭ねえ おはなししてよ (えほん・おもしろランド)
★★★★☆ 五味さんの絵かわいいな。わにとうさぎという関係性が「因幡の白ウサギ」を思わせてちょっとドキドキしながら読んだ。前回もそうだったなw
読了日:08月19日 著者:五味 太郎「子どもの権利条約」から学校をみる (メッセージ21)
★★★★★ 『学ぶということはもう一つの世界をつくること、つまり、自分の権利を世界に刻み込むことだ。ないしは、テキストを介して、自分たちの生活コンテキストにかくされているいま一つのテキストを紡ぎだすことだ。』こういう言葉で表したことはなかったけれど、いつもこんな風なことを考えています。こういうのを読むと、ゆとり教育はやっぱりやり方の問題だったのでは、と思う。
読了日:08月27日 著者:竹内 常一,三上 満25歳の補習授業―学校で教わらなかったこれからいちばん大切なこと
★★★★☆ 俺もそう考えてんのよ。だから日々戦ってる。だけど相手となる規範は強固だから、辛くなってくる。そんな時にこういう本が必要になるのかも。元気もらいました。
読了日:08月29日 著者:池上 彰,糸井 重里,太田 光,姜尚 中,福岡 伸一,養老 孟司,渡邊 美樹雪わたり (宮沢賢治のおはなし)
★★★★☆ イラストがかわいい。53Pの太右衛門がやばいなw「かた雪かんこ、しみ雪しんこ」歌いたくなる。宮沢賢治の作品には、気持ちよく礼儀正しい登場人物がよくでてくるな。こういうところから、礼とか、義ってものを学べたりするんじゃないか。俺にはほとんどないが。
読了日:08月30日 著者:宮沢 賢治原口大臣、ツイッターは世の中を変えますか?
★★★☆☆ ツイッターは、人から肩書きやラベリングされたものをはずしてくれる。人を人をに戻してくれる。だから、とても人間が好きになれる。遠くにいる人を、強く人だと感じられるツールだと思う。原口大臣の使い方も好き。俺はツイッターは世の中を変えると思ってます。
読了日:08月30日 著者:原口 一博
読書メーター
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2010年7月に読んだ本
http://utsusemifo.exblog.jp/13759219/
2010-08-13T07:31:53+09:00
2010-08-13T07:31:48+09:00
2010-08-13T07:31:48+09:00
hoshimasato
本の感想
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:654ページ
民間委託で学童保育はどうなるの?―親たちによる“学童保育の質”をめぐる調査・研究・政策提言
★★★★★ やっぱり楽しくないとやってけないのよね、運動って。楽しいとどんどん仲間も集まって、その中で真剣な話もできる。とにかく、楽しくしていかなくっちゃだな。それにしてもすごいな小金井。大学にいた時に知りたかった。まあ、そんときはそんなに学童に興味なかったしね。
読了日:07月04日 著者:東京小金井の親たち密室から子どもを救済せよ―「母子カプセル」「学級カプセル」からのSOS
★★★★☆ 10年前の本か。全然状況変わってないどころか、むしろ悪化している部分も多い、子どもを取り巻く環境。世の中の動きの速さを考えると、学校の変わらなさってのは、ある意味すごいと思います。現場の人は頑張ってんのにね・・・。学校と、家庭、社会を見なければ学童のあるべき姿は見えてこない!まだまだ勉強が必要です。
読了日:07月23日 著者:尾木 直樹,三沢 直子ぼくはぞうだ
★★★★☆ メディア批判?「ねこよりちいさいぼくなんて いるわけがないんだ。ことりよりちいさいぼくなんて まったくいやになってしまう。」まあ、メディアに限らず、自分を誰かに「こういうもの」とラベリングされ枠に入れられることに対して「そうじゃないんだ!」と抗いたい気持ちと言うものはある。
読了日:07月28日 著者:五味 太郎だいじょうぶ だいじょうぶ (ちいさな絵童話りとる)
★★★★★ 何気なく読んだんだが、よかった!依存しながら自立に向かう、という学童期をしっかり書いている絵本。そして、それにたいする支援の姿勢も、本の中のおじいちゃんに学ぶことは多い。「だいじょうぶ」って、確かに俺もしょっちゅう学童で使っているけど、こんなふうに子どもたちがこの世界に出ていく時期のお手伝いが出来たらいいと思った。
読了日:07月28日 著者:いとう ひろしオオカミグーのはずかしいひみつ (絵本・こどものひろば)
★★☆☆☆ 序盤の「おまえのかあさん イ・タ・チー」に爆笑。なんだよそれwそしていたちとオオカミが似ていてあまり区別がつかない。みやにしさんの本には、やはりなぜかハマれない。作は「あらしのよるに」のきむらさんなのになぁ。
読了日:07月28日 著者:きむら ゆういちふしぎなキャンディーやさん (新しいえほん)
★★☆☆☆ うーん、何故かこの人の作品にはピンとこなくて・・・。でもなんとなく気になって、学童とかに置いてあると手に取ってしまう。キャンディーをなめる事で、おおかみになったり、透明になったり、大きくなったりするお話。
読了日:07月30日 著者:みやにし たつやおとうさんはウルトラマン
★★★☆☆ おとうさんあるあるネタとウルトラマンを絡めたネタ。これはまあ、こういうもんだと思えば、楽しめたかな。でも「愛なんだな・・・」とかのフレーズってぞっとしない。こういう部分が苦手なんだな…。
読了日:07月30日 著者:みやにし たつやチップとチョコのおつかい
★★★☆☆ 最初から数ページの、チョコが足をクロスしている絵がツボwいやぁ、絵本ってなんかこういうちょっとしたひとコマの絵で感情が喚起される絵本は好きですw色合いは、ぐりとぐらよね・・・。
読了日:07月30日 著者:どい かやくろくんとふしぎなともだち (絵本・こどものひろば)
★★★☆☆ ねんどくん!wみんなねんどくんだった、って聞かされたら、くろくんはもっと衝撃うけてもいいと思う。だって3人と友達になったと思っていたら、それがみんな同じ人だった、っていうようなもんだよw
読了日:07月30日 著者:なかやみわぼくのすきなやりかた
★★★★★ 最高!こどもたちには、それぞれの「ぼくのすきなやりかた」があるんです。そういった気持ちによりそっていきたいね!大人が規制してしまうものでも、「それやったら面白い!」って思うものや「やってみたらいろいろ感じられるよ」ってものをしっかり汲んでいける大人にならなきゃな。それは甘やかしとは違うのですよ。
読了日:07月31日 著者:五味 太郎やどかりのおひっこし
★★★★☆ 仲間を作る力を持っていれば、どこに行っても楽しくやれるよ!というとても肯定的なメッセージを感じた。
読了日:07月31日 著者:エリック カールねぇママ、どうしてきょうりゅうはがっこうへいかないの?
★★★★☆ 学童の土曜保育で散歩、図書館に行き、ある子が「きょうりゅうのほんがみたい」というので、一緒にパソコンで検索してでてきたのがこれだった。全然恐竜出てこないのw 絵が好き!ハリネズミの箇所は爆笑!w「ねぇ ママ、どうして ハリネズミは たんじょうかいに よばれないの?」「それはね、パーティーを めちゃめちゃに するかもしれないからよ。」のあとに、風船のかすが体の針に刺さっている悲しそうなハリネズミの顔・・・。一見の価値ありですw
読了日:07月31日 著者:カンタン グレバン
読書メーター
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2010年6月に読んだ本
http://utsusemifo.exblog.jp/13568756/
2010-07-08T23:57:05+09:00
2010-07-08T23:57:01+09:00
2010-07-08T23:57:01+09:00
hoshimasato
本の感想
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:574ページ
6わのからす
★★☆☆☆ レオレオニ好きなんだけれど、この本はなんだか説教臭くってすきじゃないな。「まほう」ですますなよ!解決策は何なんだよ!って思った。
読了日:06月12日 著者:レオ レオーニからすのパンやさん (かこさとしおはなしのほん (7))
★★★★☆ おいしそうな食べ物が出てくる絵本は、それだけで評価が高い。遊び心たっぷりの細かい絵。「どれがすき?」「へんなからすがいる!」など、立ち止まって子ども達と話がしたくなるような絵本。そして、ビジネス書的な要素もあるねw
読了日:06月12日 著者:加古 里子あたらしい自分を生きるために―アサーティブなコミュニケーションがあなたを変える
★★★☆☆ 県の指導員会で勧められて。こういった能力は必要でしょうね。我流でそうやれるように努力していたので、「新しい見地!」という感じではなかったけれども、自分を点検できたし、これは真似すべきだな、と思える具体的なアイデアもあったので、よかった。
読了日:06月16日 著者:森田 汐生だるまちゃんとかみなりちゃん(こどものとも絵本)
★★★★☆ 加古里子の絵本は遊び心にあふれていて、いろんな細部に物語を感じられるのがいい。友達のお父さんが助けてくれる、こういう体験って今の子たちにもっともっと必要だと思うんだ。おおきなかみなりどん(かみなりちゃんのお父さん)は、だるまちゃんとかみなりちゃんが頑張ってうきわをとろうとしているところを見守っていたに違いないw
読了日:06月16日 著者:加古 里子うさぎたちのにわ―りんごのすきなうさぎのはなし
★★★☆☆ なんだか不思議な話。不思議と思うのは自分の中にしみついている「年寄りの話は聞くものだという教訓譚」「へびはうさぎをたべる」などの固定観念があって、読みに影響を及ぼしているから。自分の物語類型の中にあまりない形だから不思議に思える。でも子どもはこういう話も普通に受け入れるよね。うさぎがへびに食べられちゃうんじゃないかとひやひやしました。ぎざぎざ蛇がおもろい。
読了日:06月16日 著者:レオ・レオニロジカル・シンキング入門 (日経文庫)
★★★☆☆ 図書館で借りて。なんだか、わかったようなわからないような・・・。ディベートのお話?という部分が多かった。同時進行で読んでいた照屋華子・岡田恵子「ロジカル・シンキング」の方がぐっと来て、そっちはまだじっくり読んでます。
読了日:06月24日 著者:茂木 秀昭適当教典 (河出文庫)
★★★☆☆ まあ、面白かったです。さらっと読みました。俺も飄々とはしていたいなぁ。ないものねだりか。表紙からにじみ出ているパワーがずるいと思うw
読了日:06月24日 著者:高田 純次子どもは若殿、姫君か? 現代教育論批判
★★☆☆☆ ブックオフで立ち読み。同じ大学出身者だったので読んでみたのだが、なんだかな~。言ってることは、半分くらいは同意できるんだけど、残りの半分はめちゃくちゃ。この手の教育者の、学校の中だけのGOOD OLD DAYSにはもううんざりです。二項対立に絡めとられすぎなんだよ。
読了日:06月26日 著者:川嶋 優
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