「誰一人取り残さない持続可能なまち」を目指して:議会
2020-04-22T21:14:49+09:00
hoshimasato
栃木県議会議員、ほしまさと(星雅人)のブログ。大田原を、那須野ヶ原を「誰一人取り残さない持続可能なまち」にするためのご意見募集中。→https://forms.gle/YNT9krbHtd1814LWA
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【最終回】結局今の市議会の状況は…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その⑧
http://utsusemifo.exblog.jp/29985149/
2020-03-31T12:00:00+09:00
2020-04-22T21:14:49+09:00
2020-03-31T09:18:00+09:00
hoshimasato
議会
(近所の「クンバ」で水に触る子どもたち。本文とは何の関係もありません。)
委員会も、会派も無視して数でひっくり返す!…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その⑦の続きです。
今回のことは、「修正とかしてないで原案をそのまま通せ」というの圧力として機能するでしょうから、今後は、議員が主体性を持って会派を越えた合意形成や修正をすることは極めて難しくなっていまうと思っています。定数が減になり21人となった大田原市議会18期がスタートしたばかりで、少なくなったからこそできる合意形成を通じて、もっと議会が役割を果たしていけるようにしていきたいと思っていた矢先のことでしたので、正直とても残念です。
これまで7回、連載で書いてきましたが、書いてきたことを一文でまとめると、 『大田原市の財政の問題等で予算においても様々な課題が出てきて、中でも臨時職員の減、特に教育現場は大丈夫なのか?という削減だったりして、「保育料の負担増の逆転現象」の様に答弁と政策のズレが見える場所もあり、しっかり議会が機能していかなくてはいけないタイミングなのに、議会では議会の仕組みからは考えにくいことが行われていて、予算の審査もあまりやらないし、「どうなってんだ大田原市議会!」』 と、こういうことでした。
予算の審査においては、どこの分科会でも新人議員さんの発言がほとんどなかったと聞いています。大田原創生会の鈴木議員、無会派の伊賀議員を除いて。何も知らなくて当たり前で、質疑が一番しやすいタイミングで質疑をしないのですから、どんどん発言しにくくなっていくと思うんですよね。(ちなみに、大田原市議会は、「予算決算審査が極端に短い議会」であると私は思っています)。
議会というのは、まとまるとしっかりと議決によっていろんなことを止めたり変えたりもできますが、議員一人の力は、かなり弱いんですよね。それでも、私が勉強して質問をぶつけていく中で、しっかり勉強をして現状をよりよいものにしていく努力、説明責任を果たすための努力をしっかりとしてくださっている職員さんもいます。議員の仲間は18期の4年間は変わらないので、私もめげずに議会の中で自分なりにやれることをしっかりとやって、よりよい大田原市議会のために努力しつつ、議会の外にも考えを発信し続けて行きたいと思います。
今日は朝に1本の記事をあげて、お昼にこの記事がアップロードされるようにしていますが、それも、年度をまたいでこのような話を持ち越したくなかったからです。3月議会のことは今日まででいったん書き切ったので、新たな気持ちで新年度を迎えたいと思います。 コロナウィルスの蔓延により、地域社会から世界経済まで大きな影響を受けています。様々な行事や勉強会がなくなり、その他の議員活動も制限せざるを得ないような状況ですが、この機にしかやれないような議員力の向上や発信につとめていきます。
長文にお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました。来年度も、財政的な事情を中心に様々な議論が巻き起こると思いますが、どうぞ一緒に『自分たちが望む大田原市』について考えてもらえたらありがたいです。今後とも、どうぞよろしくお願いします。
2020.3.31 ほしまさと
(※2020年4月18日に、表現を柔らかくする等の一部修正を行いました。)
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委員会制度や会派制度を大切にしない議会…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その⑦
http://utsusemifo.exblog.jp/29984971/
2020-03-31T08:00:00+09:00
2020-04-22T20:54:35+09:00
2020-03-31T05:14:20+09:00
hoshimasato
議会
総務常任委員会の合意形成により、市長提出議案を否決し、修正案を作った、というところまで書きました。 ですが、数日後に、最大会派の政友会の髙﨑和夫議員が、総務委員会が出した修正案に、反対討論を提出した、という話が入ってきました。反対討論とは採決の前に、議会の場で他の議員に向かって「こういう理由から私はこの議案に反対するので、皆さんも反対してください」と呼びかけるものです。
「え?どうなってるの?あなたの会派にいる総務常任委員会の3人も一緒に作った修正案に反対するんですか?」というのが、率直な感想です。それぞれの常任委員会は、大田原市議会にある4つの会派の全てから議員が入っているので、それぞれの委員の決定を会派が尊重すれば、会派代表から反対討論などが起こるはずがないのです。 結果から先に言うと、総務常任委員会の修正案は、最終日に賛成9-反対11で否決され、市長提出の原案が、賛成12―反対8で可決されました。(この議決の数字のずれは、両方の案に賛成した議員がいたために起こったものです。)
(下野新聞2020年3月19日朝刊より)
(上の記事の訂正記事:下野新聞2020年3月20日朝刊より)
総務常任委員会の修正案に反対したのは、他の委員会に所属している議員10名と、修正案を一緒に作ったA議員の計11名でした。議会から、「この議案は、このメンバーでしっかり審査してくださいよ」と委員会に渡された議案を、委員会で議論して、よりよくなるように修正案を作ったら、委員会にいなかった人達と、一緒に修正案を作ったメンバーの1人が反対する、という理解しがたい展開になったのです。
議会最終日、髙﨑和夫議員から述べられた反対討論の内容ですが、これまでの市長の頑張りと現在の財政の厳しさ、今後の財政運営の課題等を延べたあとに「市長等の給与削減の期間は、年度ごとに区切って削減の継続を判断するよりも、現時点においては、単年度での改善が見込めない本市の状況を皆様に理解していただくとともに、津久井市長自らが今後複数年に渡る改革の取り組みの期間が必要として、当分の間と判断されたものであり、早期に健全な財政を取り戻そうとする津久井市長の強い意志が込められていると確信しております。是非ともリーダーシップを発揮していただき、現在の任期はまだ2年間あるわけですから、それまでには本市の財政健全化への道筋をつけていただくことをご期待申し上げます」と反対の理由を述べています。
「それをいうならそもそも任期中で区切る案にすべきでしょう!自分の任期中に健全な財政を取り戻そうとする津久井市長の強い意志を議案に込めてくださいよ!」「単年度でこの状況が改善するとは私も思っていませんが、単年度にする案となったのは、この修正案に反対しているA議員の意見を組んで修正をしたからなんですけれども!」と突っ込みたくなります。
今回の決定からは、様々な???が浮かんできます。「会派内でこんなに意見が別れているの?しかも、三役の給与減額を区切るかどうかの案件で?」「付託をしている委員会以外の人でそれを覆すんだったら、ちゃんと審査をして議論をした委員会って何?」「会派から送っている委員の意見を尊重しないんだったら、それぞれの会派が全ての委員会に同じくらいの数行けるように配慮して議会の委員会を構成をしている意味ってなに?」
これらに対する答えは、 ・会派より大切なものがある・委員会よりも大切なものがある 以外にはないだろうと思います。
その大切なものが政治信念や市民の生活だったら、いいと思います。「この議案に賛成してしまったら、私が選挙で訴えてきたことや私が求める市政に反する」ということだったら、一人でも堂々と反対すればいい。我々は党派や会派に関係無く、あくまで一人ひとりが市民に選ばれた議員ですし、政治信念にそぐわない案件に反対はするべきです。私はそれを尊重します。
ですが、「三役の給与削減がずっと続くのは今までのルールに照らすと望ましくないので、1年で区切って、必要ならば来年度も再度出してきて」というささやかな修正、改善案に賛成することが、市民との約束において、政治信念において、どうしてもできないような重要な案件なんでしょうか?私にはとてもそうは思えません。
以上のことから私が一番有効だと思っている仮説は、 「議会の仕組みや会派の関係性、議員同士の信頼を破壊してでも、委員会のささやかな修正を一切許さず、市長原案をそのまま通すことを何よりも重要と考える議員が半数以上いるのが今の大田原市議会である」 というものです。
私が本当にがっかりしたのが、議会の要職を経験した議員・要職にある議員が、こぞって委員会の出した修正案に反対している、ということです。多くは、ほとんど全員の議員が賛成して議長・副議長に選んだ議員です。議会の運営を通して、議会とはどうあるべきであるかを理解している(であろう)人達が、「そんなこと関係無い」と言わんばかりに無茶を押し通し、市長原案を通す、ということをやってしまっている、ということです。
『【最終回】結局今の市議会の状況は…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その⑧』に続きます。
(※2020年4月18日に、個人名を仮名にする等の一部修正を行いました。 ※2020年4月22日に、委員会の構成と議決に関する写真の削除と、タイトルを含め表現やわらかくするなどの再修正を行いました。)]]>
当分の間とはいつまでか問題…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その⑥
http://utsusemifo.exblog.jp/29983765/
2020-03-30T12:00:00+09:00
2020-04-22T20:57:12+09:00
2020-03-30T09:42:05+09:00
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議会
幼児教育の無償化で負担が増えた?負担増となる子どもの数は133人…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その⑤の続きです。
逆転現象は起きないとした昨年9月の副市長答弁とずれて、実際には、負担が増えた子どもがそれなりの数出てきてしまっていたのです。 多少執行部のフォローをさせていただくと、昨年度9月の幼児教育無償化は制度変更がかなり複雑であり、大田原市だけでなく、全国の自治体の担当の皆さんも手を焼いたと思われます。国の制度に県が上乗せ、市町村が独自に上乗せをするなどして子育て環境を競っていたので、国の制度が変わったときに、どのように調整すれば逆転が起こらないようになるのか、いろいろ検討された結果、十分対応しきれなかったのではないか、というのが私の推測です。私も今回この問題を議会で確認していくにあたり、各方面に確認のための情報をもらいに回りましたが、全体像を把握するのは、本当に難しかったですし、正直なところ、まだ理解が不十分なところもあると思っています。 ともあれ、実際に起こってしまっていた逆転現象について、今後どうするかが明確に出てきていないというのが3月議会での状況です。逆転現象をなくそうとしたけれども、十分対応できていなかったのであれば、それを認めて、「制度設計が難しく、逆転を完全になくせていませんが今後無くしていくため制度の変更を検討していきます」という姿勢をみせてほしかったと思います。あるいは、「そこは逆転が起きてしまいますが、今まで市が独自に手厚くしていたので、国の制度変更に合わせて負担が増えてしまいますがご理解ください」という答弁をするなら、それはそれとして市の態度としてありえます。9月議会の副市長答弁とはズレてきますし、望ましくはないと思いますが。いずれにせよ、早急な調査と対応を求めていきます。 【市長・副市長・教育長の給与20%削減…当分の間とはいつまでか問題】さらに、新しい話題に行きたいと思います。今回、市長等の給与に関する条例を一部変更し、市長・副市長・教育長の給与を20%削減するという議案第17号が提出されていました。議案は、条例の金額を直接変更するものではなく、附則により条文を一定期間読み替えるというものです。 市長 月額970,000円→776,000円副市長 月額760,000円→686,000円教育長 月額685,000円→548,000円 このように、それぞれ20%の削減が行われます。私としては、特別職報酬等審議会で適切な給与が決定されているので、削減が必要だとは思っていませんが、「市の財政が厳しく、補助金の減額や大規模イベントの休止などにより市民にも負担を強いるのだから、自分も痛みを負いながらこの状況を改善に向けていく、というメッセージを市民に届けたい」という市長の意図は理解しましたので、減額そのものに反対するつもりはありませんでした。 ですが、気になったのが、その期間です。今回の改正には「令和2年度から当分の間」という文言が入っているのですが、「当分の間」がどういう状況になったら終わるのかがわかりません。今までも、市長の給与等を一定期間の減額をしてきた例はあるのですが、その時も期限が明確に決められていました。今の市長の任期はあと約2年で終わりますが、「当分の間」とはその任期を越えても摘要になってしまうのではないか、あとから戻す戻さないで政治的ないざこざが起こるのではないか、との懸念から期限を決めてやるべきなのでは、と思っていました(ちなみに津久井市長は初当選時のマニフェストに「市長の任期は、最長3期12年まで」を掲げており、今は3期目の途中です)。 もし仮に三役の給与そのものが多すぎる、ということであれば、別の議論として、特別職報酬等審議会に諮問して、金額の議論をすればいいのですが、今回はその審議会も開かれていません。 この議案は、私が入っている総務常任委員会に付託された案件でしたので、議案に対する質疑の中で、財政がどういう状況になったら戻すのか、という質疑をさせてもらいましたが、明確なラインが示されませんでしたので、市長給与が減額のまま固定化されてしまう恐れがある、ということを委員会の議論で確認しました。その上で、委員会内の自由討議で「任期の終わりまでで一旦切った方がいいのではないか」ということを提案させてもらいました。委員会の中では、会派を越えて、多くの議員がその考えに同調してくださり、期限を付けようという話になりました。 委員会には委員長の他に6人の議員がいるのですが、期限が明確でない原案にはA議員だけが賛成し、残りの5人の委員は期限のある修正案を提出するということで、まず原案を否決しました。 その後に、修正案の作成をしましたが、その時には参考人として総合政策部長と総務課長が出席し、さきほど原案のほうに賛成したA議員から「1年でどうか」という提案があり、総合政策部長も「修正するのであれば、予算は単年度でつくるので、1年が望ましいだろう」という話をいただき、当初は任期末までで区切った方がいいと思っていた私も、「翌年度必要であれば、また出してもらえばいい」という考えで納得し、「令和2年度から当分の間」を「令和2年度に限り」という文言にかえる、という修正案を委員会全員で作りました。 小さい小さい修正ではありますが、委員会の合意形成によって(つまりは市長に賛成とか反対とかの立場に関係無く)市長提出議案の修正案を作れたのは、私が議会に入ってから初めてのことでしたので、今期からはようやくこういう議論ができる様になってきたのか、というような空気の変化や、昨年12月から始まった18期の議会への期待も感じました。 その期待が、最終日に完全に裏返ることになります。 『委員会制度や会派制度を大切にしない議会…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その⑦』に続きます。
(※2020年4月18日に、個人名を仮名にする一部修正を行いました。 ※2020年4月22日に、大文字強調や下線強調の削除などを行いました。)]]>
市職員の給料カットではなく、臨時職員89人の大幅削減…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その④
http://utsusemifo.exblog.jp/29980977/
2020-03-28T12:00:00+09:00
2020-03-31T08:05:21+09:00
2020-03-28T12:00:12+09:00
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議会
『令和2年度予算の中身と、削減されたあれこれ……〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その③』の続きです。
令和2年度予算において、一番大きかった点は、「臨時職員の大幅削減」だと私は思っています。今日はその話を書きます。
前の記事であげたものは、予算書が届く前に情報が入ってきていたものの話でした。2月の末に届いた予算書を開いてみると予算編成方針にあったように補助金の2割カット、需用費(消耗品費や燃料費、光熱水費)の2割カットなどで切り詰められた予算が上がってきました。「これは見直しては」と予算や決算を通して何度か伝えていた事業も、今回は無くなっていました。 噂にもなっていた「市職員の給与カット」は行われませんでしたが、市長・副市長・教育長の給与の20%カット、部課長の管理職手当の10%カットが行われることになりました。市職員の給与カットについては、12月議会の滝田議員の質問への答弁において、このような市長答弁がありました。議会の議事録より引用します。 「(前略)歳出面の動向を見据えてみますと、これまで行ってきた歳出の見直しからさらに踏み込んだ聖域のない大胆な行政改革による歳出削減が必要であり、このことを実行した上で、なおかつ財源が不足する場合は、正職員人件費についても削減を検討せざるを得ない可能性もあることから、表記したものであります。この点につきましては、少し話が先に飛んでおりまして、これをすると言っているわけではなくて、ぜひ職員の皆さんが予算を計上するに当たって、その事務事業の内容を精査をしていただきまして、歳入等に見合った事業の予算要望、今までのように出しておけばいいというわけではないでしょうけれども、必要だから出すのだろうと思いますけれども、例年に倣ってということがないように、大変厳しい財政状況でありますから、見積もり段階からオーバーがしないように、削減できるものは削減をして上げてくださいよというメッセージとして捉えていただければと思います。そこに必ず手をつけるというわけではございませんので、改めて申し上げさせておきます。」 ということで、よく言えば危機感を持ってもらうための叱咤激励、悪く言えば脅しのようなものだったようです。 予算を見てみると、確かに正職員の人件費は減っていません。予算段階での前年度比の人件費は52億5847万7千円、今年度の人件費は54億2222万6千円と、3.1%増えています。 ですが、星としては、実質的には予算から人件費を削った、という状況になったと見ています。今まで人件費としてではなく、物件費として臨時職員を雇用していた人の数が、大きく減ってしまったからです。 (このかっこの中はちょっとややこしいので、飛ばしてもらっても大丈夫です。もう少し正確に言うと、臨時職員・非常勤職員が4月から「会計年度任用職員」という新しい制度に置き換えられるのですが、その人数が減っています。今まで臨時職員・非常勤職員と呼ばれていた方の中にも実際は常勤職員に近い働き方をしている人たちもいて、同一労働同一賃金という様な観点から制度の変更が行われ、会計年度任用職員には期末手当を含む各種手当てがでるようになります。今まで臨時職員・非常勤職員は賃金として担当課から「物件費」として計上していましたが、会計年度任用職員は給与として「人件費」としてみるようになります。たまたま今年の4月からの制度開始に合わせて、予算書での位置づけ等が変わったタイミングで、大田原市は財政的な厳しさがあり、そこの人数が減っている、ということです。) 数値が予算書などで分かり安く書いてある訳ではないので、一般質問や予算の審議の中で人数を確認させてもらったところ、6ヶ月以上の任期の臨時職員は、今年度427名から、来年度338名と、2割にあたる89人の減になっているとのことです。そのうち、学校に配置する職員は、今年度157人から、来年度93人と、64名も減らして、6割の人数になってしまうのです。この人数の減は危機的だと私は見ていて、来年度予算の一番のしわ寄せは、学校現場に行ってしまっているように感じています。
『幼児教育の無償化で負担が増えた?負担増となる子どもの数は133人…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その⑤』に続きます。 ]]>
大田原の財政状況は?…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その②
http://utsusemifo.exblog.jp/29977659/
2020-03-26T12:00:00+09:00
2020-03-27T12:06:49+09:00
2020-03-26T01:46:38+09:00
hoshimasato
議会
『「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。』という連載を開始したいと思います。…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その①』の続きです。
議会内のややこしい話の前に、市民の皆さんの生活に直結する令和2年度一般会計予算について、説明していこうと思います。
まず、「大田原市の財政の状況大丈夫なの?」という問いに対して、市政を家計に例えて、ざっくりした話をします。
「とってもお得なローン(後から返済額の7割が戻ってくる)を上手く使うなどして震災で壊れた家などを建ててきました。他の家庭と比べてみても、借金とかはものすごく多い訳ではないですし、後年度の負担は多少増えていますが考えながらやってます。ですが収入は仕送り(結婚後、自立しろということで、ちょっとずつ減らされてきた)も少なくなってきて下がってきてますし、使える貯金も少なくなってきてて、今年は特別な支出もあるので、今まで使ってきた娯楽費や教育費、交際費が今まで通り使えないので苦しい状況です」
これが、私に見えている大田原市の現状なのです。(これでもややこしいですが、現状を理解して貰うためには、簡略化してもこれくらいの説明は必要かと思っています。)
地方自治体や議会関係者の皆様はおわかりでしょうが、●とってもお得なローン…【合併特例債】●後年度の負担…【将来負担比率】●仕送りも少なくなってきて…【普通交付税の合併に伴う加算措置の段階的縮減】●結婚…【合併】●使える貯金…【基金残高】●娯楽費・教育費・交際費…文化費・教育費・市単独補助金(ここは独自解釈かもです)を表しています。
今年の特別な支出とは、大田原中学校の増改築事業・防災行政無線の市全域への拡充・クリーンセンターの基幹的改良整備費・一般廃棄物の最終処分場の整備費などの40数億円の支出です。
去年の12月議会で君島孝明議員が「ここに来て2大イベントの休止、財源不足のため事業費の削減など、余りに突然のことだったので、驚いたのは私だけではなかったと思います。」と一般質問の中で語っていますが、それが市議会議員の大半の素直な感想だったのではないかと思います。私自身、昨年の10月に、選挙の準備などで動きを取っている最中に「与一まつりと大田原マラソンの中止」や「職員の給与カット」の話を聞きました。その時は与一まつりや大田原マラソンも財政が理由での中止だという認識だったので、「そんなまずい状況にないはずなんだけれど…」というのが私の率直な感想でした。
というのも、その直前にあった9月議会で、10月からの幼児教育・保育の無償化に合わせて、市が独自施策を打ち出したのです。それが、「全ての子どもの副食費の補助(月額2000円)」「無償化にならない0~2歳児の保育料の3割カット」というものです。これは、幼児教育・保育の無償化により国が負担をしてくれる分が増えて市での負担が少なくなったにせよ、かなり大きい金額の事業でした。幼児教育・保育の無償化に合わせたタイミングでのこれだけ大胆な独自政策は県内のどこも打っていないのではないでしょうか(私の情報収集不足かもしれませんので、もし知っていたらご指摘ください)。
ここの話は、数日後に語る「幼児教育・保育の無償化により負担が増える逆転現象」の話と関係しますので、後ほど詳しく説明しますが、そのようなものを打ち出せるだけの財政的な余裕がまだあるのだ、というのが、私が見ていた市の財政のイメージです。これが、昨年の12月、3月議会を通して、崩れていくことになります。
明日投稿予定の『令和2年度予算の中身と、削減されたあれこれ…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その③』に続きます。 ]]>
『「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。』という連載を開始したいと思います。…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その①
http://utsusemifo.exblog.jp/29976607/
2020-03-25T12:00:00+09:00
2020-03-31T08:00:06+09:00
2020-03-25T10:05:45+09:00
hoshimasato
議会
(蛇尾川緑地公園の対岸から北を望む。本文とは関係ありません)
3月議会が、一週間前の18日に終わりました。
今日から数日にわたって、『「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~』と題して、今回の3月議会の記録をまとめていきます。 毎年、3月の議会は、4月から始まる新しい年度の予算案が市長から出され、その審議を行う議会です。今議会で審議した令和2年度一般会計予算は与一まつりや大田原マラソンの一時休止が始まる3年間の1年目となる予算です。更に、予算編成方針において「財政運営の大改革」と位置づけられ、「全ての施策についてゼロベースの視点での予算要求」「市単独補助金の20%カット」の大胆な方針が掲げられていました。市長の公約の目玉施策である「小中学校の給食費の無料化」についても、完全無料ではなく、一部負担をお願いする形になってしまうことを報道で知った方も多いと思います。「大田原の財政どうなってるの?」「いろいろイベントなくなっちゃうけれど、大丈夫なの?」など、市民の皆様や近隣自治体の知り合いの方々からも心配の声が上がる中で、どのような予算が上がってくるのか、注目が集まる議会でもありました。その予算の中身についても、お伝えしていく必要があるかと感じています。 また、今回の議会は、今後の大田原市政や、昨年12月から始まった第18期の大田原市議会の先行きを占うような、象徴的な議会になってしまったように感じています。 もちろんこれは、いい意味ではありません。私にとって残念に思うことがいくつも起きましたし、そのことに憤りや呆れや、情けなさ、悲しさを感じました。起きたことのいくつかは、これから先の議会にも悪い方向に大きく影響するような布石にもなってしまっています。現在の大田原市の議会と市長の関係や構造を明確に表すような事柄も起きました。これらは、私自身の防備録としてしっかり記録をしておくこと、また、興味のある人に知ってもらうことが、きっと今後の市政にいい影響をもたらす、ということを信じて、パソコンに向かっています。 できるだけ簡単に書いていこうと思いますが、単純化しすぎるとものごとの本質を上手く伝えられないこともあると思いますので、多少難解になっても、ご容赦いただきたく思います。
明日昼頃配信予定の『大田原の財政状況は?…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その②』に続きます。お楽しみに。]]>
女性3名の議長選!髙野新議長、君島副議長誕生
http://utsusemifo.exblog.jp/27822259/
2017-12-05T13:00:00+09:00
2017-12-05T12:53:23+09:00
2017-12-05T12:47:29+09:00
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議会
昨日4日(月)、12月議会が始まりました。開会し、日程を決めた後、議長から辞表届が出され、議長選挙となりました。 地方自治法には『議長及び副議長の任期は、議員の任期による』とあり、単純に読むと4年の任期なのですが、2年たったら正副議長が辞任し次の議長と副議長を改めて決めるのが、大田原市議会の慣例になっています。
正副議長選にはすべての議員が被選挙権を持つのですが、何でその人が選ばれているのかが議会の外からはよくわかりにくい、ということもあり、立候補制と演説と質疑の導入が2年前の議長選で初めて導入され、今回も行われました。演説と質疑は休憩中という扱いになるので録画はされませんが、中継で放送され、傍聴もすることができます。 立候補者は議長選挙で3名、副議長選挙で2名、それぞれの候補の所信表明があり、その後質疑が行われました。 以下の発言概要は私のメモと記憶から作ったものです。細部の言い回し等は違っているかもしれませんがご了解ください。
【議長選候補者の所信表明・質疑概要】
●髙野礼子議員 所信表明
平成の大合併といわれた平成17年にやさしさと思いやりを旨とし、
市民の立場で市政発展の一翼をになうことを目指し、支持をいただき議員になった。
自然豊かで伝統と歴史があり、「住む人が輝き来る人が安らぐ、幸せ度の高いまち」の実現を目指した大田原。
市民主体のまちづくりと、2元代表制の原理に基づき事務執行の監視を強化し、
各議員がより政策立案や提言ができるようにしていきたい。
基本条例や会議規定などを念頭に置き、公平性透明性を保ちながら一層の議会改革を推進し、
議会活性化と、愛とと知恵のある共同互恵の、市民の参加しやすい、市民に愛される議会を作っていきたい。
女性だから厳しく、女性だから優しくやっていきたい。
・質疑
星/より政策立案や提言をできるように、という点の具体的な案や方針など知りたい。
髙野/基本条例に基づきながら進めたい。会派代表者会議や議運で決められたことを進めていく。各委員会からの発言、ネット配信ができたらいい。
滝田/議会改革の最重要課題は。
髙野/議会活性化委員会がまだ継続しているので、そこで決めていくと、進んだ議会になるのでは。
千保/議会は自由発言が原則。少数者の発言の権利、特に発言時間がより必要。基本条例にも書かれている。議会改革に対する熱意を聞きたい。
髙野/基本条例をもとに会派代表者会議の審議をしている。一人で決められるわけではないので、条例の中でやっていければいい。
印南/公平公平透明で市民に開かれた議会という点で、具体な案はあるか。
髙野/様々な状況において出てくる。そのときに対応していきたい。
小野寺/市民に愛される議会とはどのような議会か。
髙野/議会と市民の間があったのかと感じていた。心の通う議会と出会ってほしいという願いがある。
●本澤節子議員
誇りある大田原市議会をさらに輝かしいものにしたい。
微力ではあるが、市民の暮らしを豊かにするため、立候補した。
市民の関心は北朝鮮のミサイルが日本をどう変えるかにある。
兵士が亡命したが、寄生虫を体に持ったまま逃げた。
国家破綻しているということを表している。
日本はどうか。被爆経験を持つ日本人は1000兆円の借金を持ち財政破綻に近い。
子孫を守るために国を逃げないといけないという話も聞く。
私たち年寄りは憲法9条の民として生き抜く人もいる。
議会はどうするか、市民の声を束ね、命と暮らしを守るため全力を尽くすことが求められている。
当選したら、市民の命と暮らしを全力で守ることを誓う。
・質疑
星/議長という立場で、どのように市民の命と暮らしを守るのか。
本澤/一人一人の議員が、日本の歴史の中で大切なのかということ、議員が市民の命を守るためにどれだけ行動できるか。風通しのよい議会を作る。
小野寺/市長の立場でいうならわかるが、議長という立場でどのような努力をしていくのか。
本澤/自らの立ち位置を明確にし、寄せられる市民の声を受け取る。市民、議員各位ひとり一人を大事にし、話し合いを元に進める。
滝田/命と暮らしということには共感するが、議長職は広い考えが求められる。それ以外に1点大事なことは。
本澤/北朝鮮のミサイルが到達することになれば、市民の命をまもらなければならない。憲法で許された国民の権利を100%実現するため働く。
弓座/命と暮らしを守ることは大切。北朝鮮の情勢に詳しいが、少子高齢化についてはどのような取り組みで行くか、また、議長としてどのように議会をとりまとめていくか。
本澤/北朝鮮には詳しくない。報道で知るだけ。国民は飢餓状態、元首はふっくら、ミサイルを作っている。国として破綻している。議会のつながりをどう使うか。戦争にさせないため、正常な政治をつくりあげていく。市議の理解が得られても得られなくても、市民を守り抜く。
●秋山幸子議員
日本共産党、秋山です。議会に入り2年間、皆と議案を論議して、決定してきた。
大田原市をよくしたいという思いは同じ。
市民に開かれた場として、反対が少数であっても、公表する場が必要だと思っている。
議長になったら議会改革をする。第1に所属する常任委員会の反対討論はできないことになっているが、
反対する理由が市民にわからないため、改めたい。
第2に、市民から預かった税金、議案は慎重な討論の末決めるべき。
一般会計、特別会計の討論を一括で済まさず、各議案ごとに行うようにする。
第3に、討論の時間制限の廃止をしていく。自由な討論をして市民全体の福祉の向上を目指す。
議長選の結果は、26票中、有効投票数20票、
髙野議員18票、本澤議員1票、秋山議員1票となり、髙野礼子議員が議長に選ばれました。 その後の市長の発言によると、大田原市議会初の女性議長だとのことです。
つづいて、副議長選です。
【副議長選候補者の所信表明・質疑概要】
●君島孝明議員
2期6年で、委員長職などをになってきた。自己責任で運営されている今、地方議会は主役になったといわれている。役割と機能を果たすことや、資質の向上が求められている。議会改革をすすめていく。商業、農業、公共交通など、課題が山積している。課題に議会が対応するためにも、議会報告会で市民参画を推進にしていく。二元代表制の一翼を担う議会として、住んでよかった、住みたいという町にするため市民の声に耳をかたむけ、信頼され期待される議会にしていきたい。議長を補佐し、一体となり、各会派、各議員と意思疎通をはかり円滑な運営に努める。
・質疑
星/議会改革について具体的な考えはあるか。
君島/広報広聴委員会で決めることではあるが、議会報告会に人が集まらないのであれば、集まる場面にもっていてはどうか。中高生を対象にやるのも一つの案。
千保/議会改革への決意の固さを聞きたい。
君島/議会基本条例を元にしっかりやる。各常任委員会でまだ委員間討議が少ない。みなさんの討議をするなかで結論を出していきたい。
本澤/高齢者の課題は交通事情の改善にある。考えはあるか。
君島/公共交通の充実の必要はある。お年寄りは困る。報告会でも聞いている。常任委員会の課題として取り組んでいくもの。
印南/資質の向上とは具体的にどのようなことか。
君島/基本条例を読んでいただくと書いてある。議員としては、招集された時間を守る、そういったことを改善していきたい。
●秋山幸子議員
市民に開かれた場として、反対が少数であっても、公表する場が必要、議会改革に挑む。
まず所属する常任委員会の反対討論はできないことになっている。
反対する理由が市民にわからないため、改めたい。
2つめに、市民から預かった税金、議案は慎重な討論の末決めるべき。
予算、決算で一般会計、特別会計の討論を一括で済まさず、各議案ごとに行うようにし、討論の時間制限の廃止をしていく。
議会は言論の府、自由な討論をして市民全体の福祉の向上と、市民に開かれた議会を目指す。
一般質問は行っていく。
副議長選の結果は、26票中、有効投票25票
君島議員22票、秋山議員2票、小池議員1票となり、君島孝明議員が副議長に選ばれました。
ここまで読んでくださった人は、「?小池議員?候補者にいないよね?誤記?」と思われるかもしれませんが、誤記ではありません。立候補していない人に投票した議員がいた、ということです。 少し詳しく書くと、地方自治法では議員全員が議長選挙の選挙権・被選挙権を有すことになっているため、それに反する議会のルールは作れません。なので、休憩中に立候補と演説を行う、という仕組みを導入したものの、被選挙権の制約はできず、議員誰の名前を書いてもいい、という形で行っているわけです。
ここからは星の所感です。大田原市は3つに分かれてはいてもほとんど実質1つの会派に見える「政友会第一」、「政友会第二」、「政友公明会」が議会の26人中16人を占めている状況なので、その3会派の意思で議長が決定します。4期以上で議長経験の無い髙野議員が議長に立候補されるであろうことは想像していました。副議長は唯一3期の小池議員かと想像していたのですが、2期で同期の君島議員になったことは、少し意外でした。議会の開会直前に委員会構成の変更もありましたし、誰が議長副議長になるかで、会派内の決定が難航したことが予想されます。
演説と質疑については、髙野議員・君島議員、ともに議会改革についての思いはあれど、プロセスの部分を外さず丁寧な答弁をしていたように感じます。これを絶対やるんだ!といっても、議長や副議長にそれができるのではなく、大きな方向性を決めるようなことしかできないので…。議会の活性化に対する思いをお二人とも出していましたので、共に進めていきたいと思っています。秋山議員の主張は明確でした。1期で一人会派ですので議長副議長に適任かどうかはさておき、「常任委員会メンバーは討論ができない」「予算決算の討議の議案ごとの分割」「討論の時間制限」、については、開かれた議会に向かって、徐々に改善していくべき点だとは私も思っています。立候補した全議員に質疑をしようと思っていたのですが、秋山議員は主張がクリアだったので質疑するところがありませんでした。
何はともあれ、髙野議員、君島議員、おめでとうございます。これから議会の代表として、よろしくお願いいたします。議員が活動しやすい議会に向けた動き、公平公正透明な議会運営を期待しております。そして、役職を終えられた引地議長、黒澤副議長、本当にお疲れ様でした。
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今夜は夜ふかしノート!「ナショナリズム」について語り合います・・・星の便り Vol.70
http://utsusemifo.exblog.jp/25844675/
2016-05-27T13:00:00+09:00
2016-05-27T12:05:03+09:00
2016-05-27T12:05:03+09:00
hoshimasato
議会
【70号のまとめ!】~~~~~~~~~~~~
・今夜は夜ふかしノート!テーマは「ナショナリズムって何だ?」
・6月11日に初のキックオフミーティングをやります
・初の大田原市議会議会報告会の開催は、6月27日~30日です
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今回は案内が3つになってしまいますが、ご覧ください。
●今夜の夜ふかしノート、テーマは「ナショナリズムってなんだ?」
星はタウンメディア大田原という団体で、地域メディアをつくろう、という活動を行っています。
現在は毎月最終金曜日にテーマを決めて座談会を行い、リアルタイムのネット配信をしています。
今夜第27夜のテーマは「ナショナリズムって何だ?」です。
アメリカの大統領選挙でのトランプ旋風、うるま市の女性遺棄事件と基地問題、
ヘイトスピーチに領土問題、集団的自衛権の行使容認。そして憲法のこと。
語るべき話がやまほどあるような気がしています。
一緒に話し合いましょう。
日時 平成28年5月27日(金)22:00~24:00
会場 カフェ&ごはんプチヴィラージュ( 栃木県大田原市美原2丁目3174−22)
主催 タウンメディア大田原
参加費はかかりません。
ネット配信の閲覧は下記のURLからどうぞ。
http://www.ustream.tv/channel/yofukashi-note
●6月議会キックオフミーティングをやります
6月11日に、ほしまさとと明日をつくる会により「6月議会キックオフミーティング」を開催いたします。
13日から開催予定の6月議会で提出される議案(これはまだ議員も知りません)が通った場合、「私たちの生活はどう変わるの?」という点を中心に話をさせてもらい、皆さんに一緒に考えてもらおうという取り組みです。
議会の開催の数日前から、市のHPには議会の議案書が上がることになっていますので、議員でなくても議会開始前に提出議案を読むことはできるようになりました。また、議案に対して意見を述べたいということがあれば、市民の5分間演説という制度があり委員会の中で自由に意見を述べられるようにもなってきました。何かの決定の前に執行部や市議会に意見を直接言えるチャンスは、少しずつですが広げていっているつもりです。
執行部からすると必要とされる手順を踏んでいても、市民にとっては「そんなこと進められていたの?全く知らなかった!寝耳に水だよ!」という事柄は山ほどあり、それを解消していくのは自治の大きな課題の一つだと思っており、キックオフミーティングもその課題への取り組みです。
一緒に自分たちの生活と政治について考えましょう。
6月議会キックオフミーティング
日時 平成28年6月11日 15:00~16:30(14:30受付開始)
会場 中会議室(トコトコ大田原3F)
主催 ほしまさとと明日をつくる会
※参加申し込みは不要ですが、メール・電話などで一報いただけると嬉しいです。
●初の大田原市議会議会報告会の開催は、6月27日~30日です
昨年7月に大田原市議会基本条例が施行されたことにより、大田原市初の議会報告会が開催されることになりました。
個人の活動報告会とは違い「議員として」ではなく「議会として」の報告をすることになります。
星は6月30日に湯津上支所で行われる報告会の担当になります。
今報告を作り上げている最中ですが、ぜひご参加いただき、ご意見いただきたいと思います。
チラシは以下からご覧ください。
http://www.evernote.com/l/AJ8xLbVPONdJsL-l2l6LXJMDonlb2VpzwLc/
●活動レポート(5月8日~21日)
上記の期間の活動と、参加・主催したイベント・研修会などです。
プライベートなことを載せることもあります。
9日(月)
・草の会 学習会(憲法草案作成中)
10日(火)
・中高生が考える福祉のまちづくりIN大田原 打ち合わせ
11日(水)
・第143回朝カフェ@デニーズ大田原店
・那須野ヶ原青年会議所 研修委員会
12日(木)
・しほんの会定例会(新一年生の貸出指導)
13日(金)
・消防操法訓練初日(この日から約一月、日曜日以外は毎朝5時~練習です!)
14日(土)
・要約筆記者養成講習
・荒和志会 総会
16日(月)
・全員協議会
17日(火)
・行政視察 沖縄県石垣市「スポーツウェルカム石垣島について」
18日(水)
・行政視察 沖縄県名護市「スポーツリハビリテーションセンターについて」
19日(木)
・行政視察 沖縄県那覇市「文化財について」
20日(金)
・関東若手市議会議員の会栃木ブロック研修
小山市「コミュニティスクールについて」
「義務教育学校について」
21日(土)
・若草中学校体育祭
・要約筆記者養成講習
・大田原市学童保育連絡協議会 総会
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平成26年度第4回大田原市議会定例会 市長提出議案一覧
http://utsusemifo.exblog.jp/23828798/
2014-12-04T00:00:00+09:00
2014-12-04T01:14:26+09:00
2014-12-04T01:14:26+09:00
hoshimasato
議会
http://urx2.nu/eOCI
議案第80号 市長の専決処分事項の承認を求めることについて(立木の処分について)
http://urx2.nu/eOFe
議案第81号 市長の専決処分事項の承認を求めることについて(平成26年度大田原市一般会計補正予算(第6号))
http://urx2.nu/eOMS
議案第82号 大田原市公平委員会委員の選任につき同意を求めることについて
http://urx2.nu/eOG4
議案第83号 大田原市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の制定について
http://urx2.nu/eON5
議案第84号 大田原市地域包括支援センターの包括的支援事業の実施に係る基準を定める条例の制定について
http://urx2.nu/eONf
議案第85号 大田原市みどりと景観保全基金条例の制定について
http://urx2.nu/eONs
議案第86号 大田原市一般職の職員の給与に関する条例及び大田原市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について
http://urx2.nu/eONJ
議案第87号 市長等の給与に関する条例及び大田原市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
http://urx2.nu/eONT
議案第88号 大田原市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
http://urx2.nu/eOO8
議案第89号 大田原市企業誘致条例の一部を改正する条例の制定について
http://urx2.nu/eOOx
議案第90号 大田原市営野崎駅西口自転車駐輪場条例の一部を改正する条例の制定について
http://urx2.nu/eOOB
議案第91号 大田原市下水道条例の一部を改正する条例の制定について
http://urx2.nu/eOOI
議案第92号 大田原市農業集落排水事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
http://urx2.nu/eOOS
議案第93号 大田原市国民健康保険出産費資金貸付基金条例及び大田原市国民健康保険出産費資金貸付条例を廃止する条例の制定について
http://urx2.nu/eOP5
議案第94号 那須塩原市との間において那須地域定住自立圏形成協定を締結することについて
http://urx2.nu/eP16
議案第95号 土地の処分について
hhttp://urx2.nu/eP1c
議案第96号 市道路線の認定について
http://urx2.nu/eP1y
議案第97号 大田原市福祉センターの指定管理者の指定について
http://urx2.nu/eP23
議案第98号 大田原市屋内温水プール及び大田原市立黒羽中学校屋内温水プールの指定管理者の指定について
http://urx2.nu/eP2b
議案第99号 大田原市立図書館の指定管理者の指定について
http://urx2.nu/eP2p
議案第100号 平成26年度大田原市一般会計補正予算(第7号)
http://urx2.nu/eP2O
議案第101号 平成26年度大田原市国民健康保険事業費特別会計補正予算(第1号)
http://urx2.nu/eP31
議案第102号 平成26年度大田原市下水道事業特別会計補正予算(第2号)
http://urx2.nu/eP3b
議案第103号 平成26年度大田原市介護保険特別会計補正予算(第2号)
http://urx2.nu/eP3E
議案第104号 平成26年度大田原市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)
http://urx2.nu/eP3Y]]>
本日、平成26年度第3回大田原市議会定例会開催
http://utsusemifo.exblog.jp/23339596/
2014-09-08T08:00:00+09:00
2014-09-08T01:54:08+09:00
2014-09-08T01:54:08+09:00
hoshimasato
議会
本日、9月8日から平成26年度第3回大田原市議会定例会が始まります。
日程(予定)と市長から提出されている議案、一般質問の内容についてお知らせします。
日程を図にしてみました。字は汚いですがご勘弁ください。上記の画像と同内容です。
PDFはこちらから。
星マークは星が出席する会議です。全日程傍聴が可能です。
・8日本会議・・・会期が決定され、報告案件11件、人事案件2件、計画案件1件、条例案件11件、決算案件10件、補正予算案件4件のその他の4件の計43件が取り上げられ、それぞれ説明を受け、議案によっては質疑をして採択をします。
・10日本会議・・・各議案の質疑、委員会付託や、補正予算の質疑採決ののち、一般質問があり3人が登壇します。(黒澤昭治議員、滝田一郎議員、大豆生田春美議員)
・11日本会議・・・一般質問があり5人が登壇します。(君島孝明議員、小池利雄議員、菊池久光議員、星雅人、鈴木央議員)
・12日本会議・・・一般質問があり5人が登壇します。(髙木雄大議員、小野寺尚武議員、中川雅之議員、髙瀨重嗣議員、小西久美子議員)
・16日委員会・・・総務常任委員会、民生常任委員会にが開催され、それぞれ付託された議案について説明を受け審議し、委員会の採決をとります。
・17日委員会・・・建設産業常任委員会、文教常任委員会が開催され、それぞれ付託された議案について説明を受け審議し、委員会の採決をとります。
・18日委員会・・・決算審査特別委員会全体会が開かれ、審議し、委員会の採決をとります。
・19日委員会・・・18日に引き続き、決算審査特別委員会の全体会が開かれ審議し、委員会の採決をとります。(例年一日で終わりますので、この日は開かれないかもしれません)
・24日本会議・・・各委員会からの審査の結果が報告され、質疑、討論、採決があります。
市長提出の議案についてはHPにアップされており、こちらのリンクから見られます。
気になる議案がありましたら、是非チェックしてみてください。
今議会の星の一般質問は11日午後2時前後の予定で、内容は以下の通りです。
1 、大田原市身体障害者用自動車改造費助成事業について
(1)大田原市身体障害者用自動車改造費助成において、
助成の要件に就労していることがあるが、
就学や就職活動等の社会参加を目的とした助成も
認められるようにならないか伺いたい
通告表はこちらで、他の議員さんの質問内容も見られます。
ご意見ご感想、傍聴お待ちしております。
ほしまさと]]>
連載記事 議会の役割と理想の在り方って?④…修正動議の提出と否決、原案の可決
http://utsusemifo.exblog.jp/22423850/
2014-04-11T08:00:00+09:00
2014-04-11T00:08:55+09:00
2014-04-10T23:57:43+09:00
hoshimasato
議会
委員会では否決された図書館の開館時間を変える議案第20号について再度書きますと、
「図書館の開館時間を30分前倒しする」
という内容と、
「年末年始の図書館の閉館日を5日から2日に変更する」
という2つの内容からなっていました。
議案20号を否決をすると両方変更できなくなってしまいます。
ですが、委員会の中では「年末年始の図書館の閉館日を5日から2日に変更する」という部分についてはどなたからも異論・反論がなかったわけですから、
そこは残したほうがいいのではないか、と思いました。
そこで、一誠会は、
「図書館の開館時間を30分前倒しする」という内容の部分を削る修正動議を、会派の4名で出すことにしました。
その動議が賛成多数で可決された場合、「年末年始の図書館の閉館日を5日から2日に変更する」という内容だけが残ります。
委員会での質疑の内容にもっとも沿った形の修正です。
採決をする3月25日になりました。
井上文教常任委員長が第20号が否決された旨の報告をしたのちに修正動議が取り上げられ、
星が出した動議の説明をいたしました。
そして、我々が出した動議に対する質疑がありました。
ここは、ネットが見られる方でしたら、以下のリンク先に飛んでいただいて、ネットの録画中継を見ていただきたいと思います。(お使いのブラウザにってはうまく見られないことがあります。)
http://eizo.ohtawara-city.jp/ub/viewer.aspx?CID=277
を押して、左の目次の
25:31 修正の動議(第20号)
をクリックし、見てみてください。
その後、休憩があり、討論を提出する時間が設けられました。
討論というのは、議案の採決の前に、議案に対する賛成反対の立場を明確にし、その理由を述べられる場です。
「私は第○○議案に賛成(反対)の立場で討論いたします。~~~~だからです。」
というような形で自分の意見を述べられるのです。
一誠会の修正動議に対しても、反対するならば、そこで反対の理由を述べることができるわけです。
ですが、反対の討論は行われませんでした。
そして、採決になりました。
一誠会が提出した修正動議は、
11名(自民クラブ6名、政友会の高瀬議員、一誠会4名)の賛成、
14名(高瀬議員を除く政友会8名、大志会3名、公明クラブ2名)の反対で
否決されました。
そして、もとの議案第20号は、
15名(政友会9名、大志会3名、公明クラブ2名)の賛成、
10名(自民クラブ6名、一誠会4名)の反対で
可決されました。
つまり、
委員会での質疑や意見に沿う形にするための修正動議は、
反対の理由が全く述べられないまま否決され、
原案は委員会で様々な議論をして「否決」と判断されたにも関わらず、
議場では賛成の理由が全く述べられないまま可決された
ということです。
これが、大田原市議会の現状です。
続きます。]]>
連載記事 議会の役割と理想の在り方って?③…議会における議案審議の流れ
http://utsusemifo.exblog.jp/22383928/
2014-04-04T08:00:00+09:00
2014-04-04T04:30:42+09:00
2014-04-04T04:14:13+09:00
hoshimasato
議会
次に、議案について議会がどういうように動いていくのか、説明したいと思います。
一つの議会に十数本~三十本くらいあがってくる議案の全てを
1人の議員が2~3週間で全部細かく調べるというのは、現実的に困難です。
だからこそ基礎的な力を付けるために議会の開催されていない間も議員という立場で調査や勉強をしているわけですが、
市の全てをしっかり把握して完璧な判断をできる議員というものはもちろん存在しません。
大田原市であっても600人からの職員さんが執行している内容ですから、
1人の議員で調べられることには、おのずと限界がありますし、
同じ成果をどのように評価するかは、人それぞれ違います。
だからこそ、大田原市には26人もの議員がいて、
それぞれの問題意識に基づき議員活動を行っているわけです。
議会では、委員会というものがあります。
市議会に上程された議案は、基本的には委員会に付託されます。
最初から全員の議員で全ての案件を議論するのではなく、
まず、一部の議員たちに「この部分を集中的に調べて議論して、判断してね」ということを託すのです。
具体的にはこういう流れになります。
本会議に上程され、全員で説明を受け、また質疑を行い、委員会に割り振る。
↓
委員会に分かれてより詳しい説明を聞いたり、質疑や議論をしたりして、委員会の中で賛否をとる。
↓
委員会として出した結論を、委員長が本会議で報告する。
↓
委員会に出ていなかった議員から委員長へ質問することがあれば質問を行い、討論(自分が議案に賛成か反対かを表明してその理由を言う)があれば討論を行ったののちに、
議会全体での採決を行う。
大田原市では、4つの常任委員会があります。全議員がそのどれか一つに所属します。
常任委員会の名前とそこが審査する案件は次の通りです。
●総務常任委員会
(総合計画、財政、市税に関することや、広域行政、消防及び防災・地域安全に関することなど)
●民生常任委員会
(健康増進、福祉、子育て支援、高齢対策、介護保険事業に関すること、戸籍、住民票、国保医療・国民年金に関すること、ごみ処理などの環境衛生に関することなど)
●建設産業常任委員会
(農林業・商工業に関すること及び広くまちづくり(道路や河川の整備、都市計画の決定、中心市街地整備、市営住宅の管理、建築確認審査、上下水道の整備、農地利用調整等)に関することなど)
●文教常任委員会
(学校教育などの教育問題、生涯学習、社会教育、芸術文化の振興施策、スポーツ活動の促進に関することなど)
星は、現在総務常任委員会に所属しております。
また星が所属する一期生4人の会派「一誠会」のメンバーの現在の所属は、
植竹福二議員が建設産業常任委員会、
滝田一郎議員が民生常任委員会、
鈴木央議員が文教常任委員会となっており、
ちょうどすべての常任委員会に一人入っている、という状況です。
議会の説明が長くなってしまいました。
本題の議案第20号に戻りますが、第20号は教育施設である図書館関連の議案ですから、文教常任委員会が所管となります。
星は、文教常任委員会の傍聴に行きました。
第20号は文教常任委員会の6人に審査されました。
「年末年始の図書館の閉館日を5日から2日に変更する」という部分についてはどなたからも異論・反論がありませんでしたが、
「図書館の開館時間を30分前倒しする」ということについては前回の記事に書いたような内容が議論され、
結果、議案20号は1対4で否決されました(委員長は採決に加わりません)。
全委員が何らかの形で30分前倒しすることへの懸念を表明していたので、当然の流れだと思いました。
今すぐに変えずに、来年4月の図書館の指定管理者の更新・変更に合わせ協議していくべき、という合意がほぼ形成されていたように感じています。
(ここは傍聴に行った星の主観ですので、異論がある人もいるかもしれません。)
続きます。]]>
連載記事 議会の役割と理想の在り方って?②…図書館の開館時間を変更は早計であるたくさんの理由
http://utsusemifo.exblog.jp/22374242/
2014-04-02T12:29:00+09:00
2014-04-03T04:36:35+09:00
2014-04-02T12:30:06+09:00
hoshimasato
議会
結論から言うと、いろいろ調査した結果、「今すぐに30分前倒しにするというのは早計」という結論に至りました。
理由は、たくさんありました。
まず、理由1、後ろ30分の利用者がかなりの数いること。
図書館が新しくなった12月15日~3月9日の間のおよそ3か月のデータによると、
後ろの30分の間に入館した利用者は3223人いました(入口のセンサーで確認しているとのことです)。
1日平均48.1人となります。
また、土日の最後30分(17時~17時半)の平均入場者数は80人を超えます。
ちなみに新しくなる前の図書館の利用者数は延べ数で年間20万人ほどです。
3223人という数を多いと思うか少ないと思うかは人それぞれでしょう。
ですが、その中には「30分前倒しになったら図書館が利用できなくなる人がいる」という点は押さえておくべきです。その人にとっては、その30分短くなることが図書館のあらゆるサービスがなくなることと同義かもしれませんから。
理由2、十分な調査が行われていないこと。
開館を30分前倒しして欲しい、という市民がどれくらいいるのか、担当課では数は把握していないとのことでした。また、まちづくりカンパニーに対して開館時間を早めてほしいと意見を伝えた利用者の方も、「閉まる時間をを短くしたとしても前倒ししてほしい」とまで考えているのか、わかりません。あくまで「前を伸ばしてほしい」という意見でしょうから。
また重ねてになりますが閉館が30分前倒しになった場合、上記の3223人の中には、仕事帰りなどで寄っていたけれども今後は寄れなくなる、という人もいるはずです。(4月は夏時間に代わるタイミングなので、平日の閉館は冬に比べれば30分は伸びますが土日は純粋に短くなります。)
逆に30分前倒しになったら仕事の前に来られる、だとか、夜勤明けに来られる、という人もいるとは思います。ですが、その数を調べる調査は全く行われておりません。
理由3、新図書館がまだオープンして3か月しかたっていないこと。
図書館がトコトコ大田原の中に移動して、まだ3か月であり、その影響により夏場の利用者数がどれくらい変動するかみえません。後ろ30分の利用者もどれくらいいるのか、まったくわかりませんし、予想もつきません。
理由4、告知期間が短すぎること。
たとえこの議案の通り変更するとしても、図書館の開館時間の変更には最低1か月ほどの告知期間が必要なのではないでしょうか(開館時間の拡大だったらいきなりでもいいですが)。
今回は、3月25日に議決してから1週間後の4月1日に時間が変更になってしまいます。
すると図書館での告知も十分にできず、4月頭に発行される広報にも間にあいません。
図書館が4階になったので、前の図書館のように前まで車でいって「あ、今日もうしまってるや」と簡単に帰ってこられるわけではないのです。立体駐車場に車を止めてわざわざエレベーターで4Fまであがった後に図書館が閉まっているときのガッカリ感といったらありません(星は体験済みです…)。
後ろ30分に入館していた方々で同じ思いをする方も多いと思いますし、そこではじめて30分前倒しの事実を知り、「なんで閉館時間短くなってるの?」と憤りを覚える方も出てくることが予想されます。(重ねてになりますが、4月は夏時間に代わるタイミングなので、平日の閉館は冬に比べれば30分は伸びますが土日は純粋に短くなります。)
また、一般質問の中で高瀬重嗣議員が指摘していたことですが、3月に市から各家庭に配られた「大田原市くらしのガイドブック」には、当たり前ですが元の時間で開館時間が記載されています。
理由5、平成26年度末で指定管理の期間が終わること。
ダメ出しがこれでした。
平成26年度末で、現在の指定管理者に対する指定管理期間が終わり、
平成27年度から新たな仕様書に基づいた契約になるのです。
今年の夏から、図書館の開館時間も含め、検討が始まるとのことでしたので、
これから調査を行い、来年の4月にはより市民のニーズに合う形に変更になっていくでしょう。
それならば、今このタイミングで調査も十分になされていないまま変更する必要はないということです。今変えても来年の4月にはまた開館時間が変わる可能性があるのですから。
これらの「変更は早計」という理由に対して、議案に賛成する理由は「図書館だけ30分開館がずれているので合わせたい」という理由しか見当たらないのです。ちなみに開館時間は施設によってバラバラなので、頭だけ合わせる、ということの意味もそれほど無いように感じています。
会派でも話し合い、「議案の通りの開館時間の変更はするべきではない」との合意がとれました。
続きます。]]>
大阪府でのいじめの統一アンケート導入について。
http://utsusemifo.exblog.jp/20173435/
2013-03-19T02:27:04+09:00
2013-03-19T02:27:14+09:00
2013-03-19T02:27:14+09:00
hoshimasato
議会
簡単にいうと文科省と県がやっているのは、「学校がいじめって認識したものだけ報告してね」というレベルの調査になっています。
「平成23年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」において一番いじめの多かった熊本県では1000人あたり32.9件/年、一番少なかった佐賀県では1000人当たり0.6件/年と、およそ55倍の開きがあります。そんなわけないでしょうが!!
都道府県によってなにをいじめとするかの方針が違うのでこういうことになります。
栃木県では、各学校が調査を行い、これはいじめでこれはいじめじゃない、と分類をし、「いじめ」と学校が認定したものを報告している状況です。
つまり、仮に子どもが「いじめが苦しい」とおもって自殺してしまっても学校はいじめと認識していなかったら「いじめはなかった」となると。
何のための調査なんでしょう?
「いじめがない」ことを証明することが重要なのではなく、
子どもが「苦しい」「いじめられている」と“思っている”状態を早期発見し、早期対処することが必要なのではないですか?
どうせやるのなら「あなたはいじめられていますか?」「クラスにいじめはありますか?」といった統一アンケートをとって、学校ごとの傾向などを把握し、困っている学校に人的支援を厚くしたり、スクールカウンセラーさんやスクールソーシャルワーカーさんを配置するなどの支援をするのが教育委員会の役割ではないでしょうか。
思いが強くて長文になってしまいましたが、大阪市で学期ごとの統一アンケートの導入を決めたということを紹介したいがための投稿でした。小さく簡単でありながら大きな一歩です。
国や県に任せていたら、子どもたちは守れません。
大津で起こってしまったことが自分の市で起こっていたかもしれない、ということに、どれだけの想像力を馳せられるか、それが重要だと思うのです。
http://sankei.jp.msn.com/west/west_life/news/130312/wlf13031222190029-n1.htm
ちなみに教育長の答弁は「共通の部分ももちながら学校ごとに独自性を持たせている」というような、ちょっとわかりにくい回答でした。
大田原市でも、統一アンケートを定期的にとってくれることを強く願います。
(これ、教員の負担も減らすことになると思います)]]>
平成25年第2回定例会スタート
http://utsusemifo.exblog.jp/20111083/
2013-03-06T00:34:43+09:00
2013-03-06T00:34:37+09:00
2013-03-06T00:34:37+09:00
hoshimasato
議会
大田原市議会の定例会は3の倍数の月(3月、6月、9月、12月)に年4回開かれますが、
3月の議会は次の年度の予算を決める大切な議会です。
日程はこちらです。
PDF→http://goo.gl/Vz2w4
Googleカレンダー→http://goo.gl/N9oiZ
今回提出されたのは人事案件1件、平成25年度予算案件9件、条例案件24件、補正予算案件6件と盛りだくさんです。
議案書と予算書を直接ここにあげたいのですが、
個人情報やなんやかんやの問題もあるかもしれないので、
とりあえず提出議案説明書をあげます。
http://goo.gl/KQW90
ここにかいてある文は、ほぼそのまま定例会の初日に市長が読み上げている文です。
そのあとに担当の部長さんが説明が詳しい説明をする、という流れです。
ちなみに今回、一般質問の中で議案書や予算書を市のHPにあげることを提案します。
(議員になる前に傍聴にいった時、議案書や予算書みられないから何がなんだかさっっっぱりだったので)
このあと一般質問のイベントページを作成します。
ぜひ議場orインターネットで傍聴してください。]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/