文教大学学祭。
2004年 11月 15日
友達は演劇サークルに入っている。
今回は役落ちしちゃったらしいんだけど、その劇団が以前にやった劇がとてもよくて、今回も見に行った。
学祭って面白いね!
自分の学校の学祭はサークルの方で忙しくて何も出来なかったけど、今回はおいしいもの食べたり、演奏聞いたり、絵や写真を見たり。
短い時間だったけど有意義に過ごせた。
友達のサークルがやった劇は「ドライブイン カリフォルニア」という劇だった。
カリフォルニアというドライブインという一つの場面にいろんな登場人物が出てきてなんだかんだあるドタバタコメディ。
2時間半くらいの劇だったのだが、とても楽しめた。
間延びしてない。
展開も速いし、笑いどころが多くて、下手なお笑い番組なんかよりよっぽど笑った。
学生の演劇サークルって、ちょっとした間だとかに素人臭さを感じるんだけど(それが魅力って事もある)、今日の劇ではあまり感じなかった。
笑えるけど悲しい。そんな劇だった。
劇の最中に、笑える場面があったり、泣ける場面があったりするのは当然のことなんだけど、この劇はそれが極端に早い。
悲しいシーンの最中に笑いが入ってきたり、面白いシーンなのにふっと寂しげな台詞が入ったり。
そういうのに感情が揺さぶられる。
好き嫌いあると思うけど、俺は、ね。
奇人役を上手くこなせる役者はすごいやね。尊敬してしまう。
でも普通の人の役を普段の自分を出さずにやれる役者が一番すごいのかも。
演劇っていう表現媒体は羨ましい。
音楽とちがって、見れば程度の差こそあれ誰でも楽しめる気がする。
音楽は好き嫌い別れちゃうからな。
音楽のよいところはCDという形で日常に浸透出来ることですかな。