内定!
2007年 09月 10日
携帯安売り店やカフェをプロデュースしたり、イベントの人材派遣したりしているベンチャー企業です。
説明会は20近く行ったけど、一次面接受けたのは、この会社が初めて。で最後。
夏、バイトで忙しい合間をぬっての就活だった。
1次面接は、小学校のプール指導のバイト終わってから、直行。
この時は面接がどんなものかも分かっていなくて多少ドキドキだったし、いきなり「自分をプレゼンして」と言われて、グダグダな感じになったので、「ああ、就活ってやっぱり大変なんだなぁ…次頑張ろう」くらいの気持ちで家に帰った。でも通ってた。
2次面接は、こどもの城で手作り楽器教室の講師をやってから直行。私立で先生をやっている先輩にダブルノットを教えてもらってから行った。
20階くらいあるビルの何階に会社が入っていたか忘れたので、勘で適当に押して運だめし。5回目であたる。運は良いのか悪いのか。
面接する人が急用で遅れて15分くらい待たされる。ドキドキ。
1次面接あまり面白いことやれなかったから、何かやらかしてこようと思い、まだ勉強し始めて3週間しかたってない手品をネタとしてもっていった。
モリックがやってた、500円を携帯の画面の中に入れて出すという手品を真似して(とはいえ、実際にモリックが何をやっていたかはわからない。現象だけを俺の出来る範囲で真似てみた)、「これが本当のお財布ケータイです」って言って(これもモリックの台詞のままw)。携帯ショップの店舗のイベントプロデュースの話の時に、自然な話の流れで手品に持っていけたのがよかった。
2次面接のときは本当にお金がなかったときで、財布の中に500円ちょっとしかなかった。
就活に必要ない荷物があったので、コインロッカーにしまいたかったんだけど、500円玉をくずしてしまったら手品やれないし、何より帰りの電車賃がなくなる、という状況に陥った。他に思いつく術がなかったので、これから面接する会社が入っているビルのトイレの、掃除用具が置いてあるロッカーに自分の荷物を隠しておいた。「通ればネタになるな」とか思いながら。で、通ってた。
社長面接は楽しい時間だった。
世の中をよくしていくにはってことやら、現代の若者のことやら、現代の就活のシステムのことやら、教育のことやら、人生のことやら、夢のことやらを話した。
熱い人だった。
この人が集めた人なら面白い人ら多そうだなと思った。
一般教養のテストとかはなかったけど、面接、どの人とも1時間半くらいずつやった。
人を見ようってのが伝わってくる面接だった。2次と社長面接はすごく気持ちが楽だった。
面接とか、こっちが緊張してしまいそうな相手と話す時って、その人の特徴(視線の動かし方とか、言葉遣い、動作など)なんかないかなー、って考えながら話すようにしている。
すると相手も人だから何かしら特徴あるし、そういうのをひとつふたつ見つけるとなんだか落ち着ける気がする。同じ人間なんだ。と思って。
とりあえず、自分ってものを見てもらえて、会社が求める一定の何かがあったから採用してもらえたんだろな。
身と心を削って就職活動をやっている人らを身近で何人も見てきた。
何社も何社も受けて、落ちるたびに自己否定に耐えて(それは就活のやり方に問題があるといえなくもないけど、それが一般的な就職活動の形になっているよね)。
そして半年くらいかけて内定3つくらいもらって、内定通知書並べて、「うーん、ここがこの中では最大手かな!」って言ってひとつ選ぶ。
でもそういう就職活動はしたくなかった。時間や金銭的にもする余裕なかったし。
マイナビで適当にエントリーしたベンチャー企業の中で電話がかかってきたところがそこだったからという理由で行った会社説明会から始まった就活ではあったけれど、俺は俺なりに運命的なものを感じているし、楽しめそうな場所を選べたし、そこに受かったし、運がいいなと思う。
まあ、もし違う会社に就職してたら、そこに運命的な何かを感じてたのだろうけどね。
今年“絶対”やらなきゃいけないことの一つが無事終わって一安心。

そのうち就職祝いでもやっかw



そして運をわけてくれ!ご利益!



今度また飲みましょうね◎