ミクシーミュージック
2006年 09月 15日
というのが第一印象。
ミクシーミュージックが何なのかをミクシーをやっていない人のために説明させてもらう。
パソコンで聞いた楽曲のデータが送られて、リストアップされて、ミクシーを見てる人が「この人どんな音楽きいているのかなー」って気になったら見てみると、その人がどんなアーティストの曲をどれくらい聞いているかがわかるようになるというもの。
あんまりうまくない説明だが。簡単に言うと、
自分がどんな音楽を聴いているかが世界に配信される。
ということ。
ミクシーも、同じ第一印象。気持ち悪い。
足あととかね。誰がいつ自分の日記を見たかがわかる。
逆に自分が見たら、「見た」という証拠が残る。
携帯電話も第一印象は気持ち悪いだった。
いつでもどこでも呼び出される。どこにいるかが把握される。
でも、その気持ち悪いという第一印象より、便利さなどのメリット、あるいは社会的な要請(携帯電話とかね。持つことより持たないことに強い意志が必要)が大きくなってくると自然に受け入れて、それをそういうものとして使うようになるんだろう。
新しいツールが目の前に現れるたびに、喜んで受け入れるか、しぶしぶ受け入れるか、受け入れないか選ぶことになるわけだ。
そうであるなら、金銭的な問題や時間がかかるなどの要因がない場合は積極的に使ってみて、それを受け入れるべきか受け入れないべきかをしっかりと考えたいと思うわけです。
新しい機械やシステムがコミュニケーションのあり方を変えてしまうわけですよ!
なんと恐ろしいことか!
変わった先のコミュニケーションの形を使ってなければ、変わった先を知れない。
だから、使ってみて、こういうあり方は好きじゃないと思えばやめる。
俺はそういう姿勢でいきたいと思っている。
好奇心は三大欲求と同じくらい強いしね。
だからちょっとミクシーミュージックも使ってみることにした。
面白くなかったらやめる。
なんかこれがあることによって、かっこつけてしまって、自分が本当にかっこいいと思っている音楽しか聞けないようになる人とか出てくるんじゃないかと思うのだ。
メリットは「あ、この人こんなの聞いてんだ」とかいう発見、そして新たなつながりなのだろうが、今のところそんなにメリットは感じない。
ただ、ミクシーを使っている人が「他人に(本当の)自分を知ってもらいたいという願望」を、意識しているしていないにかかわらず、必ず持っているとするならば(俺はそう思っている)、ミクシーミュージックはその流れによく合っている機能だと思う。
気持ち悪いくらいに。