2月12日 年齢
2006年 02月 13日
三並夏とは文藝賞を最年少15歳で受賞した人。
15歳て、中3よ?
なんだか昨今の新人賞は本を売るために若い作家の作品にばかり賞をあげているイメージ。
話題作りだろ?と否定的な印象を持っていた。
でも読んだらちょっと納得。
感動はしなかったけど感心はした。
まあ、そこには「中3でこんなにかけるのか」という年齢のことが入ってくるんだけどね。
中学生が、多くの中学生が感じるであろうことを、ちょっと上のレベルで書いてる、みたいなね。
自分が中3の時なんて何もわかってなかったからなぁ。
少なくとも小説をかけるくらいの知識や視点は持っていなかった。
時とはいつのまにやらたってしまうもので、時がたてば人は年齢を重ねていくもので、俺も21歳。
オリンピックにも自分より下の人らが出てるし、コンビニやスーパーのバイトでもおそらく自分より下の人がいる。
最近まで大人がいると思っていた場所に自分より年下の人がいる。
友達が就職する。
同級生が結婚して子供を産む。
そういう事実に戸惑う。
ちょっと脱線するがエロ本やAVでもそう。
自分より年下(ということになってる)人がたくさんでてる。
それが嫌になってエロ本を投げ捨てるほど繊細ではないが、なんだか変な気分になる。
動揺ってのが一番近いかな。
周囲の人と比べて自分はガキだと思う。
自分が12歳の時に想像していた21歳とかけ離れすぎている。
ミュージシャンは大人になれないらしい。
大人ってなんだ?
経済的に自立している人、後先考えて感情を殺せる(抑えられる)人、いろんなことに対する姿勢の基盤ができていて自分なりの態度を出せる人、割り切った考え方のできる人、些末なことにとらわれない人、既得権益をもっている人。
いろいろ考えてみたが、要するに俺は「迷いのある大人」っていうものを受け入れていないから今までのような考えになっているのだろうと思った。
ちょっとまとまった気分。
結局その後の態度が決まらないのだけど。

というか、みんな考えることかも。。
最近の就職活動の自己分析をすればするほど、
大人って何?仕事って?ところまで掘り下げて考えしまう。
大人って…経済的な自立→その他には仕事→自分で稼ぐ→やりがい
とか永遠の連鎖!
分からないものが分かったというか…無理に整理しようするから
どこか捻じ曲げなきゃいけないというか。
飾らず考えることの大切さが身にしみるのよね~!