ひっかかった言葉。 上野千鶴子「記憶の政治学」より
2005年 07月 31日
「記憶の政治学」を直接読んだわけではないけど、遥洋子の「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」(ちくま文庫)に引用されていた一節。
自分の事をずっと「感情先行型論理的人間」だと思っていた俺としては、「それでいいんだ」と肯定された気分でちょっと嬉しい。
フェミニズムって素直に頷けない論も多くて、行き過ぎている、と感じることもあるのだけど、土台そのものを疑うといった上野千鶴子の思考法やら生き方やらは純粋にかっこいいと思うのです。
ロックだ。
「欲望は模倣性があり、個人の自我の中心から出てくるものではない」
というようなことがチラリと書かれていた。気になる。
これはカテゴリ「本」に分類すべきかね。