ひっかかった言葉。 上野千鶴子「記憶の政治学」より

「学問は直観を論理的に分節する後追い作業である。」

「記憶の政治学」を直接読んだわけではないけど、遥洋子の「東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ」(ちくま文庫)に引用されていた一節。
自分の事をずっと「感情先行型論理的人間」だと思っていた俺としては、「それでいいんだ」と肯定された気分でちょっと嬉しい。

フェミニズムって素直に頷けない論も多くて、行き過ぎている、と感じることもあるのだけど、土台そのものを疑うといった上野千鶴子の思考法やら生き方やらは純粋にかっこいいと思うのです。
ロックだ。

「欲望は模倣性があり、個人の自我の中心から出てくるものではない」
というようなことがチラリと書かれていた。気になる。

これはカテゴリ「本」に分類すべきかね。
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by hoshimasato | 2005-07-31 04:23 | Comments(0)

元大田原市議会議員、ほしまさと(星雅人)のブログ。2023年春の栃木県議会議員選挙に出馬表明中。こどもの味方、学童保育支援員、パソコン要約筆記者。大田原を、那須野ヶ原を「誰一人取り残さない持続可能なまち」にするためのご意見募集中。→https://forms.gle/YNT9krbHtd1814LWA


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