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大田原の財政状況は?…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その②

大田原の財政状況は?…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その②_b0063162_01395719.jpg

『「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。』という連載を開始したいと思います。…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その①』の続きです。


議会内のややこしい話の前に、市民の皆さんの生活に直結する令和2年度一般会計予算について、説明していこうと思います。


まず、「大田原市の財政の状況大丈夫なの?」という問いに対して、市政を家計に例えて、ざっくりした話をします。


「とってもお得なローン(後から返済額の7割が戻ってくる)を上手く使うなどして震災で壊れた家などを建ててきました。他の家庭と比べてみても、借金とかはものすごく多い訳ではないですし、後年度の負担は多少増えていますが考えながらやってます。ですが収入は仕送り(結婚後、自立しろということで、ちょっとずつ減らされてきた)も少なくなってきて下がってきてますし、使える貯金も少なくなってきてて、今年は特別な支出もあるので、今まで使ってきた娯楽費や教育費、交際費が今まで通り使えないので苦しい状況です」


これが、私に見えている大田原市の現状なのです。

(これでもややこしいですが、現状を理解して貰うためには、簡略化してもこれくらいの説明は必要かと思っています。)


地方自治体や議会関係者の皆様はおわかりでしょうが、

●とってもお得なローン…【合併特例債】

●後年度の負担…【将来負担比率】

●仕送りも少なくなってきて…【普通交付税の合併に伴う加算措置の段階的縮減】

●結婚…【合併】

●使える貯金…【基金残高】

●娯楽費・教育費・交際費…文化費・教育費・市単独補助金(ここは独自解釈かもです)

を表しています。


今年の特別な支出とは、大田原中学校の増改築事業・防災行政無線の市全域への拡充・クリーンセンターの基幹的改良整備費・一般廃棄物の最終処分場の整備費などの40数億円の支出です。


去年の12月議会で君島孝明議員が「ここに来て2大イベントの休止、財源不足のため事業費の削減など、余りに突然のことだったので、驚いたのは私だけではなかったと思います。」と一般質問の中で語っていますが、それが市議会議員の大半の素直な感想だったのではないかと思います。

私自身、昨年の10月に、選挙の準備などで動きを取っている最中に「与一まつりと大田原マラソンの中止」や「職員の給与カット」の話を聞きました。その時は与一まつりや大田原マラソンも財政が理由での中止だという認識だったので、「そんなまずい状況にないはずなんだけれど…」というのが私の率直な感想でした。


というのも、その直前にあった9月議会で、10月からの幼児教育・保育の無償化に合わせて、市が独自施策を打ち出したのです。それが、「全ての子どもの副食費の補助(月額2000円)」「無償化にならない02歳児の保育料の3割カット」というものです。これは、幼児教育・保育の無償化により国が負担をしてくれる分が増えて市での負担が少なくなったにせよ、かなり大きい金額の事業でした。幼児教育・保育の無償化に合わせたタイミングでのこれだけ大胆な独自政策は県内のどこも打っていないのではないでしょうか(私の情報収集不足かもしれませんので、もし知っていたらご指摘ください)。


ここの話は、数日後に語る「幼児教育・保育の無償化により負担が増える逆転現象」の話と関係しますので、後ほど詳しく説明しますが、そのようなものを打ち出せるだけの財政的な余裕がまだあるのだ、というのが、私が見ていた市の財政のイメージです。

これが、昨年の12月、3月議会を通して、崩れていくことになります。


明日投稿予定の『令和2年度予算の中身と、削減されたあれこれ…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その③』に続きます。


by hoshimasato | 2020-03-26 12:00 | 議会

大田原市議会議員、ほしまさと(星雅人)のブログ。子どもの味方、学童保育支援員、パソコン要約筆記者。「多様性」と「対話」を大切にし、ともに社会課題を解決する市政を目指し奮闘中。


by hoshimasato
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