『「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。』という連載を開始したいと思います。…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その①
2020年 03月 25日
3月議会が、一週間前の18日に終わりました。
今日から数日にわたって、『「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~』と題して、今回の3月議会の記録をまとめていきます。
毎年、3月の議会は、4月から始まる新しい年度の予算案が市長から出され、その審議を行う議会です。
今議会で審議した令和2年度一般会計予算は与一まつりや大田原マラソンの一時休止が始まる3年間の1年目となる予算です。
更に、予算編成方針において「財政運営の大改革」と位置づけられ、「全ての施策についてゼロベースの視点での予算要求」「市単独補助金の20%カット」の大胆な方針が掲げられていました。市長の公約の目玉施策である「小中学校の給食費の無料化」についても、完全無料ではなく、一部負担をお願いする形になってしまうことを報道で知った方も多いと思います。
「大田原の財政どうなってるの?」「いろいろイベントなくなっちゃうけれど、大丈夫なの?」など、市民の皆様や近隣自治体の知り合いの方々からも心配の声が上がる中で、どのような予算が上がってくるのか、注目が集まる議会でもありました。
その予算の中身についても、お伝えしていく必要があるかと感じています。
また、今回の議会は、今後の大田原市政や、昨年12月から始まった第18期の大田原市議会の先行きを占うような、象徴的な議会になってしまったように感じています。
もちろんこれは、いい意味ではありません。私にとって残念に思うことがいくつも起きましたし、そのことに憤りや呆れや、情けなさ、悲しさを感じました。起きたことのいくつかは、これから先の議会にも悪い方向に大きく影響するような布石にもなってしまっています。現在の大田原市の議会と市長の関係や構造を明確に表すような事柄も起きました。これらは、私自身の防備録としてしっかり記録をしておくこと、また、興味のある人に知ってもらうことが、きっと今後の市政にいい影響をもたらす、ということを信じて、パソコンに向かっています。
できるだけ簡単に書いていこうと思いますが、単純化しすぎるとものごとの本質を上手く伝えられないこともあると思いますので、多少難解になっても、ご容赦いただきたく思います。
明日昼頃配信予定の『大田原の財政状況は?…〈連載〉「どうなってんだ大田原市議会!」と心の中で叫んだ。~2020年度3月議会を終えて~その②』に続きます。お楽しみに。