「学校給食費の無料化」の補助金も20%減!

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日が変わってしまいましたが本日14日、全員協議会が開かれ、令和2年度予算が示されました。
津久井市長の初当選時からの目玉公約の一つ「給食費無料化」の補助金は、来年度から20%削減になるとの説明がありました。大きい案件だと思ったので、全協終了前のタイミングで水を向けさせてもらったのですが、「皆一律に20%カットなのか」「所得制限や何らかの条件を設けるのか」というような点の説明まではありませんでした。
午後にはメディアに対する記者会見があったのですが、どんな質問や説明があったんでしょうか。気になります。

令和2年度の予算は「聖域のない大改革」を進めるという予算編成方針が立てられていましたが、「先憂後楽 明るい未来創生予算」と名付けるとのことです。予算総額は増えているのですが、広域クリーンセンターの最終処分場や大田原中学校の建設費等などで大きくなっているところがあり、「市単独補助金については原則20%カット」という話が出ていたように、削減の箇所も多く見られます。まだ大枠しかわかりませんが、削減のインパクトの方が強く出てしまっているように感じています。3月議会を通して、中身をしっかり確認していきます。

津久井市長が初当選時にマニフェストに掲げた中で、
「市民参加による事業仕分けの実施」
「市長退職金ゼロの実現」
「副市長1人制の実現」
「学校給食費の無料化」
など、「一旦やったけれど、戻します」というものが10年の間に出てきていますね。
私も戻すことが全て悪いとは思っていませんが、外から見てて(市長就任前に)「やるべきだ!」と思っていたことと、中にいて(市長になって)「やるべきだ!」と思うことは違うのかなぁ、選挙の時に市民受けするようなものは実際は難しいのかなぁ、などと、いろいろ考えさせられるものがあります。

一応書いておくと、全ての事を「続けるべきだ」と思っている訳ではないです。やめてよかったと思うものも、やった方がいいのに、と思うものもあります。上記の政策についての星の評価としては、
「事業仕分け」…やったほうがいい。
「退職金ゼロ」…しなくていい。
「副市長1人制」…2人でもいい。
「学校給食費の無料化」…子ども・子育て世代にお金を回すこと自体は評価していたが、別の子ども・子育て予算の方がいい。
というような温度です。

ちなみに、津久井市長のHPには、まだ初当選時のマニフェストがずっと載っているんですよね。
これ、まだ継続されているようにも感じられてしまうので、もうやめたものについては削除するか、「○○年版」などした方がいいと思っているんです。
私は津久井市長の2期目の選挙中にこれを見て、1期目と変わっていなかったので同じマニフェストで行くのだと思っていたんですが、2期目当選した直後の議会の一般質問の中ですぐ退職金ゼロをやめるという話を引き出してしまって驚きました。
「市長の退職金ゼロ」や「副市長1人制」については、まだ続いていると思っている市民の方もいらっしゃいますから…。

そして、与一まつりと大田原マラソンの休止がそれぞれの実行委員会で決まったことの報告もされました。経緯や説明などは、全然納得はいっていませんが、実行委員会の総意ですから、もう、どうしようもないです。これらは復活に向けて早期に体制を作っていってもらうようにしていただきたいと思っています。

ついつい長文になってしまいました。それでは、おやすみなさい。

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by hoshimasato | 2020-02-15 02:28 | Comments(0)

元大田原市議会議員、ほしまさと(星雅人)のブログ。2023年春の栃木県議会議員選挙に出馬表明中。こどもの味方、学童保育支援員、パソコン要約筆記者。大田原を、那須野ヶ原を「誰一人取り残さない持続可能なまち」にするためのご意見募集中。→https://forms.gle/YNT9krbHtd1814LWA


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