明日の一般質問は、与一まつり3年間廃止の徹底議論!・・・星の便り Vol.98

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写真は今年2019年の与一まつりのオープニングセレモニーの市長挨拶です。

(ほしまさとメールマガジン「星の便り」 Vol.98 令和元年12月15日発行より)

【98号のまとめ!】~~~~~~~~~~~~
・明日の一般質問は、与一まつり3年間廃止の徹底議論!
・「移住定住促進センター」「美原・黒羽屋外プール」の廃止の方針
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●明日の一般質問は、与一まつり3年間廃止の徹底議論!
明日16日(月)の朝10時から、今期初の星の一般質問があります。
是非議場で、あるいはネットで、ご覧ください。
傍聴にお越しになる場合は、新庁舎の8Fにお越しください。お名前住所等を記入の上、傍聴席に入り、議場の上の階から傍聴ができます。
ネットでご覧いただく場合、時間になると、下のURLの、「生中継を見る」からご覧いただけます。
http://www.otawara-city.stream.jfit.co.jp/

質問の大項目は以下の通りです。

 1、大田原市議会議員選挙について
 2、来年度予算案における祭り・イベントへの補助金について
 3、大田原市史編さん事業と公文書の管理について
 4、災害時の市の情報発信について

「2、来年度予算案における祭り・イベントへの補助金について」で私が取り上げたかった与一まつりの3年間休止については、高瀬重嗣議員の質問の中で同じ趣旨の質問が出ており、一部が明らかになりました。
「3年間休止のデメリットが多いのではないか」という点など、私の問題意識とかぶるところがおおく、大変参考になりました。

高瀬重嗣議員の質問の中の市長答弁をご紹介します。
(正確な議事録ではなく、私の要約メモですので、多少の文言のズレはご了承ください)

・「大田原マラソン、与一まつりの予算規模は、大胆な財政改革という観点から見たときの比率は、そう高いものではありませんが(中略)メインの事業が武者行列を酷暑の中での熱中症が起きたらどうするか、ということでこれまでも提言があった。執行部としても熱中症がでたとなると行政の責任となる。時代や自然環境等の背景を考えると、予算以上に子ども達の健康管理を充実したお祭りにしたい」

この発言を中心に、以下のようなことがわかりました。

・財政負担は与一まつりや大田原マラソン休止の主たる理由ではない
・与一まつりの3年間休止の主たる理由は3つ、「武者行列の熱中症」「2020年のオリンピック、2021年のプレ国体、2022年の国体を背景とした、市の職員への負担」「同じ理由を背景とした、ボランティアへの負担」

こういった点はありますが、それは、対応できない問題なのでしょうかという疑問が残りますし、3年間やめるだけの説得力が無く、納得がいかないんです。
「武者行列を縮小・廃止・あるいは時間変更をすればいいのでは」
「市の職員の負担が少なくなるように実行委員会に変更を求めたらどうか」
「ボランティアへの負担が少なくなるようにまつりの内容の変更を検討してはどうか」
「ボランティアが少なくなって与一まつりが続けられないかも、ということをしっかり告知して若手のボランティアを募集しては」
こういった部分がなぜ不可能かは明らかになっていません。

3年間休んだら、こういう問題が解決するかといえば、しないので、
「じっくり考えてほしい」と言いながら、単純に3年間、その現状を放置することになります。

今のところ上がっている話だけを聞くと、「納得のいかない理由で、市長の独断でお祭りをやめることになった。」ということになってしまうので、今まだ出ていない理由があるのかどうか、しっかり聞いていきたいと思っています。

私も、与一まつりを今と同じ形のまま続けることがいいとも思っていませんし、よりよく変えていくべきだと思っています。それは、関わっている人の多くが感じていることだったと思います。「ここをこうしたらいいよね」という雑談は、多くの方としてきました。それくらい、市民の関心が高いイベントです。また、程度こそあれ、与一まつりは毎年変わり続けています。3年間、試行錯誤を止めて解決する問題ではないと思っています。止めることのデメリットが多すぎます。

来年のオリンピックは、市職員への負担はそれほど無いように感じています。少なくとも、とちぎ国体の方がかなり大きな負担になるはずです。だからこそ、その前にボランティアや市の負担が少ない体制にもっていかなくてはいけません。
だとすると、「今後のボランティアや市の職員の負担」をしっかり考える来年を休んでしまうのは、その変化のチャンスをみすみす1年逃すことになります。

本当に与一まつりをいいものにして今後も行っていくつもりならば、「来年の与一まつりをこのように変えるのだ、それはこういう理由だ」ということをしっかり訴えることが先で、3年間の休止を議会や実行委員会に説明することなしに独断で発表することではなかっただろう、とそう感じています。

一般質問の中で、しっかり説明をしてもらい、議論を深めていきます。

●「移住・定住サポートセンター」「美原・黒羽屋外プール」の廃止の方針が出されました

与一まつりや大田原マラソンの休止は、前もって下野新聞の報道があり、私たちも知ることができましたが(議会への報告はありませんでした)、今議会でも、「移住定住サポートセンター」「美原・黒羽屋外プール」の廃止の話が出てきています。
サポートセンターには本年度1590万円の委託料が出ていましたが、国の3年間の交付金がなくなり同じような委託ができなくなる、ということです。また、41年前に開設した美原温水プール、32年前に開設した黒羽の屋外プールは、維持管理にそれぞれ881万円、585万円かかっていましたが、利用者が年々減りピークの4割程度になっていること、様々な修繕箇所があり、負担が大きくなっていることなどが理由として挙げられました。

様々な削減の方針がでてくる、その根本には、来年度の予算編成方針があります。
https://www.city.ohtawara.tochigi.jp/docs/2019110100027/
今、方針が決定されているものの他にも、1月の副市長査定、市長査定を踏まえ、大きな廃止や削減の例が出てくるのではないでしょうか。
廃止や削減が本当にやむを得ないことなのかどうか、3月の予算議会までに確認していきます。


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by hoshimasato | 2019-12-15 19:59 | Comments(0)

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