その議会でどんな議案が提出されるかわかりますか?
以前は議会が開催される初日に議場に行かなければわからなかったのですが、
今では議案書をHP上にあげていただけるようになったので、
パソコンを使える人ならば、どんな議案が提出されるのかは議会の開会より前に下のURLから見ることができます。
http://www.city.ohtawara.tochigi.jp/gikai/docs/2015083100033/
そして、大田原市議会では市民の5分間演説という制度ができたので、
上記の議案を見てみて、気になる議案、通したくない議案があったら、それについて委員会で意見を言うこともできるようになりました。
(星による説明動画)
(市議会のHP)http://www.city.ohtawara.tochigi.jp/gikai/docs/2015072200034/
また、市議会議員に連絡して議案や市政に対するあなたの意見を伝えることも、実は結構簡単にできます。
(議員名簿と連絡先)http://www.city.ohtawara.tochigi.jp/gikai/assemblyman/
「ごく少数の人数の目にしかさらされないまま、多くのことが決まっていっている」というのが地方自治体の実態ですが、大抵のことは職員さんや関係者のかたが知恵を振り絞って多くの人に配慮した議案を作ってくれているので、みなさんの生活に大きな影響を及ぼすものや「どうしても納得いかない」というものはまだあまりないのだろうと思います。
でも、今後は市民の生活の多様化がより進んで、高齢化や人口減少の影響で財政的な余裕もなくなって行政サービスを切り詰めなくてはいけなくなっていくはずなので、そのうちあなたの生活に大きな影響を及ぼす議案が出てくるはずです。出てきてしまうはずです。
あなたがマジョリティならば、不都合なことは最後の最後まで出てこないかもしれませんが、マイノリティならば思いのほか早く出てきてしまうでしょう。今だって、不十分なことはたくさんあるにも関わらず。
その時に、きっと「議会開催前にHPに議案があがっていること」「市民5分間演説」などは「それが本当にあるべき姿か」を問い直し、皆でよりよい行政の在り方を考えていくためのと大きな武器になるはずです。その「いつか」を見越してあるべき議会の姿をつくっていきたいと思っています。一緒に考えてくれる人たちと、自治の在り方を模索していきたいと思っています。
まだまだ不十分ではありますが、いつかあなたの役に立てますように。