

7、これからの中心市街地活性化について
これまで、8回の連載記事を書いてきましたが、今回が最後です。
星が書いてきたのは、平成23年12月に星が議会に入ってから出てきたものですが、
それ以外にも県道の拡張なども含め、かなり大きなお金がうごいているので、
そういったことに端を発する諍いや不信感などを抱えている人もいます。
様々な話を聞いての星の感想は、行政主導で行う再開発というのは「暴力的で怖い」ということです。
仮に乗り気でなくても、自分で声を出すことは難しく、
そのうちに大きな流れに巻き込まれてしまうんですから。
いろいろ思うところはありますが、
それらは全て過去のことですし、遡って何かを変えることもできません。
今年度でほぼ全てのハード事業が終わります。
ここからが、本当のまちづくりです。
いろいろ言いましたが、星は率先してトコトコおおたわらを使います。
これから、作ったビルや、公園や、道をどう使っていくか。
街中の商業の振興をどうはかっていくか。
再開発ビルの成功失敗に関わらず、まちづくりは続けなくてはいけません。
主導している人たちと同じビジョンに乗れなくても、議論を重ねながら、
星も仲間たちと自分たちが求めるまちに近づけるためにまちづくりをしていきます。
記事の中では、中心市街地活性化にたいする市の姿勢まちづくりカンパニーに対する批判も書いてきましたし、今だに納得できないことは多いです。
ですが、まちカンも、計画を変えられ、ハシゴを外されたような状況で、なんとか成功させようと頑張っています。
まちカンも大きな流れに翻弄されながら自分たちの理想のまちに近づけようとしているプレイヤーの1人です。
初めにも書きましたが、中心市街地の活性化は、
市民が選んだ市長率いる市が先導し、市議会や県や内閣府が認めて行われてきた事業です。
成功も、失敗も、そのような代表を選んだ大田原市民にふりかかってきます。
大きな力をもっていながら、「あんなのうまくいかないよ」といいながら黙っている人、賛成している人がたくさんいます。
立場上そうせざるを得ないということはわからなくもないのですが、気分が悪いです。
失敗したら、「ほらみろ」っていうんでしょうか?
うまくいかないと思っているなら止めるなり、よりよい案を出すなりしましょうよ。
星は、街中でやりたいこともいろいろあります。
市民交流センターと子ども未来館を使わせてもらいながら、
子どもたちの居場所作りをしたいですし、
トコトコおおたわらの横で毎月やらせてもらっている投げ銭ライブも
もっと多くの市民パフォーマーにでてもらって、にぎやかにしていきたいと思っています。
あなたも、不満も含め、まちづくりについて思うところを語ってみてください。
愚痴からだっていいと思うんですよね、前を向ければ。
明日明後日はトコトコおおたわらのグランオープンのイベントです。
ぜひ足を運んで、何かを感じてみてください。
感想を、是非星にも聞かせてください。
今回の連載記事は、非常に多くの反響がありました。
多くの方からメールやメッセージをもらいましたし、「読んでるよ」と声をかけてもらい、力をもらいました。
みなさんと知恵を出し合って、どうしていくかを共に考えて行きたいと思っています。
これからも、中心市街地の活性化については注目して見ていき、
メールマガジンやFacebookやブログを使って情報を発信していくつもりです。
9回にわたる長文をお読みいただき、ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いいたします。
ほしまさと