スピッツ「スーベニア」
2005年 02月 12日

スピッツの新譜出たのに感想書いてなかった。
「やっぱりスピッツはいいなぁ♪」という感じ。
ガツン、という感じではなかったのです。
今日聞いてて改めて春の歌のメロディーに感動したので書いてみる。
感覚的にスッと入って来すぎたかな。
新しい面があんまり無いというか(新しい試みはたくさんしてるのにそう感じる。なぜだ)。
グッとくる歌詞が少なかったというか。
ポップ寄り過ぎる(≒ラブソングの匂いがしすぎるとか)とか。
全曲に「君」が登場するのです。
世間のスピッツ像通りの作品というか。狙ってそうしてるんだろう感もあるけど。
つっても理由なんて全部後付けだ。
ここだけ見ると、いかにもガッカリした感じだけど、そんなことはない。
98点か97点か96点か、ってレベルの話。
冷静に見るとかなり良いと思うのです。
スピッツに対する俺の中の無意識下の期待はどんなアーティストよりも上だろうから、心の準備が出来ていて、衝撃が来る方がおかしい。
でも三日月ロックでは期待よりも上だったのですよ。
付近のバンドマンたちの話を聞くとスピッツはハヤブサがかなり評価高いけど、個人的には三日月ロックの方が好きです。
スピッツのここ3作のジャンル的な好み分類。
ハヤブサ・・・好みよりロックより
三日月ロック・・・ちょうどいい
スーベニア・・・好みよりポップより
アルバムって、バランス感みたいなのが大事だと思う。
同じような曲が並んじゃってもいけないし、なんだか疲れる並び順ってのもある。
あと、初めて聞いた時によいと思う曲と、聞き込んでいくうちにいいなって思えてくる曲が無いとダメ。あきる。
このアルバムはホントに何回も聞いてしまう。ってのがある。
普通は名盤とか言うんだろうけど、そう呼ぶとなんだかたいそうな感じがするのでそうは呼びたくない。
ちなみにスピッツなら「名前をつけてやる」が一番好き。
これは何回聞いても飽きない。
俺が人生で一番聞いているだろうアルバムです。
読み返して見たがどうもまとまりの無い文だ。まいいか。