午前中は勉強会として「子どもたちを放射能から守るために ~今、私たちに出来ること みんなで学び、行動しよう~」という勉強会がありました。
講師は藤村康之さん(日本大学教授、非電化工房代表、発明家)です。
聞きながら講演をtsudaったものがこちら。
http://togetter.com/li/157237
昨日の大田原市主催の鈴木先生の講演と比べるとにたデータをもとにしているわけだが強調している場所や語り方が全然違って、受ける印象が全然違った。真逆だった。
鈴木先生は「もともと○○%の発がん率が○○増える」というような言い方をしていて、藤村さんは「○○人中○○人死ぬ」という言い方をしていた。
土壌の汚染について、鈴木先生は「放射性物質は雨で流れるなどし、実際は物理的半減期よりも早く環境からなくなる」と言い、藤村さんは「土壌の汚染度はあがっている」と言っている。
食事について、鈴木先生は「放射性物質は排出される」ことを強調。藤村さんは内部被ばくの怖さを強調。
鈴木先生は「もう空気中に放射性物質はない」ととれる発言をしているが、藤村さんは「線量計で放射線量を測ると8割は土から、2割は空気中の放射性物質から」という話をしている。
同じ現実を分析しているのに。立場が違うとこんなにも違うのだな。
藤村さんの発言の中には「プール掃除を子どもたちにさせたところがある。プール清掃を一度しただけで被ばくする量はたかが知れているが、その姿勢がいけない」というように話していた。
これは、よくも悪くも「科学的に危なくないからやらせる」という理屈を超えているんだろうな。
つまり、子どもたちを放射能から守るためにやれることをやろうという姿勢の問題。
鈴木先生が言っている通りだったらそれでいい。何もなくてよかったね(それでもガンは増えるけれど)。
僕は予防原則に立って、やれることをやっていきたいと思う。
希望の砦プロジェクトにも興味あるが、余裕がないかな…。
今は新たに原発から直接大田原まで飛んでくる放射性物質はないようなのだが(原発付近から飛んでくる、はある?)、
今後は藤村さんが第2段階と言った、食べ物から放射線が検出される段階に向かう。
内部被ばくは避けられず、どれくらいまでに押さえるか、という話になっていくだろう。
そういった状況を、どのように迎えられるのか。
勉強はまだまだ必要だな。
間違った知識や、これはこう考えるべき、などあったら突っ込んでください。
僕も手探りで知識を得ているもので、いろんな部分を落としています。
ブログを読んでくださるみなさんと一緒に考えていきたいと思っています。
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今書いていて思ったのだが、鈴木先生は「先生」、藤村さんは「さん」と書いてしまう。
訂正しようかと思ったのだが、この方が個人的にしっくりくるのでこのままアップする。
>鈴木先生は
>「もう空気中に放射性物質はない」
>ととれる発言をしているが、
文科省と県のHPを調べましたが、
放射性降下物はほぼ終息したようです。
しかし、素人が考えたって
汚染されたグラウンドの砂は空気中に舞いますよね。
内部被ばくも、
地面に落ちてる核種と飲み込んじゃった核種の
どっちが危険かはわかります。
ファーストガンダムとザクが宇宙空間で戦うのと、
スペースコロニー内で戦うので
どっちが危険かって話です。
ファーストに付いて来れない人の為には、
使途に、
ジオフロントに侵入された場合の危険性で
分かると思います。
私は、せめて、
子供に牛乳飲ませるなって思ってる。
で、内部被ばくをジブリで説明するオーダーですか…
ん~。
>牛乳の話
予防原則にのっとって…ということですよね。
測ること、データを取ることは必須ですね。
今の世の人のためだけではなく、後世に生きる人のためにも。
僕はカリオストロみたことないんですよね(^_^;)
なので内部被ばくよりもむしろカリオストロのストーリーがわかる説明でしたwww