今日学童で放射線量を測定しました。
僕のいる学童は学校内にあり、遊び場が学校の敷地なので、学校の校庭も測ってみました。
これから用事があるので、取り急ぎ、数値報告します。
測定機材 ガイガーカウンター TERRA-P(ECOTEST社)
測定日時 2011年6月18日13:50〜15:20
測定場所 紫塚小学校校庭•中庭、紫塚児童クラブ内などおよそ30箇所
測定高さ 50cm
天気 雨
数値は全てマイクロシーベルト毎時
【紫塚児童クラブ】
保育室中央 0.14
保育室隅① 0.18
保育室隅② 0.13
プレイルーム 0.20
事務室 0.14
外、雨どい付近 0.48
外、渡り廊下 0.21
外、トイレ裏 0.30
【紫塚小学校】
校庭中央 0.30
馬跳び用タイヤ付近 0.27
築山土管の中 0.19
築山上 0.28
体育倉庫裏 0.37
体育倉庫脇トイレ内 0.15
旧校舎前砂場 0.25
中庭中央 0.30
うさぎ小屋裏 0.37
旧校舎裏雨どい①付近 0.88
旧校舎裏雨どい②付近 0.50
旧校舎裏雨どい③付近 0.37
渡り廊下脇 0.15
中庭U字溝上 0.37
ビオトープ前 0.32
理科室裏付近 0.23
ジャングルジム付近 0.32
ブランコ付近 0.27
鳥小屋脇 0.24
倉庫雨どい付近 0.34
体育館前 0.36
あくまでど素人がボタンの押し方だけ習って計測した値です。
でも高い数値に驚きました。
この数値をどう読み解くべきか、意見のある方はコメントなり、メールなり、リプライなりください。
星雅人

八木議員にも、感謝します。
星さんの測定により、「鉄筋建屋内の被ばく量は屋外の40%である」は伝説であると証明出来ました。初めての操作で測定値はどうあれ、割合については充分に語れます。はき掃除・ゴミ叩きは止めて、モップ・濡れぞうきん拭きにするのが宜しいかと?

ん。しかし、ざっくりと「1Gy/h≒1Sv/h」らしいので、nGy/hをμSv/hに計算し直して下記します。
◆2008年
モニタリングポストにおける空間放射線量率調査結果
栃木県保健環境センター(現宇都宮市・旧河内町内)
・最低値 0.030μSv/h
・最高値 0.058μSv/h
・平均値 0.034μSv/h

えると思います。その上でザックリ考えれば、病気を発症する可能性が10倍に増えたと思います。
ただ、元の数値がとても小さな値です。よって、普通に生活していれば、社会全体に子供の病気が増えたことにも気がつかないかも知れません。(気がつかない理由を述べると激しく脱線するのでここまでにします。)

京大 小出先生の講演により、現在50歳以上の男性の危険性は、30才の人が病気を発症する確率の1/30以下です。50歳以上で今後お子さんを作らない女性も同じです。 子供の危険性は、30才の人の3倍です。年齢が低いほど、放射線に対する感受性が強いです。

『この数値×24h×365』
で、危険性を考えるかも知れません。
しかし、大切なのは年間被ばく量なので、現在の数値は目安にしかなりません。重要なのは、線量の多かった時期にどれだけ被ばくしたかということです。しかし、今となっては放射性ヨウ素131の半減期8日は回数を積み重ね、その数値は不明です。大田原市民の累積による危険性は、この数値よりもはるかに高いと考えます。
コメントありがとうございます。
市でも独自で表土除去を決める、測定器を買うことを決める、など、動きが加速しましたね。
正直、市でどうこうできるレベルじゃない話もたっくさんあるのですが、
市でどうこうできるレベルの問題もたっくさんあるので、
そこに注目していきたいと思います。
>いま必要なことは、原発事故によって増加するであろう小さな確率を、限りなくゼロに近づける努力であると考えています。それが、今の子供、これから生まれてくる子供に対して、今の社会がとるべき責任です。原発を知ろうとしなかった大人の責任です。
本当にそう思います。