思考・態度

「放射線と人体への影響」聴いての感想や考えたこと。

地震後、毎日、新聞やテレビ、ラジオ、ネットなどのいろんなメディアから大量の情報の洪水にまみれて、そろそろ疲れてきた。みなさんもそうなってませんか?

15日に、福祉大で講演があったので聞いてきた。
内容をtsudaったものはこちら。大田原市・国際医療福祉大学共催講演会「放射線と人体への影響」

放射能の話は、聴くときに話し手の立場を考えてしまう。
テレビで専門家が「大丈夫です」といっていても、その人が原発推進派で今回の危機を過小評価してる、だとか。
その逆もしかり。原発反対派がこの機会に、とばかりに原発の怖さを喧伝している、とか。
ひとつのものごとについていろんなファクターがあって、それを出来る限り考慮して情報を得ようと思っているんだけれども、「普通の人」である僕がどんなにがんばったところでたかが知れている。
本当に知りたいのは、今普通に生活することにどれくらいのリスクがあるのか、だ。
今後原発に頼っていくかこうどうかは、もう少し後に話すことだと思う。
今回は、大田原市と福祉大の共催の講演ということで、あんまり政治的なうんぬんを気にしないでいいだろう、と思って素直に聴いた。

僕は、今回の話を聞くまでは「細かい数値までは分からないけれど、がんのリスクが多少高まるくらいだろう」と思っていた。というより、様々なデータや読み解き方を得ても、どこを軸に考えていいのかわからず、中間をとってコレくらいだろう・・・というような捉え方をしていた。
でも、講演をきき、話を信じ、明確な数値を受け入れて、それが自分が思っていたよりもずっと低い数値だったので、安心してすっきりした。
そうしたら、自分がいかに「わからない」「信じられない」という不安の中にいたかが分かった。
いろんな情報を得ても、どれを信じればいいのかがわからない時の心の状態は、情報をほとんど得ていない時の状態とほとんど同じか、むじろ悪くなるんじゃないかと思った。情報を“信じられた”ときに、初めて安心になれたり、すっきりした気分になれたりする。
この「安心」は別な面では危険なものなのかもしれないけれども、他にも考えなきゃいけないことがあると思うので、放射線についてはひとます「安心」することにします。

今回話を聴いて、いろんなことが整理できたのだけれど、知らなかったことがいくつかあった。

テレビで報道される放射線量は、場所によって計測方法が違う事。
数十年昔はこの3月と同じくらいの放射性物質の中で生きていたこと。

そういったことを知らないで、色々考えたってどうしようもないよなぁ・・・。
身も蓋もないことを言うと、一般人がこまごま考えたって、わからないんだと思う。
誰か信じられそうな専門家のことを鵜呑みにしてた方がいいのかもしれない。
僕は今回の講演で聴いたことをベースに放射線のことを考えていこうと思います。


あと、「放射能の胎児影響や二世影響はほぼないにもかかわらず、チェルノブイリの事故の時に欧州各国で堕胎が増えた。チェルノブイリによる一番大きな生命損失は堕胎。四半期の出生数が事故後急激に減少した」という話はなんだか恐ろしかった。

放射線の話とは若干ずれますが…
会場に行って思ったのは、若い人が少ないということ。
放射線は大人より、子どもに与える影響が多いという事なので、子どもを持つお父さん、お母さんは放射能の影響を気にしている人多い。
もっと来ていてもいいはず・・・。
子育て世代に伝わっていないのでは?
僕は母に当日突然誘われて行ったのだけれど、母は下野新聞に載っていた情報を見たとのこと。
回覧板でまわったりもしていなかったので、あとは人づてだったんでしょうか。
こういった情報を必要としている若い人に届ける方法はないのかな。
なんだかちょっとアンバランスな感じがしてしまうんです。

ちなみに今回の事故が起こる前も起こってからも、僕のエネルギーに対する態度はあまり変わっていません。
僕は多くの人と同じように原子力エネルギーや化石エネルギーから自然エネルギーに移行すべきとは考えていたけれども(そりゃそうだ。いうのは簡単)、日本が自然エネルギーのことに全然やる気だしてなくて他の国に遅れを取っていることなんかを知っていて、でも何も行動していませんでした。

今回のことで原発アレルギー見たいな反応している人って、原発の怖さを知らなくて、「なんでそんなもの使ってたんだ!」って怒っているのかな。
僕は原発の怖さをそれなりに感じていたのに、口に出して原発に反対したことはないし、それについて何の動きもとったことがないので、なんとなく居心地が悪い思いです。
Commented by 桜吹雪可憐 at 2011-04-18 10:14 x
 原子炉は、平時でさえ、人の命を犠牲にしないと動かない湯沸かし器なんです。その犠牲を多いと呼ぶか少ないと呼ぶかは、その人の考えや立ち位置によって変わると思うけれど、赤ちゃんを持つお母さんの友人は「この子の為に絶対許せない」って言ってました。星さんとはお会いして話がしたいね。
<URLは参考>
Commented by hoshimasato at 2011-04-18 22:22
>桜吹雪可憐さん

そうですね。多くの犠牲の上に立っているのが原子力発電だと思います。僕も原子力から移行すべきだと思っています。
会って話したいですね。
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by hoshimasato | 2011-04-18 00:56 | 思考・態度 | Comments(2)

大田原市議会議員、ほしまさと(星雅人)のブログ。子どもの味方、学童保育支援員、パソコン要約筆記者。大田原をより住みよいまちにするためのご意見募集中。→https://forms.gle/YNT9krbHtd1814LWA 公式LINE→https://lin.ee/lJee1XA


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