本の感想

2010年12月に読んだ本

12月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:2390ページ

神さまってなに? (14歳の世渡り術)神さまってなに? (14歳の世渡り術)
★★★☆☆ 「森達也がこういうテーマで書いたらこうなるんだろうな」を裏切らない、期待以上でもなく以下でもない本だった。こういう本が「フラットな立ち位置」でありえることが、日本の宗教観を表していると思う。やっぱり14歳が読むために作られている気はしない。
読了日:12月04日 著者:森 達也
生きる歓び (新潮文庫)生きる歓び (新潮文庫)
★★★★☆ エッセイのような小説二編。保坂和志の文体、やっぱり好きだな。田中小実昌さんの本も読んでみたくなった。死というものがお話を生産してしまう、という話と、真面目さの方向やあり方がわかっていないのは不真面目ともいえる、という話と、あとがきにある小説の書き出しの話が好きだったな。
読了日:12月04日 著者:保坂 和志
モニタールームモニタールーム
★☆☆☆☆ 中学生が山田悠介を読んでいると聞いて図書館で適当に借りてみた。アイデア一発勝負。それ以上ではない。閉鎖空間にいる人間たちを描けているとはとても思えない、雑すぎる。最後に違う作品で出てきたんだろう固有名詞を出して「こういうつながりがあるんですよ」っていう雰囲気とかうんざりしてしまったよ・・・。リアル鬼ごっこにも憤慨したけれど、これも・・・。相当な評判になる作品が出ない限り、もう山田悠介は読まないだろうな。中学の時なら赤川次郎を読むのと似た感覚で読めたのかも。
読了日:12月08日 著者:山田 悠介
おじさんあそびましょおじさんあそびましょ
★★★★☆ めっちゃ笑ったwほのぼのした海。見開きの右のページにアザラシとおじさんがいろんなことをする小島がある海があり、左にはカモメが飛んでいるだけの淡々とした海がある、という構図が絶妙。オチもいいなぁ。小学校低学年の頃、地域をうろうろしていたどういう人かもよく知らない外国人のおじさんと遊んだことを思い出した。
読了日:12月09日 著者:長 新太
新装版 もじゃもじゃしたもの なーに? (講談社の創作絵本)新装版 もじゃもじゃしたもの なーに? (講談社の創作絵本)
★★★★☆ 文字が一つもない絵本。でも「もじゃもじゃしたものなーに? 」といってページをめくった時に子どもがする反応をいろいろ想像してしまって、とても楽しい気分になった。
読了日:12月09日 著者:長 新太
ネコの目で見守る子育て―学力・体力テスト日本一!福井県の教育のヒミツネコの目で見守る子育て―学力・体力テスト日本一!福井県の教育のヒミツ
★★☆☆☆ 感覚的。日本一の理由を後付けしていないか・・・との思ってしまった。仮がこの本で書かれていることが理由だとしても、世の中の流れでどんどん変わってしまうことが多い。それに抗う形で”教育を守る”のかなぁ。うちの地域でも同じようなことしている、と思うことも多かった。どこでもやっていることなのか、意図的にどこからか持ってきたものなのか不明。
読了日:12月11日 著者:太田 あや
日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社プラスアルファ新書)日本は世界5位の農業大国 大嘘だらけの食料自給率 (講談社プラスアルファ新書)
★★★★★ 目からうろこ。何かを議論する際に、もっとも大切なのは、足元ですね。つまり、議論の前提となる知識や感覚。これで結論はどうにでもなる。なので「自給率が極端に低い」「食糧危機が起こるかも」「貧しい農家」などのイメージで農業や食料を語ってしまうことは、フラットな議論を阻害し現実とずれた結論に落ち着く結果になるのでは?バター利権、豚肉の差額関税、細かい部分でもいろいろ驚くことがありました。
読了日:12月12日 著者:浅川 芳裕
八日目の蝉八日目の蝉
★★★★★ 例えばひとつの事件があった時、テレビや新聞が語れない領域に踏み込むのが文学。2部の構成はそのことを強く意識させられる作りになっていたように感じる。「どうして私だったの?」という問いに答えながら生きていく被害者家族(1部で希和子に共感的になっているので、被害者家族という印象は薄れる)が、事件をどう受け止めて生きているのか、というところが興味深かった。でも正直いちばんぐっときたのは恵里菜が岸本と別れることを決めてからの1人語りの部分でした・・・全然この本の肝の部分ではないと思うんだけれど。
読了日:12月15日 著者:角田 光代
拝金拝金
★★☆☆☆ この本だけでは面白くないだろな。ある程度ホリエモンの動きとかに興味持っていないと・・・。小説の形にした意味が見えない。ノンフィクションにしちゃえばいいのに。
読了日:12月22日 著者:堀江 貴文
幸せを届けるボランティア、不幸を招くボランティア (14歳の世渡り術)幸せを届けるボランティア、不幸を招くボランティア (14歳の世渡り術)
★★★★★ この本はちゃんと14歳に向けて書かれている気がした。田中氏の関わった著作はいくつか読んでいるが、この本はとてもわかりやすいし、中学生が生活の中で抱えるであろう違和感に言及していると思う。ボランティアに行く前に、言っている人に、是非。
読了日:12月22日 著者:田中 優
いま、国語にできることいま、国語にできること
★★★★☆ 1部で子どもが現在おかれている状況、学校の状況などを語り、2部で教育、国語、国語教育などについて語っている。頷きながら読む部分が多かった。でも「生きる力を育む」と題された3章で失速、という印象。タイトルの『「生きる力」を考える』はどうなんだろう、あまりそこに深く突っ込めていない気がしてしまった。
読了日:12月24日 著者:森島 久雄
忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス忙しいパパのための子育てハッピーアドバイス
★★★★☆ こうしなきゃ、こうしなきゃ、と思うより、こう出来たらいいよね~という穏やかなビジョンを描くという上ではとてもいい本なんではないでしょうか。堅くなく、マンガを交えてで、とても読みやすい。今の子育て世代に届く本だと思います。ハッピーアドバイスシリーズは他の本も読んでみたい。
読了日:12月27日 著者:明橋 大二
スノーマン (児童図書館・絵本の部屋)スノーマン (児童図書館・絵本の部屋)
★★★★☆ 楽しさと切なさが両方。まぁ、雪だもんね。冬読みたくなる。
読了日:12月28日 著者:レイモンド ブリッグス
にっぽん地図絵本にっぽん地図絵本
★★★☆☆ 日本地図を楽しく解説してくれるような絵本。でもなんというか突っ込みどころ満載です。地元をぜひ見てみて。「これだけ?」ってところが多くて面白いから。
読了日:12月30日 著者:とだ こうしろう
ぼうしおばけは おばけじゃない (えほんのもり)ぼうしおばけは おばけじゃない (えほんのもり)
★★★☆☆ 語義矛盾残しているタイトル?wぼうしのちからで宇宙にかえるという発想、普通出てこないなぁ。いろんな帽子があって見てるだけで楽しい。
読了日:12月30日 著者:今井 弓子

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by hoshimasato | 2011-01-08 16:50 | 本の感想 | Comments(0)

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