僕はその街頭募金をきっかけに拘束心筋症を知った。
50万分に1人。それが拘束型心筋症の人の割合らしい。
50万人子どもが生まれたら、その中に1人くらいは拘束型心筋症の子がいる。
となると、1人や2人はそういう子がいる。
そういった子を救うためには、毎年毎年誰かが募金を集めなくてはいけない。
うーむ。
とすると、募金もさることながら、そういう子のところにお金が行くようになる仕組みを整えるべきなんじゃないのか。
でも、他の病気でもそれくらいのお金を出したら助かる人はいっぱいいるのかも。拘束心筋症だけ特別扱いは出来ないのかな?病気に限らず、同じお金使うなら救える命が他にもあるのでは?
そもそも、医療技術の進歩にしたがって、昔は死んでしまっていた人も生きられるようになったけれど、どこまでやるべきなんだろうか?(自分の身近な人がなってしまったら何としてでも助けたいと思ってしまうだろうから、そういう状況になる前に考えなくてはね)
と、まあそんなことをぐるぐると考えるわけです。でも細かく調べはしない。
その場ではよしきくんに助かってほしい気持ちはあるから、とりあえず小銭を入れる。
でもなんというか釈然としない気持ちがどっかに残ったままでいることになる。
続く