その理由を聞いてみると「子どもの遊びに体力的についていけないからだ」という。
(まあ、シルバー人材のみで学童をやっている地域もあるんですけどね…)
だが、いろんな昔遊びを知っていたり、工作や編み物が得意だったり、学童の中でまだまだ活躍できる場所がある人たちが学童から去ってしまうのはもったいない。
働いている層が同じ年代なので、似たような役割を求められてしまうという状況があるが、もっといろんな年代の人が入って、それぞれに適した役割分担を行えば、もっと高齢の層だっていられるようになるのではないか。
例えば、
若い人が遊びの中(特に外遊び)に積極的に入っていって、
中年層が学童の屋台骨として全体を把握しながらバランスをとって動き、
高齢者層は、室中での遊びやものづくりを受け持つ。
チラリとどこかで聞いたのだけれど、アメリカの保育では、年代別の役割分担をしたりするらしい(ずいぶん適当)。
多分違う言葉で説明されたと思うんだけれど、僕の中で勝手に納得してしまったので、僕なりの解釈でまとめると、
20~30代の指導員は、子どもと似た立ち場、共感的な役割。
40~50代の指導員は、子どもに厳しい立場、指導的な役割。
60歳以上の指導員は、子どもに優しい立場、受容的な役割。
こんな感じだったと思う。
それぞれが力を出せる場所で持てる力を発揮する。
そんな形の学童にしていけたらいい。
まあ、細かい話は置いておいても、子どちいきもたちもいろんな年代の大人と接しながらの方が、いい感じに育つ気がしません?
続く

様々な年代がいることはすごく良いことですよね。前のところは学生さんが入ってくれていたので、メリハリがついてきているかなぁ、という気がします。
ただ、20代30代がいないんですよね。
臨時職員さんで長く勤めている方もいますが(職員は異動があるので職員よりも長い)、今までのやり方でいいよ、見守っていればいいよ、というスタンスの方が多いような気がします。
親よりも年齢が上の方々の臨時職員と若い常勤職員との関係作りに悩む方、多いです。
ほしさんのところはずっと同じところに勤務できるんですよね?
良いなぁ…。
コメントありがとうございます。
>前のところは学生さんが入ってくれていたので、メリハリがついてきているかなぁ、という気がします。
やっぱり学生さんもいるといいですよね。
うちにもこれから学生ボランティアさんが来てくれるようになります。
今話を進めているところです。
>ただ、20代30代がいないんですよね。
状況は同じような感じですか・・・。
>親よりも年齢が上の方々の臨時職員と若い常勤職員との関係作りに悩む方、多いです。
これは学童に限らず、いろんなところでの課題でしょうね。
でも学童は特に「子育て経験」というファクターが入ってくるので、より難しい。
>ほしさんのところはずっと同じところに勤務できるんですよね?
良いなぁ…。
異動がないのは僕にとっては嬉しいですが、
地域全体でみると良し悪しですよ。
指導員の意識の差やスキルの差が学童に反映してしまうんです。
他の学童に行くとたくさんのものが見えますしね。
何より、いろんなことが「なあなあ」になる。
でもpirokoさんのとこはずいぶん早くかわってしまうようなので、それはどうかと思います。