子どもたちが安心して安全に過ごせる場所を作る、ということが学童の根っこなわけです。
都市部では事情が違うようだが、田舎の方では学童は選べるものではなく、ここだったら使える学童はここしかない、ということが多い。
なので僕も、ここが最終ライン、ここがダメならこの子の居場所がなくなる、そう考えるようにしている。
学童が安心して安全に過ごせる場になれなければ、不安な思いで親の帰りを待つ子を増やすことになる。場合によっては親が仕事を変えるか辞めるかしなくてはならなくなったりする。
(それを過保護だ、とする向きもあるでしょうが、それについてもまた別に書きたい)
安全な学童の研修は、比較的多い。安全って何?って話もしたいが、ここではいったん置いておく。
本題の「若い人も学童に」、ということに引き付けて安全という部分を考えてみる。
うちの学童ではないのだが、他の学童の話を聞くと、突然学童を飛び出しをしてしまう子がいる、といった話も聞く。何処にいったかわからないでは済まないので、そういった時には、とにかくまず捕まえてなくてはいけないこともあるだろう。
3年生の足の速さはかなりのもの。ちょっと出遅れたらもう見えなくなっちゃうなんて言うことも・・・。
体力ある若い人いたほうがよさそうではないですか?
だが、そういった部分は思い付きのようなもので、あまり強調したい部分ではない。そもそもその子にとって安心でストレスがたまらない学童になっていれば、飛び出すことにもならないのだ。
安心な学童については、子どもそれぞれに「学童に信頼出来る大人が一人はいる」というラインを確保していられるかどうかがとても重要だと思っている。
続く