読んだ本の数:10冊
読んだページ数:1829ページ
すいせん月の四日 (宮沢賢治のおはなし)
★★★★★ この作品初めて読んだ!かなり好きだ!カリメラのことだけ考えている女の子、ステキ。雪婆んごが来る前の「東の遠くの海の方では、空のしかけをはずしたような、ちいさなカタッという音がきこえ、いつかまっしろなかがみにかわってしまったお日さまの面を、なにかちいさなものがどんどんよこぎって行くようです。」とかもステキ。酔える物語。
読了日:09月03日 著者:宮沢 賢治,堀川 理万子
友だちをいじめる子どもの心がわかる本 (こころライブラリー イラスト版)
★★★★☆ 良書。イラストと簡単な言葉で、とにかく分かりやすく書いてある。いじめが発覚してからじゃ遅い、多くの大人が本書のような認識を持っていたらいじめも解決に向かうだろう。あとは子どもたちにいろんなしわ寄せが行っている世の中の状況を変えて、ストレスを減らしてあげること、昇華させてあげることが必要。。
読了日:09月06日 著者:
悪の教典 上
★★★★☆ この本は「好きな作家の新作が出た」という前情報しかないまま読んだので、最初は蓮実を普通の人だと思っていた。要領よく立ちまわっているなぁ、と思っていたら・・・。合理的に動く、という点においては、僕らと大した差はない。ただ、共感する力がない、モラルがないので、合理的、の幅が圧倒的に増えるんだろうな…。
読了日:09月06日 著者:貴志 祐介
悪の教典 下
★★★★☆ 一気読み。こんな展開になるのか!いやー前情報ないっていいなwバトルロワイアルを思い出した。すぐ映画化しそうな感じ。後半蓮実が連発する皮肉に苦笑。この作品自体が性善説によった学校というシステムにたいする皮肉のようなものだけれども。
読了日:09月07日 著者:貴志 祐介
世代間格差ってなんだ (PHP新書 678)
★★★★☆ こういったことをしっかりとらえて伝えて、いろんな場で話し合っていくことは必要だろな。ただ、こういう本を出してもなかなか動員されないところに俺らの世代の政治に対する無関心等の問題がある。俺はもっと「子どもの参画」を声高に訴えてほしいな。自分の生活を自分達で変えていく、それができるんだ、という実感に乏しい現代っ子。でもその実感なしに政治に参加なんてしないっての。奪ってきたのは大人。「自分達の生活は、自分達の手で変えられるんだ、変えていくんだ」そういう実感を持たせてあげなきゃ。
読了日:09月13日 著者:高橋 亮平,小黒 一正,城 繁幸
池上彰の政権交代がわかる!
★★☆☆☆ 政権交代について書いたものではなく、毎日小学生新聞の連載をまとめたらしい。「もともと小学生向けの解説ですから、小学校高学年なら十分理解できる内容になっています」と前書きにあったけど、小学生はほとんど理解できないと思った。まあ、僕の理解の定義が違うのかも・・・。「理解って何?」 まあ、「2009年前半、こんなことが世の中で問題になってたんですよ」って本だと割り切って読めばいいかも。
読了日:09月16日 著者:池上 彰
図解 フィンランド・メソッド入門
★★★★★ 入門書としてとても良いと思った。とにかくわかりやすかった。ミクシ?攻撃はとてもよいですね。学童でも塾でもどこでも使える。ってか、「ミクシ?」なしに民主主義なんて成り立たない。俺は質問魔で、質問が多い、といわれることがあったけれど、あれって「ミクシ?」だったんだよ・・・と、今なら言えるかな。
読了日:09月16日 著者:北川 達夫,フィンランドメソッド普及会
池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」
★★★☆☆ 読みやすかった。でも、「へえ!こんなことかかれてるのか!」とはならなかったな。「この本の中で書かれている資本論」に書いてあるような考え方って、もうある意味常識となっている部分があるような・・・それくらいマルクス主義経済学がある時代を席捲していたという事なんだろうか。
読了日:09月30日 著者:池上 彰
つきよのかいじゅう
★★★★☆ 爆笑!怪獣の正体やいかに!10年もかいじゅうをまっているカメラマンに感服。いつまでまつんだろうね。
読了日:09月30日 著者:長 新太
イマジン9―想像してごらん、戦争のない世界を。
★★★☆☆ 図書館で立ち読み。イマジンと9条を結びつけたのね。発想はおもろい。きっかけにどうぞ。
読了日:09月30日 著者:星川 淳,川崎 哲
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