日々買ったり使ったり消費したりするものの多くが世界のあらゆる問題とつながっていて、
どこの誰の不幸とつながっているやしれんので、何もできなくなってしまう。
「無限の責任をどこまで負わなくてはいけないのか」という倫理的な問題になるけれど
まあ、それはちょっと置いときます。
大体は競合店を「敵」みたいな感じにとらえて戦略を立てるといった雰囲気だったんだけれど、
どうもそれがうまくいかなかった。
周りの店舗のスタッフを敵と思えない。
だって偵察とか行くと、頑張りが手に取るようにわかるんだもの。
あっちはあっちの生活があって、それを守るために頑張っていたりするのかも。
自分は敵以上の努力をするんだ、って思っても、やっぱり「僕が頑張る意味は?」ってなってしまう。
売上が上がることでのインセンティブもあったので、
「自分がたくさんお金をもらうため」という目的だったら、シンプルなんだけどね。
でも、僕はそんなにお金要らないと思ってしまうんですよね。
あったら使うけどなかったら使わない(使えない)。
個人的に意味が見いだせないなら、大義が欲しくなる。
「『携帯電話を売る意味』ってなんなんですか?」
という問いを上司や同僚にしてみたんだけれど、
「携帯電話を売ること」そのものの意味について答えてくれた人は一人もいなかった。
ベンチャーだからということもあるのかもしれないが、
「会社が大きくなったときにすごいことをするため」
「自分が力をもったときに、すごいことをなすため」
先にある大きな野望のため、今は携帯を売る、なんです。
その野望自体はとても素敵なことばかりなんだ。
素敵なんだ。素敵なんだけどね。
ある店舗に、成績のいい派遣の人がいて、
インターンのときからいろいろ教えてもらったりして良くしてもらってたんだけれど、
その人の答えが一番響いた。
「携帯電話を手に入れることって他にはない喜びがあるね。」
シンプル。これ以上の答えはないと思った。
その人は携帯を何台も持っていて、本当に携帯電話に詳しかった。
携帯が本当に好きで、携帯の話ばっかりしていた。
そして、俺のいる場所はここじゃないな、って思った。
続く

〉という問いを上司や同僚にしてみたんだけれど、
星さんと職種は違え、
私は逆に上司に同じことを尋ねられたことが有りますよ。
その時に私がうる憶えの企業理念を答えたらば、上司から『自分が飯を食う為だ』と、言われましたね…。確かにシェア1位か敗北かの分野だったので、営利第一主義を叩き込むのも分かります。当時の私も、理想と現実のギャップに???でした。

携帯を売ることの話をすると、総務省さんの方針が変わった時点でおれだったら諦めてるかも。勝ち目ないから。
でも携帯ってまだまだ人間が気付いてない便利な使い方が秘められてる気がする。スマートフォンを見て「すごいな!」って思ったもん。今後携帯が進化したら、人間は家に帰る必要がなくなるかもね。iPodが家からCDとビデオの棚を追い出して、iPadが本棚を追い出した。コンピューターがどんどん家から物を追い出していって、そのうち誰かが気付くんだ。「家いらなくね?」
空想の種をくれてありがとうm(__)m
聴いてくれてありがと♪
これくらいならクランチって言うのかな。
俺は呼び方とかはよくわからんのでなかそんにきいてw
総務省の方針が変わった時点であきらめる人もいるけど、
立場的に諦められない立場の人もいる。チャンス!と思う人もいる。
「家いらなくね?」にはニヤリとさせられました。ふふふ。