パソコンを買ってネットをつなげたいとき、パソコンはパソコンで買って回線は回線で申し込みをしますよね。
固定電話もそう。本体と回線は別。
携帯電話は未だに、回線と本体がセットではありますが(というのも通信キャリアが本体を売っているからなんだけど)、
これで回線と本体が相応の値段になった。
すると、携帯はもちろん売れなくなる(今まで馬鹿みたいに売っていただけとも言える)。
ちょっと気になる、くらいで5万円もする携帯をころころ変えられる人なんてそういませんから。
で値段が高くなると、小さい携帯屋さんは量販店(ヤマダ電機とか、ケーズデンキとか、ビッグカメラとか)にはなかなか勝てない。
もともと仕入れ量で圧倒的な差はあったんです(だって全店分買うわけだから、数店舗しか経営していない店では仕入れ量では太刀打ちできない)。
多く仕入れると、もちろん安くなります。まとめ買いをすると安くなるのはどこでもいっしょ。
でも、今までは同じ商品をどっちもゼロ円で売ってたので、量販店でもお客さんが払う金額は同じ(ゼロ円、一円とか)で、店の取り分が違ったわけです。
それが、5万円と値段がつくことで、値引き合戦に突入する。
値引き合戦では小さい会社に勝ち目はない。
という様な流れの中で、小さい携帯ショップがガンガンつぶれていた時期に、
僕は小さい携帯ショップの店長をやっていた。
(小さいといっても、会社は数十店舗の展開をしていた。)
携帯を売らないといけない。
売らないと自分の給料も稼げないし、スタッフの給料も稼げない。
でも店に来る人の多くは、1円でも安い携帯電話を探しにくる。
(雑居ビルの5階まで携帯電話を買いに来る人は、そういう人が多い)
でも「そんなのは言い訳にしかならない、なんとかしなくては」
とキャリアショップと量販店を相手にいろいろ作戦を練ってやっていた。
続く

いろいろな意味で。。。
( ̄▼ ̄)ノ_彡☆ばんばん!
修羅場という感覚はまったくないですよ・・・。