思考・態度

「なんで学童の指導員をしているのか?その③」―4日目

「意味のあること」「ないこと」という二原論にとらわれていたのですね。
社会学は意味があって、文学は意味がないと思った。
(今その頃の自分と話せるなら、「意味のあること、ないことそのものを決めるのが文学」とでも言ってあげたい。
いろいろすっとばして話しているので、わかりにくいと思いますが、脱線するのでまた別の機会に。)

「若者は自分を説明してくれる言葉を探している」と僕は思っているのだけれど、
僕も多分にもれずそうで、社会学(特に若者論)がわかりやすいラベルをくれたのも大きい。
今ならば、社会学も一つの物語をつくるという意味では、文学の範疇だと思っている。

社会学的な視点で世の中を認識して自分がどう動くべきかを考える、って姿勢はこの頃身についた気がする。
(あくまで「社会学的」ね。しっかり勉強はしてない。)


ちょっと話は飛ぶけど、想像力の話をしたいと思う。
他者に対する想像力って、小さい頃から周りにいた人への想像力がベースになるんだろうけど、
やはり基本は家族から得ている気がするので、ちょっとだけ家族について語る。

うちは7人家族で、僕は5人兄弟の長男。
食べ物やおもちゃの取り合いでケンカは日常茶飯事だったし(今でもだけれど)、長男という立場上それぞれの言い分きいてしょっちゅう仲裁をしていた気がする。
両親は母親が父親より強いんだけれども(笑)、けんかをすると「働くことについて」「家事について(母はこういう言い方はしなかったけど、シャドウワークの話ですね)」「子育ての意味」なんかを考えさえられるような議論をしていた。

母の考え方で身についたフェミニズム的な考え方は、女性だけでなく、マイノリティーに対する視点に伸びていく。

「マイノリティーに対する視点」ということでは、中でも森達也の著作と映像には影響受けました。
森達也はオウム、死刑、部落問題、屠殺の問題などのいろんな事をテーマにしてドキュメンタリーをつくっているんだけれども、
他者の中に「自分みたいな人」が立ちあがってくる気がするのです。
これも脱線するのでまたの機会に。

それと、父親が新聞社に勤めていたこともあってジャーナリズムには興味があった(とはいえジャーナリズムうんぬんを父親が語ることを聞いたのは数えるほどしかないけれど)。
ジャーナリズムについての本も結構読んだな。言葉としては「第4の権力」くらいしかでてこないけれども、
僕の考え方に大きな影響を及ぼしている気がします。


続く
Commented by at 2010-05-21 05:55 x
序の口でしたw
まだまだ深そうですね♪

脱線しそうになる話も気になる!
Commented by 桜吹雪 at 2010-05-21 14:16 x
 星さんの思考回路の土台って、
文学よりも哲学っぽく見えるかも。

〉フェミニズム的な考え方は、
〉女性だけでなく、
〉マイノリティーに対する視点に伸びていく。

 どの分野のマイノリティーに思いが巡ったの。
後から出てくるのかな?
Commented by hoshimasato at 2010-05-22 21:22
>楓さん

どこまで続くか・・・
脱線しそうな話はまたいつか!
Commented by hoshimasato at 2010-05-22 21:26
>桜吹雪さん

書いておいてなんですが、
マイノリティーだけに限定されるわけではないですね。
弱者とされる人とか、被差別者とか・・・。

フェミニズムだったら女性。

森達也の著作だと、
オウムの人々、死刑囚、被差別部落の人。

別に差別受けてなくても、マイノリティーでなくてもいいのか。
要するに「苦しんでいる人」です。
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by hoshimasato | 2010-05-21 02:46 | 思考・態度 | Comments(4)

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