「おりがみ―ORIGAMI 4か国語テキスト」
ノアが出してます。
プロレスの団体じゃないですよ。
NOA=日本折紙協会です。
JOAじゃないところに「折紙は日本のものだ」って強気さを感じるのは俺だけ?
でも英語にして略しちゃうんだよなぁ。
origamiはフランス語の辞書にも載っている、とyoutubeでみたフランスの折り紙作家が言っていた。
日本の文化って日常生活から遠いものが多くて、
自信を持って「これぞ日本の文化!」って言えるものってあんまり思いつかないけれど、
折り紙はどこの幼稚園でも保育園でも学童でもやってて、日本の子ども達誰もが知ってる立派な文化だ。
インドネシア行った時、小さい子に会う機会があって、折り紙おってあげたらすごく喜んでくれた。
外国行く時は、折鶴だけでも覚えていくといいですよ。
この本の作品を全部折れるようになると、折紙講師資格がとれる。
折紙講師!なんじゃそりゃ。
NOAのHPによると、「講師を取られたあとは、折紙教室を開いたり、ボランティア活動で折り紙を教えたりするなど…」。
本当にニッチな市場しかなさそうw
上位資格に折紙師範、折紙上級師範というものもあるそうな。
「持ってる資格はなんですか?」
「折紙上級師範です。折り鶴を3秒で折れます。」
いいたいね~!w
資格とって荒稼ぎしようか。
それはともかく。
学童では、折紙折りたい子たちの入門として、この本はかなり良い。
理由は二つ。
・図だけで感覚的に分かる。
このテキストは日本語、英語、フランス語、スペイン語の4か国語で書かれているのだが、
文字を読まなくても大体絵だけでわかるように書かれている。
中には子ども向けっぽいのに漢字が普通に使われている本もあるしね。
・A4版である。
これが意外と重要。
なぜか折り紙の本って、A5版が多いんです。
でも、A5版だと子ども達が頑張って開いて押して癖をつけても、パタンと閉じてしまう。
だから子ども達がぎゅうぎゅう押すので、本が痛んですぐばらばらになってしまう。
A4だと閉じないし、何かおさえるものが乗せやすい。
この本の作品も最初から折っているんですが、15㎝×15㎝ではなく、7㎝×7㎝の折り紙で作っている。
紙に貼って、ファイルに入れてある。まだ途中だけど。


これを見て「これ作ろう!」ってなる子どももいる。
本に載っている写真や絵とはまた違った「作りたい!」を喚起させるようです。
子どもが折紙講師って面白いと思ったんだけど、16歳からしかなれないそうな。
残念。
級制度ってのもあるらしいけど…話が長くなりそうなのでこの辺で。
誰か一緒に折紙講師目指しません?w