読んだ本の数:26冊
読んだページ数:3166ページ

★★★★☆ 子どもの頃読んだ。ちょうちょを追いかけて、走る男の子。ちょうちょの形を利用した仕掛けもだけれど、それ以上に風景の移り変わり、男の子と気持ちの移り変わりがとても面白い。「きいろいのは ちょうちょ・・・じゃない。」2010年、最初に読んだ本。彼女の実家にて。
読了日:01月01日 著者:五味 太郎

★★★★☆ ここにでてくる真剣に頑張っている子どもも、自分たちなりの主張をする子どもも好きだけれど、愛のあるひねくれた大人が好き。そうなりたいんです。この校長は手本だな。髪型が面白い好校長だな。
読了日:01月01日 著者:宮川 ひろ

★★★★☆ やっぱり保坂和志はいい。物語って、語り手がいて語られる話が語られる意味を持って存在しているのだと思うけれど、そういったものがなくても「小説」は成り立つ。むしろそういう匂いが薄い方が、日常におけるリアリティを強く感じさせてくれるのかも。
読了日:01月01日 著者:保坂 和志

★★★★★ 昔何度も読んだ。児童向け冒険小説の最高峰。癖がありどこか間の抜けた動物たちが魅力的。「なんでそんなの持っていくの?」というものがひとつひとつ解決すると、気持ちよさを感じる。
読了日:01月02日 著者:ルース・スタイルス・ガネット,ルース・クリスマン・ガネット,わたなべ しげお

★★★★☆ 前回はわからなかったりゅうの性格がわかってくる。おっちょこちょいで適当な感じw「しりたがり病」は、カナリアにとって大変な病だな。王様が気になっていることを他のカナリアたちに言ってしまったとしても、カナリアじゃ宝を掘り出せないから結局みんな宝箱の中身が知りたくなってしまうので、知りたがり病はなおらない。俺もすぐに治癒はするけど、知りたがり病にかかってしまうときがある。
読了日:01月02日 著者:ルース・スタイルス・ガネット

★★★★☆ 兄弟の中でいちばんボリスがキレイな色をしていると思う。「ぼうけん」のときのように、何に使うかわからないアイテムを持って行って、それをつかってうまいことやる、って展開が好き。なんでこういうの好きなんだろ、俺。りゅうは絶滅危惧種。大丈夫かな。
読了日:01月02日 著者:ルース・スタイルス・ガネット

★★★★☆ 噂には聞いていて、初めて読んだ。すぐれたライトノベルだと思う。テーマが俺の興味と似ていた。世の中の一面をわかりやすく強調して書かれた国を渡り歩きながら、そこに深くかかわっていかない(いけない?)キノの感覚は、今の若者(って誰?)の感覚に近いと思うし。「大人の国」を1巻に入れたのがうまいと思う。キノは循環する。誰がキノであっても構わないし、キノになりうる。作品の評価とは関係なく、ラノベの文体は25歳の今読むのちょっときついな。
読了日:01月02日 著者:時雨沢 恵一,黒星 紅白

★★★☆☆ 小さい頃読んだはずなのに、この巻はほとんど覚えていなかった。かみなりさまなんて出てきたんだっけ?
読了日:01月03日 著者:寺村 輝夫

★★★★☆ 「ばかねえ。人間の病気をなおすんだから、おいしゃさんは、ネコやイヌにきまってるじゃない。たまには、リスや、ハムスターもいるけどさ。」こういったことがさらりと書ける寺村輝夫さんに感服。クフーパフッペ、といった擬音もすごい。たしかにホットケーキ焼く時ってそんなおとがしている気もする。
読了日:01月03日 著者:寺村 輝夫

★★★★☆ 内容全部というより、「読書感想文とはこういうものですよ」という基本姿勢がわかりやすく説明されているのがいい。固く入っちゃうと書けなくなっちゃうやね。
読了日:01月03日 著者:

★★★★★ 相変わらずの保坂節。付箋だらけになった。プレーンソングよりも、登場人物たちが話している内容に興味があるものが多かった。性欲とか恋愛とかって、保坂和志が書くと、こうなるのね。満足。
読了日:01月04日 著者:保坂 和志

★★★★☆ 昔から慣れ親しみ過ぎていて、いいとか悪いとかではなく俺の中での児童書スタンダードになっている本。シリーズ全部読みたいなあ。テレレッテ トロロット プルルップ タァー。
読了日:01月05日 著者:寺村 輝夫,和歌山 静子

★★★★☆ シンプルイズベスト。学童では子どもたちがこれを見て国旗を作っている。万国旗にしよう計画が進行中。僕も写してみました。アンティグア・バーブーダの国旗が好き。
読了日:01月05日 著者:戸田 やすし

★★★☆☆ 工場でシロクマにアイスを出されたときの「こんなに たくさんの アイスクリームの 中から、たったの ひとつだけ えらぶ なんて、 勉強より ずっと むずかしいと ダイスケは 思います。」がとてもいい一文。本当にそう思うよ。「○○(植物じゃないもの)の種」みたいなものが出てくる話って、何が一番最初なんだろ。結構古そう。俺がぱっと思いつく中では『エルマーのぼうけん』の、チューインガム。
読了日:01月05日 著者:立原 えりか,北田 卓史

★★★☆☆ サンタ役も大変なんだなぁ。全部手作りだし。「サンタ、もっくに任せてないで働けよ!」とは思う。もっくがほしかったのは、彼女だったのかな?そしてみんなはそれをしっていたのかな?
読了日:01月06日 著者:いわき たかし

★★★★☆ おとうさん、おかあさん、先生のだめな部分も見えていながら気を使って優しくしていたりする。子どもってこういう面もっているよね。あとがきの作者の思いには共感。ただ、今通信簿なくしたら相当問題になるだろうな。
読了日:01月06日 著者:宮川 ひろ