本の感想

2009年12月に読んだ本(2)


じぶんだけのいろ―いろいろさがしたカメレオンのはなしじぶんだけのいろ―いろいろさがしたカメレオンのはなし
★★★★★ やはり名作。彼女にプレゼントしたものを読んだ。
読了日:12月25日 著者:レオ・レオニ
詩の本詩の本
★★★★☆ 俺にとって打率3割いくかいかないかくらいの詩集。詩集や句集の中ではこれってめっちゃ高い打率なんだけどね。詩もさることながら、装丁が非常によい。久々に詩集を読んだけど、他では味わえない自由な精神の運動がある気がする。もっと詩集読もう。
読了日:12月25日 著者:谷川 俊太郎
半日村 (創作絵本 36)半日村 (創作絵本 36)
★★★★☆ 男の子の一つの行為が、山をも動かし、半日村は一日村になった。子どもたちがやっていることに、大人がついていくのがいいね。ただ、これを現代でやられるとブルドーザーとかになって、完ぺきな環境破壊w絵がとても素敵。
読了日:12月26日 著者:斎藤 隆介
どうするティリー?どうするティリー?
★★★★☆ 「ティリーとかべ」と同じ本だよね?タイトルは「ティリーとかべ」の方が好きだな。しっかり見ていないけどところどころ違うのかしら。比べてみたい。
読了日:12月26日 著者:レオ レオーニ
きょうはなんのひ? (日本傑作絵本シリーズ)きょうはなんのひ? (日本傑作絵本シリーズ)
★★★★☆ ほんわか、こころがあったまりますなぁ。出かけるときの女の子の表情がいい。友達にこういうことやられたことあるw最近友人もやられて、感動してたっけなw「金田一少年の事件簿」の金田一少年の殺人を思い出したw
読了日:12月26日 著者:瀬田 貞二
かえるとカレーライス (幼児絵本シリーズ)かえるとカレーライス (幼児絵本シリーズ)
★★★☆☆ ナンセンス絵本?くだらないけどわらっちゃうwこどものころ頃好きだった。カレカレカレー。そうきこえなくもないよね。
読了日:12月26日 著者:長 新太
もけら もけら (日本傑作絵本シリーズ)もけら もけら (日本傑作絵本シリーズ)
★★★☆☆ 面白い擬音語・擬態語(?)と絵で作られた絵本。「もこ もこ もこ」よりもこっちを先に知りました。子どもながらに「何これ?」と衝撃を受けた本。
読了日:12月26日 著者:山下 洋輔,元永 定正
ブルッキーのひつじブルッキーのひつじ
★★★★★ 「なにをよんでも めえ めえ めえ」ドツボにはまったw「みみのうしろを かいてやる。」の絵に愛を感じる。かよわいけどくっきりした線の絵と、谷川氏の訳した耳触りのいい言葉たち。
読了日:12月26日 著者:M.B. ゴフスタイン
あつさのせい? (日本傑作絵本シリーズ)あつさのせい? (日本傑作絵本シリーズ)
★★★★★ やはり好き。ぐにゃっとしたセカイ。あつさでゆがんだセカイ?
読了日:12月26日 著者:スズキ コージ
学童保育実践力を高める―記録の書き方・生かし方、実践検討会のすすめ方学童保育実践力を高める―記録の書き方・生かし方、実践検討会のすすめ方
★★★★★ 今までは暗黙知に踏み込めないところが実践の限界だと思っていた節があったが、大きな勘違いで、暗黙知に踏み込むために実践記録が必要なのだとわかった。三分割表や、記録の取り方の例は即使える。みんなでやる、ということをいきなり提案できるわけじゃないので、まずは自分がやってみてからだな。
読了日:12月26日 著者:住野 好久,中山 芳一
火の鳥 (創作絵本 37)火の鳥 (創作絵本 37)
★★★☆☆ あさの勇気で火の鳥は退治され、ききんは終り、銅の鉱脈も見つかって村は栄えましたとさ。めでたしめでたし。でいいのかなぁ・・・。やはり絵が好き。
読了日:12月27日 著者:斎藤 隆介
ごちゃまぜカメレオン―わたしといっしょにこのほんをつくったこどもたちへごちゃまぜカメレオン―わたしといっしょにこのほんをつくったこどもたちへ
★★★★☆ こどもたちのアイデアをエリック・カール氏が絵にしていったんでしょうか?子どものなかにある「合体」の思想はどこからくるんだろうかw
読了日:12月27日 著者:エリック・カール
博士の愛した数式 (新潮文庫)博士の愛した数式 (新潮文庫)
★★★★☆ 本屋大賞に選ばれるに足る、とてもよい本。あったかい気持ちで読めた。メメントでもそうだったんだけど、記憶が一定の時間しか持たない、ってことがどういうことなのかについての興味がすごく沸いてきた。
読了日:12月27日 著者:小川 洋子
がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)がたん ごとん がたん ごとん (福音館 あかちゃんの絵本)
★★★☆☆ ガタンゴトン。のせてくださーい。最初の乗客が哺乳瓶で、爆笑w赤ちゃん絵本だから、あかちゃんの身近なものや動物たちが出てくるんでしょうね。小さい頃何度も読んだけど、哺乳瓶とかで笑った記憶はないので、自然に受け入れていたんでしょうね。というより子どもたちは本当に自然にいろいろなものを受け入れているんだろうな。
読了日:12月29日 著者:安西 水丸
かみさまからのおくりものかみさまからのおくりもの
★★★☆☆ giftって言葉に才能って意味があるように、人一人の能力はかみさまからもらってるんですかね。
読了日:12月30日 著者:ひぐち みちこ
ミミとまみむめもウサギミミとまみむめもウサギ
★★☆☆☆ 女の子の脳内ファンタジー。ウサギの木札が動き出し、たんぽぽヘリコプターにのったり、エミューを飛べるようにしてあげたり・・・。「かいけつゾロリ」シリーズでおなじみの原ゆたかさんの絵ということで学童の子が持ってきました。読んだことないって言ってたけど。どうも、ついていけなかった。
読了日:12月30日 著者:吉田 比砂子
なしとりきょうだい (むかしむかし絵本 4)なしとりきょうだい (むかしむかし絵本 4)
★★★★☆ 教訓は、「ひとのちゅうこくは、きちんとききなさい」ってことですかね。3兄弟の3番目が活躍するケース。賢くもない、力もない、けれど純粋で正直。三男て、そんな書き方で書かれることが多いよね。イワンのばか、3びきの子ぶた、ヤンボウニンボウトンボウ・・・。長男としては、ちょっと悔しいようなうらやましいような。ぬまのぬしがナマズみたいですごく印象に残っていたのだけど、絵の方のあとがき読んだら、やっぱり珍しいみたい。蛇体が多いらしい。ささややまなしが行く道やとるべき行動を教えてくれるときの言葉が楽しい。
読了日:12月30日 著者:神沢 利子
くまとりすの おやつ (幼児絵本シリーズ)くまとりすの おやつ (幼児絵本シリーズ)
★★★☆☆ くまとりすの体の大きさの違いと、食べるいちごのりょうの違いを自然に受け入れている二匹。くまがりすにあげる、というような展開になるのかと思いきや、そのまま。とにかく自然体な二匹。「ちいさいんですからね」「おおきいんですからね」という言葉使いがステキ。
読了日:12月30日 著者:きしだ えりこ
あなたはだあれ (松谷みよ子あかちゃんの本)あなたはだあれ (松谷みよ子あかちゃんの本)
★★★☆☆ 「ワンワンワンではわかりません」と読んだときに、「わかるよ!犬だよ!」という子どもの自慢げ顔がうかんでくるようです。
読了日:12月30日 著者:松谷 みよ子
テーブルのしたテーブルのした
★★★★☆ 子どもの視点、子どもの気持ち、子どもの世界がよく書かれている絵本だ。らくがきを見つけた時のパパとママの反応がリアル。その後の対応が素敵です。
読了日:12月30日 著者:マリサビーナ ルッソ
だいちゃんとうみ (こどものとも傑作集)だいちゃんとうみ (こどものとも傑作集)
★★★★☆ いいなぁ。こんな夏休みを過ごしたいわ。絵の色使いが好き。
読了日:12月30日 著者:太田 大八
ポドケザウルスなんまいだ (きょうりゅうがやってきた)ポドケザウルスなんまいだ (きょうりゅうがやってきた)
★★★★☆ 笑った。新興宗教の始まり始まり・・・w話の内容とスズキコージの絵がいい感じにマッチしてます。語り手の男の子の語り口も好き。
読了日:12月30日 著者:舟崎 克彦
もういちどそのことを (おはなし広場)もういちどそのことを (おはなし広場)
★★★☆☆ ラストが・・・つかみにくいのだけれど、写真も、言葉もいい感じです。
読了日:12月30日 著者:五味 太郎,寺崎 誠三
ねむいねむいねずみはおなかがすいた (わたしのえほん 1)ねむいねむいねずみはおなかがすいた (わたしのえほん 1)
★★★☆☆ 絵がかわいい。森の中の絵って、ひかれるものがある。小さい頃にこの本を読んでいたから、中学の時村上春樹の本読んで「ねむいねむいねずみのひとか!」ってなったのを覚えている。
読了日:12月30日 著者:佐々木 マキ

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by hoshimasato | 2010-01-06 20:22 | 本の感想 | Comments(0)

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