安部公房「箱男」

実験的な作品だな、と思った。

箱の中に入ると落ち着いたり、外のものが等質に見えたりするってのはありそうだ。
社会的な役割や帰属を捨て去ったら自分てものが変質するのだろうし、そしたら見えるものに対する意味付けだって変わる。
俺らは、物に意味を与えることで物が持つ生々しさを、見ないようにしたりしてるのかも。
自分で言ってて抽象的過ぎてよくわからない・・・。
見る見られるの関係が、途中から書くか書かれるの問題にまで波及してメタ構造になっていくあたりからなんだかわかりにくい。
でも面白く読めた。
この本で発表とかしたくないなー。
ややこしいことこの上ない。
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by hoshimasato | 2004-12-01 01:29 | Comments(0)

元大田原市議会議員、ほしまさと(星雅人)のブログ。2023年春の栃木県議会議員選挙に出馬表明中。こどもの味方、学童保育支援員、パソコン要約筆記者。大田原を、那須野ヶ原を「誰一人取り残さない持続可能なまち」にするためのご意見募集中。→https://forms.gle/YNT9krbHtd1814LWA


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