自分の音楽のルーツを探る。
2004年 11月 17日
だから書く。朝の五時過ぎだけど・・・。
うちの家族はやたら車に乗っていることが多くて、いつも車の中でテープを聴いていた。
保育園に通う途中(40分くらい?遠かった)、祖父母の家に帰るとき。
車の中でいつも歌ってた。兄弟みんなで。うるさかったんだろうなぁ。
でも車の中で歌う事をとめられた記憶がない。
アニソン、童謡、ミュージカル、洋楽、いろんなテープがかかってた。
アニソンは、テープと本がセットになってて、本にアニメの一場面と歌詞が載っているやつ。
いまでも売ってるのかな?とはいえアニソンにアジカンの時代だからなぁ・・・。
みつばちハッチとか、三つ目が通るとか、サリーちゃんが入ってた。
ウインスペクターとかいうヒーローのも入ってたし、アニソンだけじゃなかったのかもしれない。
童謡はこれといった曲の印象が残ってないけど、「チューリップ」とか、「どうしてがへるのかな」とか「かくれんぼ」とか、みんな知ってるだろう曲が入ったテープだった。
小学校で「もみじ」って歌を習ったあとくらいから、兄弟でハモりはじめた。
♪あ~きのゆ~う~ひ~に~
♪あ~きのゆ~う~ひ~に~
ってやつ。あのハモりキレイなんだ。2人でやっても楽しい。
これも車の中でよく歌ってたな。
ハモりに目覚めたのはこの頃か。
とにかくテープがかかってたら上とか下に自分でハモりをつけるのが癖になった。
それがサビだけとかならいいんだけど、全部につけるから、その上音を外してることも多かったから、よく母親に「気持ち悪いからやめなさい!」って言われてた。
でも小声でハモってた。気持ちいい音でハモれるとふぁーってなった。
よくわからない描写だけどふぁーってなるのさ。
俺のハモり好きの原点。
ミュージカルはこんにゃく座という劇団の「森は生きている」をホントによく聞いていた。
これはCD3枚組みで2時間半くらいの長さがあるんだけど、きっと家族全員最初から最後まで歌えるんじゃないかと思う。
すごくいいミュージカルなんだ!
あと、人形劇団プークの「王様と魔法使いのチョモチョモ」のテープ。
王様シリーズは小学生のころ大好きだったし、この劇も歌がよかった。
このテープでは、A面の終わりにチョモチョモの役の人が「ありゃ、テープがなくなってきちゃった!続きは裏返して聞いてね!」と言うのだけど、そこまで兄弟全員で歌ってるような有様だった。
洋楽はビートルズとか、コステロがよくかかってた。
コステロの「SPIKE」はよく覚えてる。
「LET HIM DANGLE」という曲は兄弟で♪デデデデデデデデデデッデ♪って歌ってた。
英語わからなかったし、今でもわからないけど。
どうやら幼い頃の音楽は、親や兄弟つまりは家族と切っても切れない関係にあるということがこれを書いているうちに判明。