大田原市議会議員、ほしまさと(星雅人)のブログ。子どもの味方、学童保育指導員。「多様性」と「対話」を大切にし、ともに社会課題を解決する市政を目指し奮闘中。


by hoshimasato
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(ほしまさとメールマガジン「星の便り」 Vol.48 平成27年6月15日発行より)

【48号のまとめ!】~~~~~~~~~~~~
・話す、話す、話す、5月。
・タブレット導入、一問一答により、質問の個数が制限される?
・人は怠ける生き物、だからチェックが必要。傍聴に来ませんか?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

●話す話す話す、5月。
イベントや総会などが続く忙しい5月でした。
5月9日にはほしまさと議会報告会とミニワールドカフェ、
5月27日には那須野ヶ原青年会議所主催の「那須野ヶ原ワカモノトークセッション2015」、
5月31日には市民グループはっぱの会が主催の「ワールドカフェinおおたわら2015」と、
普段会わない人たちが集まってテーマについて話し合う、というイベントを
仲間達と一緒にいくつか作ってきました。
それぞれが抱えていた想いがつながり、新たなアイデアに育つ瞬間と出会えました。
まだじっくり振り返れていない、というのが正直なところなのですが、
いくつかの種はすぐに形にしていけそうなので、またみなさんにもお知らせさせていただきます。
イベントにご参加、ご協力いただいたみなさま、本当にありがとうございました。


タブレット導入、一問一答により、質問の個数が制限される?
本日15日から、6月議会がスタートします。
今回の議会から実質的に質疑の量が制限されるようになりました。
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今回から議案書の紙での配布が行われず、完全にタブレットのみで行われます。
事務局が親機を操作し、議員はそれに同期されてページがめくられていくのですが、
説明者に合わせてタブレットを操作するのに時間が多少かかるということで、
質疑を一問一答方式にするよう申し合わせがありました。
一問一答というのは、一つの質問だけして一つの答弁が返ってくる、という大変わかりやすい質疑・質問のやり方で、
議会改革推進特別委員会の中で私も質疑を一問一答にすべき、と主張してきました。
と書くと、いいことしかないように感じますが、
1議題に付き、3回の質疑という点は変わらないまま、一問一答を取り入れたことにより、
1回の質疑で3つのことしか聞けなくなってしまったのです。

ちょっと長くなってしまいますが、説明させてもらいます。
今までは、一つの議案に対し、説明を求めたい部分がたくさんあった場合、
星「Aの内容を伺います。
Bの内容を伺います。
Cの内容を伺います。
Dの内容を伺います」
と1回目の質問をします。すると、
職員1「Aについては○○です。Bについては○○です」
職員2「Cについては○○です」
職員3「Dについては○○です」
とそれぞれ答弁が返ってきます。

次が2回目です。
星「Aについては○○という懸念がありますが対応を考えていますか。
Dについては○○という説明がありましたが、○○の点をもう少し詳しく説明してください」
といった具合に、より深いことを質問できます。そして、
職員1「Aついては○○です」
職員3「Dについては○○です」
と答弁があります。

次が3回目です。まだ詳しく聞きたい点があったら出します。
星「すると、Aについてはこういうわけですか?」
と3度目の質疑をします。
職員1「Aについては○○と考えています」 と答弁があります。

上記が、これまでの流れです。
上記の例でも実質的に7つの質問をしています。
この「3回までの質疑というルール」に「一問一答方式」という方式を加えると、

1回目です。 星「Aの内容を伺います」
職員1「Aについては○○です」

2回目です。
星「Aについては○○という懸念がありますが対応を考えていますか」
職員1「Aついては○○です」

3回目です。
星「すると、Aについてはこういうわけですか?」
職員1「Aについては○○と考えています」 これで終了。

BCDについては一切聞けなくなってしまいます。
他市の例では、一問一答の導入と共に質疑の回数の上限を増やすか、
質問の時間の上限を制限する(一議案につき10分まで等)などするのですが、
その対応をしていないため、実質的に質問の量を制限するような形になってしまいます。

ほとんどの議案では、議場で3回の質問をすることはありません。
その後委員会にまわされて、そちらで詳しく調査することになっているからです。
私たちの会派、一誠会は4人いるので、4つの常任委員会でそれぞれ審査にあたれば必要な質疑はできます。

ですが、委員会に回されない議案もあります。
例えば、補正予算。
補正予算は、年度の途中に歳入歳出を増やしたり減らしたりするものなのですが、
数億円単位の予算が1議題としてあがってくることもあります。
大田原では、補正予算については、初日に説明を受け、3日目には採決があります。
説明を受けてから、中一日しか調査にあてる時間がないのです。

このような状況下では、3回の質問はとても大切なものです。
中の一日で調べたことや調べ切れなかった点を10個近い項目を挙げて質問していたこともあるのですが、
それが、今後は3つしか聞けなくなりました。
再質問で聞きたいことが出てきてしまったら3つも聞けなくなります。

裏では「質疑の質を上げるため」というのも今回の制限の理由であるかのような話もされました。
それは、数多くの質疑をしてきた我々の会派や、しっかり質疑をしている数名の先輩方の「質疑の質が低い」と言っているのと同じことです。
確かに、私たちの会派は一期生だけで組んでいるので、
先輩から見れば「質の低い」と思われる質問もしているのでしょう。
それでも、私たちなりの問題意識に基づいた質疑です。質疑の質をあげるよう努力もしています。
「質疑の質をあげる」というのならば、
先輩議員の皆様方にはまず「良い質疑」の例を議場でしっかりと示してもらいたい、と星は思います。
(きっちり質疑をする先輩議員も数名いらっしゃって、
その方たちからはたくさんのことを学ばせていただいています。)
まず質疑がそれなりの量が出てきて、それから「質の低い質疑はやめよう」とお互いが高めあっていける、
というのが理想の議会の形だと思います。

今回は会派代表者会議と全員協議会でこの運用の穴を指摘し止めるということができなかった我々の会派にも落ち度はあるので、
今回の議会ではまず会派で質疑を分けるなどの対応をし、
今後の議会ではしっかり議論が出来るよう、改めて働きかけをしていきたいと思います。


●人は怠ける生き物、だからチェックが必要。

今回の議会の一般質問では、星は下記の2つの質問を行います。

1、メールマガジンによる市からの情報発信について
(1)、安全安心メールの情報の拡充をしてはどうかと考えるが市の考えを伺いたい
(2)、安心安全メール以外にもメールマガジンを使った情報発信をするべきと考えるが市の考えを伺いたい
【質問の趣旨】
防犯情報などが流れる安心安全メールで警報などの気象情報をより詳しく知らせたり、消防車の出動情報を知らせたりすることでより市民の災害への意識を高めてもらうようにしてはどうか。
また、子育て情報、イベント情報や入札情報、広報の発行、市の動画のアップロードなどをお知らせするメールマガジンを整備して、メールアドレスを持っている市民に情報を発信してはどうか。

2、カワウの被害対策について
(1)、カワウによる被害実態の把握について伺いたい
(2)、今後のカワウの被害対策について、市の針を伺いたい
【質問の趣旨】
大田原市鳥獣被害防止計画の対象鳥獣にカワウが指定されているが、
被害実態の現状や軽減目標が示されていない。
地元の漁業関係者らと共に被害実態の把握を行い、市でも取りうる対策を実行していってはどうか。

18日の6番目で、早ければ14時頃から、遅ければ16時頃からのスタートになります。
一般質問もですが、是非とも22日、23日の委員会の傍聴に来てみませんか。
一人の傍聴者が委員会に与える影響というのは、実はとても大きいです。
見られている、という意識の中で、人は襟を正して物事にむかうようになるのでしょう。
私だって、メールマガジンやFacebookではいいことを言って、
議場では寝ているかもしれませんよ。
市政を議員がチェックし、議員を市民がチェックする。
そのようなサイクルの中で質の高い市政運営や議会運営がなされていくものと信じています。
それでは、6月議会、行ってきます。

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by hoshimasato | 2015-06-15 08:00 | 星の便り | Comments(0)