世の中の人を適当に10人集めて何かをやらせたら
2008年 02月 16日
出勤前に最後の面談があるとかで、早めに職場に行ったのだけど、面談始まってからいきなり音楽が流れ出して、ステージに同僚たちが現れて・・・。
つまりは、ドッキリでした。
一人一言ずつ言葉をもらったのだけど不覚にも泣きそうになった。
いろんなバイトをしたけれど、多作が一番暖かい職場だった。
そして一番バイト代が安い職場だったw
5年間様々なバイトをしてきました。
・イベントスタッフ(大規模のライブやコミケなど)
・しゃぶしゃぶ屋のキッチン
・スポーツジムのフロント
・パン工場
・派遣(ゴミ処理場、引越しは結構やった)
・手作り楽器教室の講師
・移動教室の指導員
・プールの指導員
・学童の指導員
・ライブハウス
・居酒屋
・コンビニ
そして今やっているインターン。
(何か忘れてないかな)
漠然とではあるけれど、世の中のどんなところでどんな人がどんな風に働いているのか見えて来た気がするよ。
いろんなことを感じ、いろんな視点を得た。
バイトの話だったら、いつまでもしゃべれる気がする。
何が一番大変だったのかね。
何が一番楽だったのかね。
やることがないことは辛いね。
やることがないって、本当はありえないんだけど、「これだけをやってくれればいい」という枠を誰かに決められてしまうと、やることがなくなるのだね。
すると時間が立つのが極端に遅くなる。
時計を見ているくらいしかすることがなくなると、時計って動かなくなる。
バイトって時間を売ってお金に換えることだとよく言うけど、俺は貧乏性なのでお金以外のものも大量に得てきた自信がある。
あと一つ、状況が変わらないことも辛い。
たぶん人って今日より明日が素晴らしいと思って生きてるはず。そのために努力をする。
でも与えられる労苦が変わらず、もらえる賃金も変らなかったら、きっと頭の回路のどこかを遮断して自分の感覚を麻痺させて、労苦に慣れるのだと思う。
でも、俺にとって仕事の内容の大変さは本当の大変さではない。
この状況を打破するためにどうすればいいかが見えているのに、それをすればみんなが笑えるようになるのに、それができないことだ。
なぜ出来ないか。
権限がないから。責任をとれないから。
俺だったら、もっとうまくやれるのに。って思うことは多かった。
まあ、俺がやっても誰かは「俺だったら、もっとうまくやれるのに。」って思うのだろうけど。
世の中の人を適当に10人集めて何かをやらせたら、大抵のことにおいて俺は2番か3番でやりとげる人間だろう。
過信でも謙遜でもないと思うのだが、周りから見てどうだろう。
俺は、このことを忘れないで生きていきたいと思う。
バイトの話はラジオでもまたしたいな。
おやすみ世界。