大槻ケンヂ「リンダリンダラバーソウル」
2006年 09月 26日
その頃読んだ末井昭の本の中に、青春についてのそんな一文があった。言い当てられたようで、きっつい言葉であった。声に出してみると、深い井戸の底をのぞくようなやり切れない気持ちに襲われた。
と大槻ケンヂの「リンダリンダラバーソウル」に書かれていた。
思わず原典にあたらずブログに孫引きしてしまうほどきっつい言葉であった。
また、
ロックというのは根本的に「俺のことをよくわかってくれ」という音楽であるわけだから、
という一節があった。
「ロック」という言葉は極めて便利な言葉になっていると思う。
そして大槻のいうロックもきっと便利な使い方の一つで、“正しい”とは思わない。
ただ、大槻のいうロックは自分がやろうとしている音楽と似ている気がした。