日常

夏が終わる・・・その1

またひとつ夏が終わる 音も立てずに♪ byスピッツ「夏が終わる」

夏の終わりには、必ずこの歌を口ずさんでしまいます。
気づけば9月。栃木は窓を開けて寝られなくなります。
7、8月、まともにブログを書いていなかったので、ざっと近況報告をしたいと思います。
といっても、あったことと、それについて考えたことをちょろっと書いただけでもめちゃくちゃ長くなりそうなので、
毎日、ちょっとずつ書いていこうかな。

まずは、7月のことから。

7月の上旬に、老人ホームとデイサービスセンターが一緒になったような施設にいって、
60~100歳くらいのおじいさんおばあさんの前で歌ってきた。
曲は「川の流れのように」「少年時代」「上を向いて歩こう」なんかを準備していったのだが、
終わってからあるおじいさんに「私らはもっと古い歌ばっかり歌ってっからな」と言われた。
帰ってから調べてみると、「上を~」こそ63年ですが、「川の~」は88年、「少年時代」なんてもう90年代に入ってからの歌。
俺にとっては、生まれたときにすでにあった歌は、もう全部古い歌だと思ってしまっているところがあるけれども、
「90年代のJPOPの変遷」なんてどころの騒ぎじゃない、半世紀以上の日本音楽史を体感してきている人たちにとっては、
「川の流れのように」や「少年時代」を「最近のちゃらちゃらした音楽」見たいな感覚で捕らえている人もいるんではないかと思うと、
それを「喜んでくれるだろう」と思っていって軽い気持ちで持っていった自分が愚かに思えた。
俺等の世代で知っている最も古い歌って何だろうかと考えると、童謡や唱歌になるんだろう。
持っていった曲で一番古いのが「夏の思い出」で49年。戦後の復興期に歌われていた歌だったのですな…。
面白いので、俺が知ってて古そうな歌をウィキペディアで調べてみると、
思いついた中で、一番古い歌は国家「君が代」、そして「ねんねんころりよ」の子守唄。
両方、江戸時代(笑)
これなら、さすがに、おじいさんもおばあさんも全員生まれる前の曲だ。
でもこれ施設で歌うのはないよなぁ…(笑)
国家はともかく(何かがとんでもないことが起きそうだ)、
孫やひ孫くらいのガキに子守唄を歌われても、って話だよね。

そして、下旬には、子育て相談センターという場所で歌ってきた。
子育て相談センターというのは、幼稚園に入る前の子どもたちとそのお母さんたちの集いの場で、
井戸端や公園の代わりになる場所です。
入園や入所するわけではないので、いつでも好きな時に来て、好きな時に帰っていい。
子育ての先輩になる職員さんもいるので相談もできるし、同じくらいの年の子を持つお母さんとのつながりもできる。
今多いといわれている孤育てにならないようにしよう、ということなんでしょう。
(脱線しますが、子育てをしていく上で使える、県や市が準備したサービスは結構あるんだけれども、お父さんお母さんたちにその情報があまり届いていない。
日々の忙しさの中ではきびしいのかも知れないけど、子育てをするときは県や市の広報誌は読むべし。
ネットワークができれば誰かが教えてくれるだろうし、助けてくれる人が身近にいる場合使わなくてすむサービスも多いけど。)
行った日は0~2歳の子が8人いた。
怖がってお母さんから離れない子もいるし、恐れずにギターを叩きにくる子もいる。
俺は「ぞうさん」「ポニョ」「さんぽ」「アンパンマンのマーチ」などを歌った。
ジブリは鉄板ね。みんな歌えるもん。
お礼にアンパンマン体操を見せてくれました。かわいすぎる。
自分はいつまでも子どもに近いつもりでいるけど、俺より年下のお母さんも来ていたりする。
いつの間に大人になったんだかなぁ。

25歳の歌うたい。
下は0歳から、上は100歳まで。
いろんな人の前で、いろんな曲を歌っていきたいです。
暇と足さえあればどこでも行くんで声かけてください。

明日は、「僕らのまちのウォークラリー」について!
乞うご期待!
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by hoshimasato | 2009-09-03 00:39 | 日常 | Comments(0)

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